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デジコン編集部 2026.4.17

「起きてから検知」から「起きる前に予兆を捉える」へ。建設向けAI異常予兆検知スタートアップ・RapidXがシードラウンドで資金調達

CONTENTS
  1. 事故「発生後の対処」ではなく「発生前の予防」を社会インフラに。固定型からロボット連携まで現場に柔軟に対応
  2. 代表が13年前に弟を火災で失った体験が創業の原点に。「火災ゼロの世界」をビジョンに掲げる
RapidXは2026年4月16日、Gazelle Capitalが運営するGazelle Capital3号投資事業有限責任組合を引受先とするシードラウンドの資金調達を実施したと発表した。

複数のセンサーやカメラのデータをAIIoTで統合し、建設現場・工場・倉庫・公共インフラ・森林などの異常兆候をリアルタイムで検知・通知する防災ソリューションの開発と社会実装を加速する。

事故「発生後の対処」ではなく「発生前の予防」を社会インフラに。固定型からロボット連携まで現場に柔軟に対応


RapidXが目指すのは、従来の「事故が起きてから検知する」防災の在り方を「起きる前に兆候を捉える」社会インフラへと進化させることだ。

各種センサーとカメラの情報を統合してリアルタイムで異常兆候を検知・通知する仕組みを基本設計とし、固定設置型に加えてロボットや移動体との連携も視野に入れた柔軟な現場対応を可能にする。

今回の調達により開発体制・実証体制を強化し、建設・産業・公共分野を中心とした導入拡大を加速する方針だ。

代表が13年前に弟を火災で失った体験が創業の原点に。「火災ゼロの世界」をビジョンに掲げる


代表取締役の正留世成氏は2013年に広島の実家で発生した火災で弟を失った経験を創業の原点としており、会社のビジョンに「火災ゼロの世界の実現」を掲げている。

その個人的な原体験から「人と資産を事故リスクから守る」という使命が生まれ、AI・IoT・センサー・ロボティクスを組み合わせた異常予兆検知システムの開発へとつながっている。






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