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デジコン編集部 2025.1.2

丸形と角形を融合したショベル。「浅香工業(大阪)」が災害復旧用の2way仕様を発売

大阪の浅香工業株式会社は、掘る・すくうの両機能を1つに統合した「金象 2wayショベル P柄」の販売を2024年12月より開始すると発表した。



土砂やガレキ撤去を1本で効率化


新型ショベルは、丸形ショベルのラウンドフォルムと角形ショベルの平らなすくい面を組み合わせた形状を採用している。


土刺しの良さと、土砂やガレキを効率的にすくえる機能を両立し、災害現場での道具の持ち替えを不要とした。

復旧作業でのボランティア利用を想定し、足踏み部を幅広に設計し、重量も1.3kgに抑えている。


コンパクトな全長により、室内や床下での土砂除去作業にも対応可能である。

360年の歴史を持つ国内メーカーが開発


浅香工業は1661年創業の老舗で、1893年に日本で初めてショベル・スコップの国産化に成功した企業である。

近年の災害頻発を受け、重機が入れない場所での初期復旧作業に対応する新型ショベルの開発に取り組んだ。

国内シェアNo.1のショベルメーカーとして、災害復旧現場のニーズに応える製品開発を進めている。


参考・画像元:浅香工業株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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