FLIGHTS。ドローン搭載型LiDAR「FLIGHTS SCAN 100」の販売を開始

FLIGHTSは、ドローン搭載型LiDAR「FLIGHTS SCAN」シリーズのハイエンドモデル「FLIGHTS SCAN 100」の販売を9月2日より開始した。

日本の測量の最適解を目指した待望のハイエンドモデルで、同価格帯の他メーカー製品を上回る性能を実現している。

FOV100度・最大100万点照射で高精度測量を手の届く価格で提供

FLIGHTS SCAN 100は、水平視野角が100度あることにより死角が少ない計測が可能である。

高度80m以下の飛行において、最大100万点/秒でスキャンすることが可能なため、十分な点密度が確保できる。

ビーム径0.5mrad、最大リターン数7のシングルラインセンサーを採用しており、ビーム径が小さいため構造物のエッジをより正確に再現する。

最大リターン数が「7」あることにより、さらに植生が密な場所の地表面抽出がしやすくなった。

FLIGHTS SCAN 100と同時にリリースする直感的な点群生成ソフトウェア「FLIGHTS CLOUD」により、専門的な知識がなくとも高精度な点群データを生成できる。

データ処理の工程を大幅に効率化し、内業の生産性も向上させる仕組みとなっている。


地形追従飛行計画作成サービス「FLIGHTS PLAN」、成果品作成サービス「FLIGHTS DOCS」にも対応し、飛行から計測、データ処理、成果品作成まで一気通貫でサポートする。

これにより大幅な工数削減を実現している。

近年、ドローンレーザー測量の活用が広がっているものの、高精度な測量に対応可能な高性能モデルは高額であり、導入の障壁となっているのが現状である。

FLIGHTSは「高性能なドローン搭載型LiDARを、より手の届く価格で提供すること」を目指し、本製品の販売に至った。

同社は本製品の提供を通じて、これまでコスト面で高性能機の導入が難しかった測量業や建設コンサルタント業にも最先端の測量技術を手の届く価格で提供する。