セーフィー、ベトナムに現地法人を設立。建設業や製造業の現場DXを推進

クラウド録画サービスでシェアNo.1を誇るセーフィーは、ベトナムに新たな現地法人「SAFIE VIETNAM CO., LTD.」を設立した。

これにより、製造業や建設業における現場の業務効率や品質、安全性の向上を目指しDXを推進していく。

セーフィーは「映像から未来をつくる」をビジョンに掲げ、クラウド録画サービス「Safie」を通じて遠隔監視や異常検知、予測分析などのソリューションを提供し、さまざまな産業で現場の効率化を実現してきた。

ベトナムは東南アジアの中でも安定した経済成長を遂げており、製造業がGDPの大きな割合を占めるが、人手不足が深刻化している。セーフィーは、ベトナムにおける現場ソリューションの提供を開始し、日本のユースケースを応用したデジタルツールを提供。日系企業を中心に、品質や安全性の向上に寄与することで、ボーダーレスな現場DXを進める計画だ。

SAFIE VIETNAMでは、現地カントリーマネジャーを配置し、顧客サポート体制も構築している。SAFIE VIETNAM CO., LTD.代表を務める吉野翔貴氏は、「今後、サプライチェーン全体にわたり、映像サービスを提供し、1つのプラットフォームとしての役割を果たしていきたい」と語っている。

ベトナムの現場における業務効率化や進捗管理に貢献するだけでなく、将来的にはグローバル市場への展開も視野に入れている。