安藤ハザマは2026年2月、3次元LiDARや動体検知カメラを活用した「開口部荷役時警報システム」を開発したと発表した。
建設現場の開口部(床や道路の穴)を通じて資材を上下させる際、上での「荷下ろし」と下での「作業」が同時に行われている危険な瞬間だけをピンポイントで検知し、警報を鳴らす仕組みである。
クレーンが動くたびに鳴る警報への「慣れ」を防ぎ、本当に危険な時だけ注意を促すことで、現場の安全意識を形骸化させない狙いがある。
従来の安全対策では、クレーンが動いている間はずっと警報を鳴らすか、監視員が目視で警告を行っていた。
しかし、常に鳴り続ける警報音は作業員にとって「ただの環境音」になりがちで、危険への感度が鈍る(マンネリ化)という課題があった。
本システムは、以下の2つの条件が重なった時だけ警報を発報する。

路面覆工(道路に鉄板を敷いて作業する現場)がある都市部の現場で実証実験を行った結果、工事とは無関係な近隣の建物などを誤検知することなく、工事における動作のみを正確に捉えることが確認された。
安藤ハザマは今後も本システムの機能向上を図り、建設現場の永遠の課題である「安全性」と、ICT活用による「生産性」の両立を目指す方針だ。
建設現場の開口部(床や道路の穴)を通じて資材を上下させる際、上での「荷下ろし」と下での「作業」が同時に行われている危険な瞬間だけをピンポイントで検知し、警報を鳴らす仕組みである。
クレーンが動くたびに鳴る警報への「慣れ」を防ぎ、本当に危険な時だけ注意を促すことで、現場の安全意識を形骸化させない狙いがある。
「オオカミ少年」にならない警報システム
従来の安全対策では、クレーンが動いている間はずっと警報を鳴らすか、監視員が目視で警告を行っていた。
しかし、常に鳴り続ける警報音は作業員にとって「ただの環境音」になりがちで、危険への感度が鈍る(マンネリ化)という課題があった。
本システムは、以下の2つの条件が重なった時だけ警報を発報する。

- 上方の検知: 3次元LiDARまたはカメラが、開口部の上で荷物が動いていることを検知する。
- 下方の検知: カメラが、開口部の下で作業員が動いていることを検知する。「荷物が降りてくる」かつ「下に人がいる」という真に危険な状況のみを知らせるため、警報の信頼性が高まり、作業員の即座の回避行動を促すことができる。
都市部の狭い現場でも正確に稼働
路面覆工(道路に鉄板を敷いて作業する現場)がある都市部の現場で実証実験を行った結果、工事とは無関係な近隣の建物などを誤検知することなく、工事における動作のみを正確に捉えることが確認された。
安藤ハザマは今後も本システムの機能向上を図り、建設現場の永遠の課題である「安全性」と、ICT活用による「生産性」の両立を目指す方針だ。
WRITTEN by
建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします