大林組とKDDIスマートドローンは、能登半島地震で被災した石川県輪島市の国道249号啓開工事において、自動充電ポート付きドローンによる遠隔監視システムを導入した。
本システムは、東京のオフィスからドローンを遠隔操作し、Starlink経由で撮影データをクラウドに送信する。
取得データから3次元モデルとパノラマ写真を生成し、約3kmに及ぶ工事現場の状況をデジタルツイン化している。
従来の現場作業員による計測と比較し、現場監理業務を約80%削減することに成功した。
9月の能登豪雨の際にも本システムを継続運用し、被害状況の迅速な把握に貢献した。
(ドローンで取得した能登豪雨前後での現場状況の変化)
緊急時の運用にあたっては、石川県災害対策本部および国土交通省大阪航空局との事前調整を経て実施された。
今後は、取得データを建設機械の自動施工にも活用することを検討しており、建設現場のデジタル化をさらに推進する方針だ。
最新技術による現場管理の効率化
本システムは、東京のオフィスからドローンを遠隔操作し、Starlink経由で撮影データをクラウドに送信する。
取得データから3次元モデルとパノラマ写真を生成し、約3kmに及ぶ工事現場の状況をデジタルツイン化している。
従来の現場作業員による計測と比較し、現場監理業務を約80%削減することに成功した。
災害対応での実践的活用
9月の能登豪雨の際にも本システムを継続運用し、被害状況の迅速な把握に貢献した。
(ドローンで取得した能登豪雨前後での現場状況の変化)
緊急時の運用にあたっては、石川県災害対策本部および国土交通省大阪航空局との事前調整を経て実施された。
今後は、取得データを建設機械の自動施工にも活用することを検討しており、建設現場のデジタル化をさらに推進する方針だ。
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