応用地質。「OYOフェア2025」を6月26日 / 27日開催。地盤・地質リスクの可視化技術と災害予測ソリューションを展示

応用地質は、2025年6月26日（木）・27日（金）に「OYOフェア2025」を秋葉原UDXで開催する。

テーマ「見えない世界を、見過ごさない。～Our Eyes on Hidden Risks～」のもと、地盤事故や自然災害の"見えないリスク"に挑む次世代ソリューションを披露する。

インフラ老朽化診断とPFAS汚染対策の最新技術をハイブリッド形式で無料公開

近年、地盤事故や大規模自然災害の報道が相次ぎ、「地質・地盤リスク」は社会的な関心を集めている状況である。

その背景には、地盤の"見えない"不確実性、インフラ老朽化、気候変動による災害の激甚化・複雑化といった課題がある。

本年で52回目の開催となる「OYOフェア」は、自社の専門性と解決力を広く社会へ提示することで、業界関係者や行政、教育・研究機関と共に、地質・地盤分野の果たすべき役割や可能性を広げている。

（過去イベントの様子）

展示では、安全・安心でしなやかなまちづくりに向けた技術として、目に見えない地盤の下を「見える化」し、スマートで安全なまちづくりに貢献する最新の調査・点検・予測技術を紹介する。

老朽化したインフラの診断では、AIや3次元・4次元可視化技術を用いたユニークで新しいインフラ点検手法を提案する内容となっている。

自然災害のリスク診断では、洪水や土砂災害の潜在的なリスクを可視化・監視する技術や、地震や水害の被害を予測し将来に備える最新ソリューションを紹介する。

クリーンで暮らし良い地域社会の実現に向けた展示では、浮体式洋上風力発電の市場拡大を見据えた最新の海底地盤調査技術のほか、地域脱炭素と地方創生を同時に実現するネイチャーポジティブを支援する取り組みを紹介する。

新たな環境汚染リスクへの対応として、有害性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」に関する最新の調査・対策アプローチや、災害廃棄物の課題に対する新たな自治体支援システムなどを提案する。

専門家によるセミナーでは、「頻発する自然災害に備える」「見えないリスクに備える」と題したセミナーを開催し、各分野の専門家5名を講師として迎え、最新の動向や今後の展望について解説する。

また、同社グループの最新の取り組みやサービスについても、7編の社員講演で紹介する予定となっている。

開催は2025年6月26日（木）・27日（金）の10時から17時まで、UDXギャラリー（秋葉原UDX 4F）で実施される。

実会場・オンラインのハイブリッド形式で、セミナーはライブ配信により視聴可能である。

入場料・セミナー受講料は無料となっており、事前登録により スムーズに入場できる仕組みとなっている。