ニュース
デジコン編集部 2025.4.21

埼玉ドローンサービス。建設現場の進捗管理サービス「スカイログ」を開始。全国の建築・土木現場をドローンで可視化

埼玉ドローンサービスは2025年4月21日、ドローンを活用した建設現場の進捗管理サービス「スカイログ」を5月1日から開始すると発表した。

国家資格を持つ30名のオペレーターが全国対応、進捗写真の即納と月額制サブスクリプションで手軽に導入可能


「スカイログ」は、建築・土木業界向けにドローン撮影による現場の進捗管理を提供するサービスである。

全国に配置された30名のオペレーターが対応し、撮影した進捗写真は即日納品されるため、現場の状況をリアルタイムに把握することができる。

(研修会の様子)

サービスの大きな特徴は、全オペレーターがドローン国家資格を保有しているだけでなく、同社独自の教育カリキュラムや安全衛生教育を受講済みという点である。

現場に入る前には送り出し教育の実施と安全誓約書の提出が義務付けられており、建設現場特有の安全管理にも配慮した体制が整えられている。

料金体系はサブスクリプション方式を採用しており、月3現場までのプランが18万円から設定されている。

また5現場、10現場のプランも用意されており、さらに多くの現場管理が必要な場合は相談に応じるという柔軟な対応が特徴である。

全国対応によりオペレーターの移動コストを削減することで、複数現場の管理を効率化している点も注目される。

基本サービスとしての進捗写真撮影だけでなく、3次元点群データの作成など、顧客のニーズに合わせたカスタマイズプランにも対応する。

サービス内容としては、最短翌日の撮影対応(条件あり)、撮影報告書や工事写真台帳の作成サービス、5億円以上の保険付帯、動画撮影・編集・タイムラプス作成などのオプションも提供する。

建設業界では人手不足や生産性向上が課題となる中、ドローンによる現場の可視化は、管理者の現場訪問頻度低減や、リモートでの進捗確認を可能にする効果的なツールとして注目されている。






印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。