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デジコン編集部 2024.9.30

工事現場の常識を覆す新型カラーコーン「Dual Cone」登場! 省コスト・省力化・省スペース化を一挙に実現

京都の建設機械レンタル会社、明成車輌株式会社が、工事現場の課題を劇的に改善する新型カラーコーン「Dual Cone(デュアルコーン)」を開発し、2024年10月1日より販売を開始すると発表した。

この革新的な製品は、従来のカラーコーンと単管バリケードの機能を一体化させ、工事現場の効率性を大幅に向上させる可能性を秘めている。

カラーコーンと単管バリケードの融合


Dual Coneの最大の特徴は、カラーコーンと単管バリケードの機能を1つの製品に統合したことにある。

これにより、工事現場での作業効率が飛躍的に向上すると期待されている。従来、カラーコーンは軽量で簡易な規制に使用される一方、単管バリケードは重量があり設置に手間がかかるものの、より厳重な規制が可能だった。

Dual Coneは、これらの長所を併せ持ちながら、それぞれの短所を補完する画期的な設計となっている。

特筆すべきは、バリケードの設置に工具を必要としない点だ。専用クリップを用いることで、素手での迅速な設置と解体が可能となり、作業時間の大幅な短縮が見込まれる。

また、軽量設計により、女性を含む多様な働き手の活用も促進されると期待されている。

安全性と利便性の両立


Dual Coneは、軽量化を図りつつも安全性を確保するため、独自の重量バランス設計を採用している。「起き上がり小法師」の原理を応用し、バーウェイトを用いることで系全体の重心を下げ、転倒リスクを最小限に抑えている。


さらに、専用の単管「Dual Bar」も開発中であり、軽トラックでの運搬を考慮した設計となっている。これにより、狭小現場への搬入や、大型車両の運転が苦手な作業者の負担軽減にもつながる。

明成車輌株式会社の三宅将喜代表取締役は、「Dual Coneの開発は、建設業界が直面する人材不足や作業効率化の課題に対する我々なりの解答です。この製品を通じて、より安全で効率的な工事現場の実現に貢献したい」とコメントしている。

Dual Coneは、同社が運営するECサイト「MS HOSO SHOP」にて10月1日より販売が開始される。建設業界の働き方改革や生産性向上が叫ばれる中、この新製品が業界にどのようなインパクトを与えるか、今後の展開が注目される。



参考・画像元:明成車輌株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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