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デジコン編集部 2025.2.4

日本工営、打撃音でコンクリート品質を判定。スマホアプリを無料公開へ

日本工営は、熟練技術者の聴覚に頼っていた岩盤やコンクリートの材質判定をAIで行う技術と、打撃音を記録するスマートフォンアプリ「DAOOON」を開発した。

熟練技術者の判断とAIが90%で一致、現場特性に応じた学習も可能


これまでコンクリートや地質の調査では、技術者が打撃音を聞いて材料の良し悪しを判断してきた。

経験による判断のばらつきを解消するため、熟練技術者の判断を学習したAIモデルを構築している。

コンクリート骨材用の岩石での実証では、熟練技術者とAIの判定が約90%で一致する結果を得た。

スマートフォンアプリ「DAOOON」は、現場で簡単に打撃音を記録できる操作性を重視している。

収録したデータは教師データとしてAIの精度向上に活用される。

同社は2025年2月頃にアプリを無料公開し、土木業界全体のDX推進を支援する方針だ。



参考・画像元:日本工営株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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