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デジコン編集部 2026.7.29

大水深・大水位変動のダム貯水池でペロブスカイト水上太陽光発電を実証。パシフィックコンサルタンツが環境省採択事業に着手

CONTENTS
  1. ペロブスカイト・薄膜シリコン・通常シリコンの適用性を比較。フロート施工性・維持管理性も評価
  2. 全国の多目的ダムから港湾等未利用水面への応用も期待。水インフラを活用した脱炭素モデルの構築へ
パシフィックコンサルタンツは2026年7月28日、長野県内のダム貯水池を対象に、ペロブスカイトを含む複数の太陽光モジュールを活用した水上太陽光発電設置の実証事業に着手すると発表した。

本実証事業では大水深かつ大きな水位変動を有するダム貯水池において、水上太陽光発電の適用可能性を実証するとともに、設計・施工・維持管理に関する技術的課題の解決を目指す。

環境省が実施する「令和8年度 水インフラの空間ポテンシャル活用型再エネ技術実証事業」に採択されている。

ペロブスカイト・薄膜シリコン・通常シリコンの適用性を比較。フロート施工性・維持管理性も評価


2050年のカーボンニュートラル実現に向けて再生可能エネルギーの導入拡大が求められる中、ダムや貯水池などの水インフラ空間は新たな活用が期待されている。

同社は社会インフラ分野で培った知見を活かし、水インフラ空間を活用した再生可能エネルギー導入の可能性を検証する。

実証・検証内容は全体システム設計・施工、太陽光モジュールおよびフロート等の施工性・維持管理性等の評価、ペロブスカイト・薄膜シリコン・通常シリコンの適用性比較だ。


実証箇所は長野県内の利水ダムで、期待される効果は再生可能エネルギーの普及・拡大、水環境の保全等となっている。

全国の多目的ダムから港湾等未利用水面への応用も期待。水インフラを活用した脱炭素モデルの構築へ


本実証事業でダム貯水池への適用性が認められれば、全国の多目的ダム等の内水面における再生可能エネルギー導入の推進に加え、港湾等の未利用水面への応用も期待される。

同社は本実証事業を通じてダムなどの水インフラ空間を活用した再生可能エネルギー導入モデルの構築を目指す。

また本実証事業で得られる知見を活用し、水上太陽光発電の社会実装を推進するとともに、脱炭素社会の実現とインフラ価値の向上に貢献していく方針だ。



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