コラム・特集
現場体感ゲーム『コンストラクションシミュレーター』で、建設のこと、もっと気軽に楽しく学ぼう!
アーケードや家庭用ゲーム機、今ではスマホやタブレットなど、様々なプラットフォームで楽しむことができる、いわゆるコンピュータゲーム。もはや子どものおもちゃというイメージはなくなっており、老若男女、誰もが楽しむことができるソフトも数多く出ている。
そうなると、建設好きとしては建設ゲームって無いのかな?と気になるところ。本記事建設現場シミュレーションゲームを紹介。教科書や書籍で学ぶよりも、楽しく気楽に建設業界を知ることができる。
国内唯一と言われる「建設現場」シミュレーションゲーム、
数あるジャンルの中でも根強い人気を誇っているのが、シミュレーションゲームだ。一言でシミュレーションゲームと言っても、その種類は多岐にわたっている。街を作ったり、サッカーのクラブチームを経営したり、戦国武将となって天下統一を目指してみたり、とにかくさまざまなテーマがある。
珍しいものでは、トラックの整備をするものや、自動車教習所で教習を受けるもの、手術シミュレーションなるものまである。一般的に受け入れられやすい設定のものから、極端にマニアックな設定のゲームが存在しているのも特徴の一つだろう。とは言え「建設ゲーム」と言い切れるものはなかなか少ない。
都市経営というジャンルを確立した「シムシティ」や、世界的大ヒットになった「マインクラフト」も、ある意味、建設ゲームのようにも思われるが、単位が街であったり、ファンタジーに近い世界観だったり、純粋に建設現場をシミュレーションしているとは言い難い……。他にもビルオーナーになって建築・改修などをするゲームもあるが、どちらかと言えば不動産、もしくは経営がテーマだろう。
そこで今回紹介するのが、建設現場を体験できる、その名も「コンストラクション シミュレーター」だ。
Nintendo Switchパッケージ専用ソフト「コンストラクション シミュレーター」は、建設会社を大きくするだけの単なる経営・育成ゲームではなく、現場で建機を操作することができる生粋の建設シミュレーションだ。プレイヤーは建設会社を経営し、工事の仕事を請け負い、遂行する。報酬を得て、より大きな機械を購入。
そしてさらに大きな仕事を請け負い、事業を拡大していくという流れだ。大型クレーン車、ブルドーザー、ショベルカーなど、子どもの頃に憧れた「はたらく車」を駆使して、整地し、組み上げ、道路を作る。
小規模な庭工事から始まり、戸建て、マンション、高層ビル、鉄道用の橋や運河の補修など数々の工事現場を完成させていく。
しかも「キャタピラー」や「リープベル」などの世界的建設機械メーカーの車両が多数登場するのだから、建機好きにはたまらない。自慢の建機で現場に向かって一般道を移動できるのも楽しみの一つだ。現実で本物の建機を操縦するとなると、特殊免許も必要であり、そのハードルはとても高いだろう。
2020年11月5日には「株式会社3goo(サングー)」から2作目と3作目の2タイトルをバンドルした「コンストラクションシュミレーター2&3ダブルパック(ニンテンドースイッチ版)」がリリース。
2では広大なアメリカを、3では緑豊かなヨーロッパの山麗地帯を舞台に、数々のミッションを遂行できるのだ。
今後、例えばICT工事をシミュレーションした建設ゲームなども出てくる日がくるかもしれない。ドローンや三次元レーザースキャナーなどを駆使して測量し、マシンコントロールを使って施工するゲームがリリースされたら……。考えただけでワクワクしてくる。そのゲームの舞台が日本だったら、なお嬉しい。
ICT技術の活用を推奨している今こそ、ある意味、建設業界に親しみを覚えるきっかけになることもあるのではないだろうか。この先、コンストラクション シミュレーターがきっかけで、建設業界の担い手になる若者がいないとも限らない、などと仕事終わりに、休日に、ゲームをしながらつらつらと考えるのも、また楽しい。
そうなると、建設好きとしては建設ゲームって無いのかな?と気になるところ。本記事建設現場シミュレーションゲームを紹介。教科書や書籍で学ぶよりも、楽しく気楽に建設業界を知ることができる。
