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デジコン編集部 2025.11.28

イクシス、AI危険予知・安全管理システム「GENBA-Alert」の特設サイトを開設。歩行者とドライバー双方に注意喚起

イクシス(神奈川県)は11月27日、同社ホームページ上にAI危険予知・安全管理システム「GENBA-Alert」の特設サイトを開設した。

本サービスは、同社が提供するAIカメラとアラーター(ライト+スピーカー)を組み合わせたレンタルサービスで、従来の安全管理に替わり、歩行者・ドライバーの双方への注意喚起や省力化が可能となる。防犯用途としての使用も可能で、NETIS登録済みとなっている。

自社開発AIで高速・高精度に検知しクラウドで遠隔制御


建設現場等では車両入退場時の事故を防ぐため対策が行われているが、従来の安全管理では課題があった。

車両退場の際に検知するパトランプを設置するケースはあったが、歩行者の接近を知らせる仕組みがなく、運転手へ注意喚起ができなかった。

また、車両入場の際に後続の一般車両や歩行者に注意喚起を促す仕組みがなく、ガードマンを配置しての誘導はコストが掛かるという問題があった。

これらの課題に対し、AIカメラと危険予知アラーターを組み合わせたソリューションを提供することで、現場の省力化・DX化を実現する。

本サービスの特徴として、第一に双方向の注意喚起がある。歩行者に車両の接近をアラートするだけでなく、運転手へ歩行者の存在をアラートする。



第二に、検知エリアの指定が可能である。危険な場所等を検知エリアに指定し、その場所に人や車が侵入していないかを検知してアラートできる。

第三に、離れた場所への伝達ができる。アラーターはAIカメラと離れた位置にも設置可能なため、AIカメラと離れた場所の作業員に伝達することもできる。

(車両検知の例)

第四に、柔軟な機器設定が可能な点だ。一つのカメラに対して複数のアラーターを設定できるため、複数箇所に設置したり、検知項目に合わせて使い分けたりすることができる。

また、アラーターごとに発光色や光らせ方・音の種類などを選択可能である。音声再生では、発出させる音は機械的な警告音の他に、人の声によるテキスト読み上げ音声も利用できる(音声候補から選択)。

屋外向けAI侵入検知システム「GENBA-Guardian」としてNETIS番号KT-230096-Aで登録されている。





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