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デジコン編集部 2025.12.11

岡山県の山陽技研、部署横断の交流を促す「なかよし応援制度」を導入。建設業のコミュニケーション課題を解決へ

山陽技研株式会社は、建設業界特有のコミュニケーション課題を解決するため、部署や役職を超えた社員同士の交流を促進する「なかよし応援制度」を導入したと発表した。

現場と社内の垣根を越え、社員の自発的な交流を支援


建設業では、現場勤務者と社内勤務者の間で接点が少なくなりがちという課題がある。同社は、「社員同士が仲良くなり、苦労も喜びも分かち合える関係」が会社の発展に不可欠であるとの考えに基づき、この新制度をスタートさせた。

「なかよし応援制度」の主な内容


  • 対象: 部署を問わず社員2名以上で利用可能。
  • 活動内容: 食事、スポーツ観戦、ゴルフ、山登りなど、健全な内容であれば自由。
  • 補助金: 1人あたり1万円(年2回まで)。申請書提出のみで領収書の提出は不要。


制度導入からすでに社員の半数以上が利用


制度導入後、すでに社員の56%が活用しており、想定を上回る速さで社内に浸透している。

社員からは「補助金があると気軽に誘いやすい」「私服で交流することで、仕事以外の面が知れて打ち解けやすい」といった声が上がっており、部署を超えたコミュニケーションが自然発生している。

これにより、仕事での連携が向上するなど、良好な人間関係が業務の質につながる効果も現れている。

同社は、今後も制度の活用を促し、人間関係の良さが仕事の質と会社の未来につながる「働きやすい会社」「働き甲斐のある会社」の環境づくりを推進していく方針だ。





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