2020年10月26日、27日に、株式会社オプティムの主催で、AI・IoTの最新活用事例を紹介するオンラインイベント「OPTiM INNOVATION 2020」が開催された。
「今、感染拡大を防ぎながら経済活動を活発化させるためにAI・IoTができること」をテーマにDX(デジタルトランスフォーメンション)やAI、テレワークなど、withコロナの時代に求められている最新ソリューションを2日間にわたって紹介。今、大きな変革が迫られているビジネスのあり方や、働き方の大きなヒントが詰まったイベントになった。
イベントでは、建設分野でのAI・IoTの活用例も多数紹介。トークディスカッションや、現地リポートの形で紹介する「ハイライトセッション」でも、建設分野の事例が紹介された。
まずは、油圧式ショベルに後付け可能な、3Dマシンガイダンスキット「スマートコンストラクション・レトロフィットキット」が紹介された。建機のデータがクラウド経由でリアルタイムに事務所PCから確認でき、オプションアプリ・追加デバイスと連携すれば、その日の施工がどこまで進捗したかも一目で確認可能。帳票作成等の内業時間も大幅に短縮できるという「レトロフィットキット」。
しかも、これまでの3Dマシンガイダンスキットと比較して格段に導入費用が抑えられる。
この「レトロフィットキット」について、株式会社ランドログ 代表取締役社長 井川 甲作氏を迎えて、詳しく紹介した。
次に「OPTiM Geo Scan」が紹介された。九州最大級のゼネコン松尾建設株式会社と、同じく九州から第4次産業革命の実現を目指すオプティムがタッグを組み、LiDARセンサーを活用した革命的測量アプリを世界で初めて開発。
タブレットで測量対象物をスキャンするだけで、だれでも簡単に高精度3次元データが取得できるという測量アプリケーション、その可能性と今後の展望について、松尾建設株式会社 代表取締役社長 松尾 哲吾氏が語った。
ここからは、それぞれのソリューションやプロダクトの詳細を、オプティムやパートナー企業の方々が講師となり紹介したウェビナーを紹介しよう。
10月27日の14時30分からのウェビナーではアメリカに本社を置く、ビデオアイウェアやスマートグラス製品の老舗「Vuzix Corporation」東京支店長 藤井慶一郎氏が登壇。
「医療、建設、インフラ、製造業で大活躍のスマートグラス!」をテーマに、スマートグラスの活用事例や基本性能を、実物を装着しながら紹介。多くの企業から同社の製品が選ばれ、生産が追いつかないほど好評を得ている理由や、逆にスマートグラスの欠点などにも触れている。建設においては、やはり遠隔作業支援など、現場に人が集まることを避けるデバイスとして活用できるとのことだ。
同日15時30分からは「測量に革命を。~タブレットでスキャンするだけかんたんLiDER3次元測量アプリ『OPTiM Geo Scan』」が、松尾建設株式会社の高田弘樹氏、株式会社オプティムのゼネラルマネージャー坂田泰章氏により紹介された。
プロダクト解説や建設業界のリアルタイムな問題などを丁寧に解説。途中には、中継による実証測量をしてみせるなど、オンラインイベントの特性をフルに活かしたウェビナーとなった。担い手不足が叫ばれている建設業界で、生産性を向上させるためのヒントが散りばめられている。
同日16時30分からの「ランドログが描く建設業界の未来」は2部構成となっており、前半には株式会社ランドログ代表取締役社長 井川 甲作氏が、後半には株式会社オプティムディレクター岡安一将氏が登壇。
既存の油圧ショベルをICT建機に変えることができる『スマートコンストラクション・レトロフィットキット』や、マルチGNSS『スマートコンストラクションローバー』そして『OPTiM Land Scan』の紹介を交えつつ、ランドログの成り立ちや存在意義そして今後のマーケティング戦略について、それぞれの視点で語っている。
同日17時30分からの株式会社 建設システム 大手建設ソリューション事業部係長 奥田和彦氏による「コロナの影響をプラスに!建設現場のこれから」では、実際の現場監督の作業を追いかける形で「コロナ禍においてICTで何ができるか」ということを丁寧に解説。
クラウドを活用した、新しい配筋検査や写真管理を活用することで、ワーキングスタイルの変革事例を垣間見ることができる。
驚くような最新技術から、明日からでも取り入れることができそうなソリューションまで、次々と紹介された「OPTiM INNOVATION 2020」。
