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デジコン編集部 2025.1.10

鹿島が羽田で衝突回避システムを実証。デジタルツインで道路横断ロボットを制御

鹿島建設とハイパーデジタルツインは、HANEDA INNOVATION CITYでデジタルツインを活用したロボットの道路横断制御システムの実証実験に成功した。

建物設置型LiDARで死角の歩行者を検知


複数のLiDARセンサーから取得した動体データをエッジコンピュータでリアルタイム解析し、3Dマップを自動更新する。

ロボットに搭載されたカメラやセンサーでは認識できない離れた位置や死角からの接近者を把握できる。


システムはロボット統合管制システムと連携し、危険を検知した際は自動で安全な位置に停止する。

環境変更にも即時対応可能な3Dマップの自動更新機能により、初めての走行ルートでも安全な自動制御を実現した。

今後は他の大規模施設への展開を視野に、警備・運搬・搬送業務での実用化を目指す。




参考・画像元：鹿島建設プレスリリースより
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モビリティ―ジャーナリスト。心豊かな暮らしと社会のための、移動手段・サービスの高度化・多様化と環境について考える活動を行っている。自動車新聞社モビリティビジネス専門誌『LIGARE』初代編集長を経て、2013年に独立。国土交通省の「自転車の活用推進に向けた有識者会議」、「交通政策審議会交通体系分科会第15回地域公共交通部会」、「MaaS関連データ検討会」、SIP第2期自動運転（システムとサービスの拡張）ピアレビュー委員会などの委員を歴任。
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