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デジコン編集部 2024.5.23

クボタ環境エンジニアリング、四足歩行ロボットで下水処理場点検の実証実験

クボタ環境エンジニアリングは、2024年5月から四足歩行ロボット等を活用した自動巡回点検に関する実証実験を、群馬県利根備前島水質浄化センターで開始したことを発表した。

上下水道施設や排水機場などの社会インフラ施設の多くは、高度経済成長期に整備されたことから老朽化が一斉に進行しており、適切な維持管理が求められている。

また、人口減少に伴い労働力不足が進む中、人員確保が大きな課題だ。

人手による点検や作業記録、紙資料での管理が多い現場では、業務の効率化や熟練作業者が持つノウハウの伝承が困難になっており、AIIoTなどICT技術を活用した業務の省力化や省人化、標準化が求められている。

今回の実証では、四足歩行ロボットやドローン、定点カメラにより巡視点検箇所の点検データを自動で取得・記憶し、四足歩行ロボットらの巡視点検業務の省人化・省コスト化の効果検証をしていく。

上下水道施設管理業務のデータを一元管理する同社の総合プラットフォーム「KSIS BLUE FRONT」も併せて活用する。



参考・画像元:クボタ環境エンジニアリングプレスリリース


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デジコン編集部

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