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デジコン編集部 2025.8.19

業界初「しなやかフレーム機構」採用の高所作業車用落下防止バスケット発売。チームライク社

チームライクは8月19日、高所作業車向けに工具やネジなどの落下を防止するバスケットネット「リフトキャッチャー」を発売すると発表した。

業界初の「しなやかフレーム機構」により建物や設備を傷つける心配がなく、現場の安全性と生産性を大幅に向上させる新しいソリューションである。

重量1キログラムで工具不要のワンタッチ取り付けを実現


高所作業車での作業では工具や部材の落下による事故が後を絶たない現状がある。

従来の作業台外側に設置する落下防止商品は少なく、特に金属製フレームを用いた製品は施工対象物の壁や柱を傷つけるリスクがあった。

現場からの「安心して近づける落下防止ネットが欲しい」という声に応え、同社は「しなやかフレーム機構」と軽量素材を採用した製品を開発した。

リフトキャッチャーは養生ネット素材を使用し、作業台外側で落下物を確実にキャッチする仕組みとなっている。


柔らかいフレームと自動開閉機構により、壁や柱に接触しても破損や傷を防止できる点が最大の特徴である。

重量はわずか1キログラムで、テントのように折り畳める設計により運搬・収納が容易になっている。




幅10センチメートル以内の手すりに対応し、工具不要で素早く設置できるワンタッチ取り付けを実現している。

本体サイズは幅120センチメートル、高さ60センチメートル、奥行0~45センチメートルで、収納時は幅55センチメートル、高さ55センチメートル、厚さ5センチメートルとコンパクトになる。

使用条件は落下物2キログラム以内、落下高さ1メートル以内となっており、材質はネット部分がポリエステルとPVC、ベルトがポリエチレン、金具がポリアセタール樹脂を採用している。

価格は38000円(税別)で、同社が運営するトラックシート・物流資材の専門サイト「トラデポ.com」で販売される。

サイズや仕様変更のカスタム対応も可能で、法人・代理店向けのまとめ買いや販売代理店も募集している。





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デジコン編集部

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