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デジコン編集部 2026.4.7

図面をアップするだけでAIが工程表を自動生成。竹中土木がKENCOPAの「工程AIエージェント」でPoC開始

CONTENTS
  1. 設計図書をアップロードするだけで工程案を自動生成。過去データは自動蓄積・再利用が可能
  2. 「暗黙知に依存した工程管理」からの脱却。省人化と技術継承を同時に実現
KENCOPAは竹中土木において、建設業務特化型AIエージェント「Kencopa工程AIエージェント」のPoC(概念検証)が開始されたと発表した。

工程表の作成・運用から過去データのナレッジ蓄積までをAIが支援するサービスで、竹中土木のDX推進室と協力しながら実務への適合性を段階的に検証していく。

設計図書をアップロードするだけで工程案を自動生成。過去データは自動蓄積・再利用が可能


Kencopa工程AIエージェントの基本的な使い方はシンプルだ。図面・仕様書・見積調書などの設計図書をアップロードすると、自社の歩掛を学習したAIが工程案を自動生成する。

生成された工程表はそのままアプリ上で編集でき、複数プランの比較検討(工期優先型・歩掛優先型・並行工程型など)や任意フォーマットでのPDF出力にも対応している。


利用を通じて蓄積された設計図書と工程データは会社独自のナレッジデータベースとなり、新規工事の際には類似する過去工事データをAIが自動提案する仕組みだ。

「暗黙知に依存した工程管理」からの脱却。省人化と技術継承を同時に実現


竹中土木が導入を決めた背景には、工程管理における構造的な課題があった。発注者や現場ごとにフォーマットや表記が異なり、ExcelやPDFなど形式も分散していたため、過去の工程・実績データを十分に再活用できていなかった。

工程表の作成・運用は経験と暗黙知に大きく依存しており、その知見を組織として蓄積・共有する仕組みがなかったことが課題の根本だ。

KENCOPAは引き続き竹中土木とともに、現場負荷を抑えながら工程データの蓄積と活用が進む「継続的ナレッジ蓄積モデル」の確立を目指す。





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