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デジコン編集部 2024.5.22

ライカ ジオシステムズ、一人称視点の移動体ハンディスキャナーの販売を開始。歩きながら周囲を3D計測

ライカ ジオシステムズは、手持ちで歩きながら3Dデータを取得する最新の移動体計測機Leica BLK2GO PULSEを国内で発売開始した。

BLK2GO PULSEは必要なものを、必要なときに、自分の視点と同じように3Dデータを取得する一人称視点のハンディスキャナーで、屋内の点群データ取得用に設計されている。

360度すべてを連続的にキャプチャするのではなく、必要なものだけをキャプチャすることができる。また、先進のリアリティキャプチャテクノロジーによって、スキャン中にスマートフォンに完全カラー化された高精細点群データを送信し、後処理なしで即座に現場で確認できる。

そのため、一般消費者から点群を取り扱っている測量のプロまで、幅広いニーズに応えることが可能だ。

BLK2GO PULSEには、Hexagonグループの技術であるGrandSLAMとソニーセミコンダクターソリューションズのデュアルソリッドステートToFセンサーの融合によって構成されているPULSEテクノロジーという新技術が採用されている。

これにより、シームレスなデータ取得と処理ワークフローを実現し、データ取得から結果提供までの時間を短縮。

また、BLK Liveアプリと組み合わせることで、リアリティキャプチャソリューションにまだ馴染みのない新規ユーザーでも簡単に使用できる。

2024年5月22日から24日まで幕張メッセで開催されるCSPI EXPO(建設・測量生産性向上展) 2024のライカ ジオシステムズ(屋内:3ホール09-40、屋外:OD-15)で、実機を展示する。

BLK2GO PULSE 主な特長


  • PULSEテクノロジー搭載:データの収集速度が向上し、同時にデータ処理時間が削減
  • ハンディ型画像技術での最高性能:最先端のアルゴリズムや高速データ処理能力、無線デバイスはLiDAR,画像、エッジコンピューティング技術を活用し、驚異的な精度で3Dデジタルツインを作成
  • 考え抜かれた柔軟性と効率性:部屋単位から物件全体まで、あらゆる対象物の周囲を計測することができ、空間環境を簡単に記録することが可能
  • 直感的なユーザーインターフェース:点群データをリアルタイムで視覚化し編集することが可能





参考・画像元:ライカ ジオシステムズ プレスリリース
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デジコン編集部

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