これまで、改革が難しいと言われてきた建設業界が ICT技術の活用、そしてDXの推進によって大きく前進しているのを感じられる濃厚な2日間だった。
そして、11月6日(金)の15時からYouTube Liveにて 「ハイライトセッション」の再放送が決定した。
このハイライトセッションは、先にあげた通り、建設をはじめ、農業・医療・教育などの各分野で活用されているAI・IoTの最新事例ならびにオプティムが推進するDX施策のハイライトを、トークディスカッションや現地リポートの形式でお届け。
まだご視聴されていない方はもちろん、もう一度観たいという方も必見。
建設業界の革新に挑む人々のエネルギーや、現場の臨場感を感じて欲しい。建設業界の少し先の未来が見えてくるはずだ。
「今、感染拡大を防ぎながら経済活動を活発化させるためにAI・IoTができること」をテーマにDX(デジタルトランスフォーメンション)やAI、テレワークなど、withコロナの時代に求められている最新ソリューションを2日間にわたって紹介。今、大きな変革が迫られているビジネスのあり方や、働き方の大きなヒントが詰まったイベントになった。
イベントでは、建設分野でのAI・IoTの活用例も多数紹介。トークディスカッションや、現地リポートの形で紹介する「ハイライトセッション」でも、建設分野の事例が紹介された。
後付け3DマシンガイダンスやLiDARセンサーを活用した測量アプリが登場!
まずは、油圧式ショベルに後付け可能な、3Dマシンガイダンスキット「スマートコンストラクション・レトロフィットキット」が紹介された。建機のデータがクラウド経由でリアルタイムに事務所PCから確認でき、オプションアプリ・追加デバイスと連携すれば、その日の施工がどこまで進捗したかも一目で確認可能。帳票作成等の内業時間も大幅に短縮できるという「レトロフィットキット」。
しかも、これまでの3Dマシンガイダンスキットと比較して格段に導入費用が抑えられる。
この「レトロフィットキット」について、株式会社ランドログ 代表取締役社長 井川 甲作氏を迎えて、詳しく紹介した。
次に「OPTiM Geo Scan」が紹介された。九州最大級のゼネコン松尾建設株式会社と、同じく九州から第4次産業革命の実現を目指すオプティムがタッグを組み、LiDARセンサーを活用した革命的測量アプリを世界で初めて開発。
タブレットで測量対象物をスキャンするだけで、だれでも簡単に高精度3次元データが取得できるという測量アプリケーション、その可能性と今後の展望について、松尾建設株式会社 代表取締役社長 松尾 哲吾氏が語った。
このハイライトセッションが、2020年11月6日(金)15時より、YouTube Liveにて再放送される。見逃した方は必見の内容となっている。登録不要なので、ぜひ視聴してほしい。
■「OPTiM INNOVATION 2020 ハイライトセッション」
ソリューション編 & インダストリー編 再放送
日時:2020年11月6日(金)15:00~17:30
配信URL:https://youtu.be/u0ABf9OiFVk
上記URLにアクセスすることで視聴可能。(登録不要)
■「OPTiM INNOVATION 2020 ハイライトセッション」
ソリューション編 & インダストリー編 再放送
日時:2020年11月6日(金)15:00~17:30
配信URL:https://youtu.be/u0ABf9OiFVk
上記URLにアクセスすることで視聴可能。(登録不要)
建設業界におけるAI・IoTの活用、DXの施策を紹介
ここからは、それぞれのソリューションやプロダクトの詳細を、オプティムやパートナー企業の方々が講師となり紹介したウェビナーを紹介しよう。
スマートグラスの活用法
10月27日の14時30分からのウェビナーではアメリカに本社を置く、ビデオアイウェアやスマートグラス製品の老舗「Vuzix Corporation」東京支店長 藤井慶一郎氏が登壇。
「医療、建設、インフラ、製造業で大活躍のスマートグラス!」をテーマに、スマートグラスの活用事例や基本性能を、実物を装着しながら紹介。多くの企業から同社の製品が選ばれ、生産が追いつかないほど好評を得ている理由や、逆にスマートグラスの欠点などにも触れている。建設においては、やはり遠隔作業支援など、現場に人が集まることを避けるデバイスとして活用できるとのことだ。
画期的なLiDERによる3次元測量アプリが登場
同日15時30分からは「測量に革命を。~タブレットでスキャンするだけかんたんLiDER3次元測量アプリ『OPTiM Geo Scan』」が、松尾建設株式会社の高田弘樹氏、株式会社オプティムのゼネラルマネージャー坂田泰章氏により紹介された。