国内唯一と言われる「建設現場」シミュレーションゲーム、
Nintendo Switch 「コンストラクション シミュレーター」
数あるジャンルの中でも根強い人気を誇っているのが、シミュレーションゲームだ。一言でシミュレーションゲームと言っても、その種類は多岐にわたっている。街を作ったり、サッカーのクラブチームを経営したり、戦国武将となって天下統一を目指してみたり、とにかくさまざまなテーマがある。
珍しいものでは、トラックの整備をするものや、自動車教習所で教習を受けるもの、手術シミュレーションなるものまである。一般的に受け入れられやすい設定のものから、極端にマニアックな設定のゲームが存在しているのも特徴の一つだろう。とは言え「建設ゲーム」と言い切れるものはなかなか少ない。
都市経営というジャンルを確立した「シムシティ」や、世界的大ヒットになった「マインクラフト」も、ある意味、建設ゲームのようにも思われるが、単位が街であったり、ファンタジーに近い世界観だったり、純粋に建設現場をシミュレーションしているとは言い難い……。他にもビルオーナーになって建築・改修などをするゲームもあるが、どちらかと言えば不動産、もしくは経営がテーマだろう。
そこで今回紹介するのが、建設現場を体験できる、その名も「コンストラクション シミュレーター」だ。
憧れの建機を自由に操縦
Nintendo Switchパッケージ専用ソフト「コンストラクション シミュレーター」は、建設会社を大きくするだけの単なる経営・育成ゲームではなく、現場で建機を操作することができる生粋の建設シミュレーションだ。プレイヤーは建設会社を経営し、工事の仕事を請け負い、遂行する。報酬を得て、より大きな機械を購入。
そしてさらに大きな仕事を請け負い、事業を拡大していくという流れだ。大型クレーン車、ブルドーザー、ショベルカーなど、子どもの頃に憧れた「はたらく車」を駆使して、整地し、組み上げ、道路を作る。
小規模な庭工事から始まり、戸建て、マンション、高層ビル、鉄道用の橋や運河の補修など数々の工事現場を完成させていく。
しかも「キャタピラー」や「リープベル」などの世界的建設機械メーカーの車両が多数登場するのだから、建機好きにはたまらない。自慢の建機で現場に向かって一般道を移動できるのも楽しみの一つだ。現実で本物の建機を操縦するとなると、特殊免許も必要であり、そのハードルはとても高いだろう。
2020年11月5日には「株式会社3goo(サングー)」から2作目と3作目の2タイトルをバンドルした「コンストラクションシュミレーター2&3ダブルパック(ニンテンドースイッチ版)」がリリース。
2では広大なアメリカを、3では緑豊かなヨーロッパの山麗地帯を舞台に、数々のミッションを遂行できるのだ。
スキマ時間に、休日に、サクッと遊べるのも嬉しいポイント
今後、例えばICT工事をシミュレーションした建設ゲームなども出てくる日がくるかもしれない。ドローンや三次元レーザースキャナーなどを駆使して測量し、マシンコントロールを使って施工するゲームがリリースされたら……。考えただけでワクワクしてくる。そのゲームの舞台が日本だったら、なお嬉しい。
ICT技術の活用を推奨している今こそ、ある意味、建設業界に親しみを覚えるきっかけになることもあるのではないだろうか。この先、コンストラクション シミュレーターがきっかけで、建設業界の担い手になる若者がいないとも限らない、などと仕事終わりに、休日に、ゲームをしながらつらつらと考えるのも、また楽しい。
WRITTEN by
角田 憲
有限会社さくらぐみにライターとして所属。宅地建物取引士。祖父が宮大工だったことから建築、不動産に興味を持ち、戸建て、マンション等の販売・管理・メンテナンス業務に従事。食、音楽、格闘技・スポーツ全般、健康、トラベルまで幅広く執筆。読書量は年間約300冊。
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