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デジコン編集部 2025.1.29

大成建設、360度カメラとAIで工事進捗を自動図面化。1日1時間の業務時間削減を実現

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  1. 2次元コードで位置情報を自動取得、16工種の進捗と24種の資機材を判別
大成建設は、360度カメラと画像認識AIを組み合わせた「工事進捗確認システム」の機能を拡張し、建設現場での本格運用を開始した。

2次元コードで位置情報を自動取得、16工種の進捗と24種の資機材を判別


専用アプリ不要の360度カメラのみの運用体制により、導入と操作の簡易化を実現した。

柱や壁に設置した2次元コードマーカーで位置情報を自動取得し、撮影データを送信するだけで図面化が可能である。


壁、天井、床などの内装工事16工種の進捗状況と24種類の資機材の所在をAIが自動判別する。

30カ所以上の建設現場で試行し、延べ600日、1800階を超える撮影実績を積み重ねた。

従来は目視での確認が基本だった施工管理業務で、1日1時間以上の時間削減効果を確認している。

同社のデジタル情報基盤「T-Basis X」と連携し、定点カメラや無線タグとの併用も可能となっている。

打ち合わせ場所を問わず現場状況を確認できることで、工事関係者間の合意形成も効率化できる。


参考・画像元:大成建設株式会社プレスリリースより
WRITTEN by

デジコン編集部

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