西尾レントオール、「除雪ドローン®-陸上ドローン・UGV-」のレンタル提供を開始。エバーブルーテクノロジーズと代理店契約締結。遠隔操作で広範囲除雪・整地・運搬作業を安全効率化

西尾レントオールは、エバーブルーテクノロジーズと代理店契約を締結し、同社が開発・製造する「除雪ドローン®-陸上ドローン・UGV-」を新たにレンタル商品として導入すると発表した。

遠隔操作により広範囲の除雪作業を行うことが可能で、作業者の負担軽減と安全性の向上、効率的な除雪作業の実現に貢献する。

豪雪地域除雪作業の高齢化・人手不足・事故増加課題に対応。小型UGVで除雪・整地・牽引・資材運搬を遠隔操作、初期投資コスト抑制でレンタル導入促進

現在、豪雪地域での除雪作業をはじめとし、建設・農業現場における整地や運搬といった重労働・高リスクな作業は、作業者の高齢化、人手不足、事故の増加など、さまざまな課題を抱えている。

これらの課題は特に冬季の除雪作業において深刻化しており、従来の人力による作業では安全性や効率性の面で限界が指摘されている。

除雪作業は、安全性や効率性の面で多くの課題を抱えている現状がある。低温環境での長時間作業による作業者の体力的負担、重機操作時の視界不良による事故リスク、急斜面や狭小エリアでの作業困難などが主要な課題として挙げられる。

エバーブルーテクノロジーズが提供する除雪ドローン®は、これらの課題を解決するソリューションとして開発された小型UGV（無人地上車両）である。

遠隔操作により除雪作業はもちろん、整地、牽引、資材運搬といった作業を安全かつ効率的に実行可能な設計となっている。


同システムの最大の特徴は、作業者が安全な場所から遠隔操作により機械を制御できることである。

これにより、従来は作業者が直接現場に立ち入る必要があった危険な環境での作業を、リモート操作によって安全に実施できる。

除雪ドローン®は季節を問わず、さまざまな現場で活用できる柔軟性と拡張性を兼ね備えている。

冬季の除雪作業だけでなく、春夏秋の整地作業、資材運搬、草刈りなど多様な作業に対応可能な汎用性を持つ。

この多機能性により、年間を通じた稼働率の向上が期待され、投資効果の最大化が図れる。

一台の機械で複数の作業に対応できることで、現場の作業効率向上と機械保有コストの削減を同時に実現する。


西尾レントオールが全国に展開するネットワークを通じて、これまで以上に手軽かつ迅速にUGVを導入できるようになる。

同社の全国展開により、地方の豪雪地域においても迅速な機械調達と技術サポートが可能となる。

レンタル提供により、これまで導入の障壁となっていた初期投資コストが抑えられ、より多くの現場での導入が現実的な選択肢となる。