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デジコン編集部 2024.12.30

大林組、20t級バッテリーショベルを国内初導入。バイオ燃料発電機で充電しCO2排出ゼロを実現

大林組は2024年10月、20t級のバッテリー式油圧ショベルを国内で初めて建設現場に導入し、100%バイオディーゼル燃料による発電機で充電を行うと発表した。

商用電源のない現場でもカーボンフリーを実現


首都圏のトンネル建設現場に導入された本システムは、10時間の充電で約4.5時間の連続稼働が可能である。

従来の軽油式油圧ショベルと比較して、1日あたり約220kgのCO2排出量削減を実現した。

年間では約53トンのCO2削減効果が見込まれる。

商用電源が確保できない山間部などの建設現場では、バッテリー建機の充電に発電機が必要となっていた。

従来は発電機の燃料に軽油を使用していたため、充電時のCO2排出が課題であった。

今回の取り組みにより、充電を含めた建機稼働時のCO2排出量ゼロへの道筋が示された。

大林組は今後も様々な建設現場でGX建設機械の導入を進め、脱炭素社会の実現を目指す。


参考・画像元:株式会社大林組プレスリリースより
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