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鴻池組、建設現場のGHG算定DX化で本格運用を開始。200現場超で活用し半年ごと業務を日次業務に集約

鴻池組、エムシーディースリー、ゼロボードの3社は、建設現場における温室効果ガス排出量算定のDX化プロジェクトで開発が完了し、2025年春から本格運用を開始した。
エムシーディースリーの施工管理システム「ワークサイト」とゼロボードのGHG排出量算定クラウド「Zeroboard」のAPI連携により、施工段階におけるCO₂排出量の可視化と管理を実現している。
2024年秋より鴻池組の複数の建設現場で実証を開始し、稼働データの自動連携や排出量の可視化に関する検証を重ねた結果、現場ごとのGHG排出量を安定的かつ継続的に管理できる仕組みを確立した。
これまで現場担当者が半年ごとに実施していたCO₂排出量集計に関わる業務を日次業務に集約することで、現場の重複作業を減らすとともに脱炭素活動におけるPDCAの推進が可能となった。
2025年4月からは検証結果をもとに連携機能の正式版を実装し、対象現場への本格展開を開始している。
現在は鴻池組の200現場超で活用されており、今後はさらなる対象現場の拡大を予定している。

システムは「ワークサイト」に入力される建設現場の図面および施工管理情報をもとに、「Zeroboard」でGHG排出量を自動算定・可視化する仕組みとなっている。
グローバルで約15,000社に利用されている「Zeroboard」の実績とノウハウを活用し、建設業界における脱炭素経営の実現を支援する。
今後は全社的なCO₂排出量の一元管理や定期的な削減レポートの作成などにも活用していく計画で、建設業界全体の環境負荷軽減に向けた取り組みを加速させる。
エムシーディースリーの施工管理システム「ワークサイト」とゼロボードのGHG排出量算定クラウド「Zeroboard」のAPI連携により、施工段階におけるCO₂排出量の可視化と管理を実現している。
実証実験を経て全社的なCO2排出量一元管理体制を構築
2024年秋より鴻池組の複数の建設現場で実証を開始し、稼働データの自動連携や排出量の可視化に関する検証を重ねた結果、現場ごとのGHG排出量を安定的かつ継続的に管理できる仕組みを確立した。
これまで現場担当者が半年ごとに実施していたCO₂排出量集計に関わる業務を日次業務に集約することで、現場の重複作業を減らすとともに脱炭素活動におけるPDCAの推進が可能となった。
2025年4月からは検証結果をもとに連携機能の正式版を実装し、対象現場への本格展開を開始している。
現在は鴻池組の200現場超で活用されており、今後はさらなる対象現場の拡大を予定している。

システムは「ワークサイト」に入力される建設現場の図面および施工管理情報をもとに、「Zeroboard」でGHG排出量を自動算定・可視化する仕組みとなっている。
グローバルで約15,000社に利用されている「Zeroboard」の実績とノウハウを活用し、建設業界における脱炭素経営の実現を支援する。
今後は全社的なCO₂排出量の一元管理や定期的な削減レポートの作成などにも活用していく計画で、建設業界全体の環境負荷軽減に向けた取り組みを加速させる。
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