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デジコン編集部 2026.2.25

三機工業、天井裏のダクト施工を「地上」から。高所作業を50%削減するロボットを開発

CONTENTS
  1. 「上を向いたまま」の重労働から解放
  2. 高所作業時間を50%以上削減
三機工業は2026年2月、建築設備工事における高所作業を大幅に削減する「フレキシブルダクト施工支援ロボット」を開発し、試験運用を開始したと発表した。

空調設備工事の中でも特に負担の大きい「天井内でのダクト吊り込み作業」を地上からの操作に置き換えることで、高所作業時間を半分以下に短縮し、作業員の安全性向上と負荷軽減を実現する。

「上を向いたまま」の重労働から解放


高層ビルなどの大規模現場では、空調用のフレキシブルダクトや制気口(吹き出し口)の設置箇所が1,000カ所以上に及ぶこともある。

従来は高所作業車や足場に乗り、重量のある工具を支えながら上向きの姿勢で固定作業を行う必要があったため、作業員の身体的負担や転落リスクが課題となっていた。


今回開発されたロボットは、ダクトの支持機構と鋲打ち機(固定工具)を昇降リフトで天井面まで自動で持ち上げる仕組みを備えており、作業員は地上にいながら安全に施工を行うことができる。

高所作業時間を50%以上削減


本ロボットの導入により、これまで高所で行っていた作業プロセスの大半を地上作業へと移行できる。


同社の試験運用では、従来工法と比較して高所作業時間を50%以上削減できたほか、首や肩への負担が大きい「上向き作業」の時間も20%以上削減できることが確認された。




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デジコン編集部

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