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点検調書を読み込むだけで損傷原因の分析・最適補修工法の策定・品質検証まで自動化。八千代エンジニヤリングが生成AI活用の「橋梁補修設計支援ツール」を開発し特許出願
八千代エンジニヤリングは2026年4月22日、生成AIを活用して橋梁の点検調書から損傷原因の分析・最適な補修工法の自動策定・品質検証を行う「橋梁の補修設計支援ツール」を開発し、特許を出願したと発表した。
橋梁の補修計画・補修設計は、損傷原因の推定に加え橋梁の諸元・環境条件・将来の利用計画などを考慮した上で最適な補修工法を選択するという高度な専門性を要する業務だ。
従来は技術者の経験・知見に依存していたため、担当者の習熟度によって工法選定が異なったり損傷の予兆を見落とすといった品質のばらつきや手戻りが生じていた。
また近年の電子化により収集される点検データは膨大な量となり、その精査には多大なコストと時間がかかることが特に複雑な構造の橋梁での技術者負担として課題となっていた。
本ツールは生成AIによる補修設計の標準化・効率化により、若手技術者でも熟練技術者と同等の高品質なアウトプットを出せる環境の構築を目指している。
全国約73万橋のうち建設後50年以上が2029年度に約54%に達する見込みの中、技術者不足と点検・補修設計の生産性向上という業界全体の課題解決への貢献が期待される。
担当技術者の習熟度による品質のばらつきと膨大な点検データ精査の工数という2つの課題を同時解決
橋梁の補修計画・補修設計は、損傷原因の推定に加え橋梁の諸元・環境条件・将来の利用計画などを考慮した上で最適な補修工法を選択するという高度な専門性を要する業務だ。
従来は技術者の経験・知見に依存していたため、担当者の習熟度によって工法選定が異なったり損傷の予兆を見落とすといった品質のばらつきや手戻りが生じていた。
また近年の電子化により収集される点検データは膨大な量となり、その精査には多大なコストと時間がかかることが特に複雑な構造の橋梁での技術者負担として課題となっていた。
熟練技術者の知見をデジタル化し若手でも高品質なアウトプットを実現。インフラ維持管理の生産性向上へ
本ツールは生成AIによる補修設計の標準化・効率化により、若手技術者でも熟練技術者と同等の高品質なアウトプットを出せる環境の構築を目指している。
全国約73万橋のうち建設後50年以上が2029年度に約54%に達する見込みの中、技術者不足と点検・補修設計の生産性向上という業界全体の課題解決への貢献が期待される。
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建設土木のICT活用など、
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