プロダクト解説や建設業界のリアルタイムな問題などを丁寧に解説。途中には、中継による実証測量をしてみせるなど、オンラインイベントの特性をフルに活かしたウェビナーとなった。担い手不足が叫ばれている建設業界で、生産性を向上させるためのヒントが散りばめられている。
建設界の風雲児・ランドログ社長の井川氏が登場
同日16時30分からの「ランドログが描く建設業界の未来」は2部構成となっており、前半には株式会社ランドログ代表取締役社長 井川 甲作氏が、後半には株式会社オプティムディレクター岡安一将氏が登壇。
既存の油圧ショベルをICT建機に変えることができる『スマートコンストラクション・レトロフィットキット』や、マルチGNSS『スマートコンストラクションローバー』そして『OPTiM Land Scan』の紹介を交えつつ、ランドログの成り立ちや存在意義そして今後のマーケティング戦略について、それぞれの視点で語っている。
withコロナにおける建設現場に必要なこと
同日17時30分からの株式会社 建設システム 大手建設ソリューション事業部係長 奥田和彦氏による「コロナの影響をプラスに!建設現場のこれから」では、実際の現場監督の作業を追いかける形で「コロナ禍においてICTで何ができるか」ということを丁寧に解説。
クラウドを活用した、新しい配筋検査や写真管理を活用することで、ワーキングスタイルの変革事例を垣間見ることができる。
見逃した方必見!「ハイライトセッション」が11月6日15時に再放送!
驚くような最新技術から、明日からでも取り入れることができそうなソリューションまで、次々と紹介された「OPTiM INNOVATION 2020」。
これまで、改革が難しいと言われてきた建設業界が ICT技術の活用、そしてDXの推進によって大きく前進しているのを感じられる濃厚な2日間だった。
そして、11月6日(金)の15時からYouTube Liveにて 「ハイライトセッション」の再放送が決定した。
このハイライトセッションは、先にあげた通り、建設をはじめ、農業・医療・教育などの各分野で活用されているAI・IoTの最新事例ならびにオプティムが推進するDX施策のハイライトを、トークディスカッションや現地リポートの形式でお届け。
まだご視聴されていない方はもちろん、もう一度観たいという方も必見。
建設業界の革新に挑む人々のエネルギーや、現場の臨場感を感じて欲しい。建設業界の少し先の未来が見えてくるはずだ。
■「OPTiM INNOVATION 2020 ハイライトセッション」
ソリューション編 & インダストリー編 再放送
日時:2020年11月6日(金)15:00~17:30
配信URL:https://youtu.be/u0ABf9OiFVk
上記URLにアクセスすることで視聴できる。(登録不要)
<ソリューション編>
AIを使った3密対策の決定版誕生!?/コロナ禍で現地に行けない!そんな時は、遠隔作業支援!/人事担当者のテレワークの実態、本音トーク!/「Optimal Biz」でGIGAスクール対策/コロナ禍でのオンライン診療の取り組み
<インダストリー編>
建設業界のDX最前線!/最新スマート農業テクノロジー公開!/国産初手術支援ロボの全貌に迫る!/OPTiM、パートナーと創る未来!
ソリューション編 & インダストリー編 再放送
日時:2020年11月6日(金)15:00~17:30
配信URL:https://youtu.be/u0ABf9OiFVk
上記URLにアクセスすることで視聴できる。(登録不要)
<ソリューション編>
AIを使った3密対策の決定版誕生!?/コロナ禍で現地に行けない!そんな時は、遠隔作業支援!/人事担当者のテレワークの実態、本音トーク!/「Optimal Biz」でGIGAスクール対策/コロナ禍でのオンライン診療の取り組み
<インダストリー編>
建設業界のDX最前線!/最新スマート農業テクノロジー公開!/国産初手術支援ロボの全貌に迫る!/OPTiM、パートナーと創る未来!
WRITTEN by
角田 憲
有限会社さくらぐみにライターとして所属。宅地建物取引士。祖父が宮大工だったことから建築、不動産に興味を持ち、戸建て、マンション等の販売・管理・メンテナンス業務に従事。食、音楽、格闘技・スポーツ全般、健康、トラベルまで幅広く執筆。読書量は年間約300冊。
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