大成建設は、360度カメラと画像認識AIを組み合わせた「工事進捗確認システム」の機能を拡張し、建設現場での本格運用を開始した。
専用アプリ不要の360度カメラのみの運用体制により、導入と操作の簡易化を実現した。
柱や壁に設置した2次元コードマーカーで位置情報を自動取得し、撮影データを送信するだけで図面化が可能である。
壁、天井、床などの内装工事16工種の進捗状況と24種類の資機材の所在をAIが自動判別する。
30カ所以上の建設現場で試行し、延べ600日、1800階を超える撮影実績を積み重ねた。
従来は目視での確認が基本だった施工管理業務で、1日1時間以上の時間削減効果を確認している。
同社のデジタル情報基盤「T-Basis X」と連携し、定点カメラや無線タグとの併用も可能となっている。
打ち合わせ場所を問わず現場状況を確認できることで、工事関係者間の合意形成も効率化できる。
2次元コードで位置情報を自動取得、16工種の進捗と24種の資機材を判別
専用アプリ不要の360度カメラのみの運用体制により、導入と操作の簡易化を実現した。
柱や壁に設置した2次元コードマーカーで位置情報を自動取得し、撮影データを送信するだけで図面化が可能である。
壁、天井、床などの内装工事16工種の進捗状況と24種類の資機材の所在をAIが自動判別する。
30カ所以上の建設現場で試行し、延べ600日、1800階を超える撮影実績を積み重ねた。
従来は目視での確認が基本だった施工管理業務で、1日1時間以上の時間削減効果を確認している。
同社のデジタル情報基盤「T-Basis X」と連携し、定点カメラや無線タグとの併用も可能となっている。
打ち合わせ場所を問わず現場状況を確認できることで、工事関係者間の合意形成も効率化できる。
WRITTEN by
建設土木の未来を
ICTで変えるメディア