八千代エンジニヤリングは、関東地方整備局 荒川下流河川事務所管内において、水上ドローンによる樋管函体内部の3D点検実証を実施した。
従来は人がボートで進入して目視点検を行っていた暗く狭い樋管函内の点検を、水上ドローンで代替する。
60GHz無線通信を搭載した全方向移動式ドローンを開発し、通信環境の課題を解決した。
連続写真撮影により函体の側面・上面・正面を撮影し、SfM処理で3Dテクスチャモデル化を実現した。
従来の動画撮影では4画角の撮影に2往復が必要だったが、3Dモデル化では斜め上向き2画角の撮影で済み、1往復に短縮できる。
3Dモデルにより損傷の位置や規模を定量的に把握でき、損傷の関連性や要因の推定が可能となった。
点検者による動画の繰り返し確認が不要となり、管理者や施工者との情報共有も容易になった。
今後は自動・自律航行の精度向上やAIによる損傷抽出など、さらなる効率化を目指す。
60GHz無線通信で狭小空間の撮影を実現
従来は人がボートで進入して目視点検を行っていた暗く狭い樋管函内の点検を、水上ドローンで代替する。
60GHz無線通信を搭載した全方向移動式ドローンを開発し、通信環境の課題を解決した。
連続写真撮影により函体の側面・上面・正面を撮影し、SfM処理で3Dテクスチャモデル化を実現した。
点検データ取得の往復回数を半減
従来の動画撮影では4画角の撮影に2往復が必要だったが、3Dモデル化では斜め上向き2画角の撮影で済み、1往復に短縮できる。
3Dモデルにより損傷の位置や規模を定量的に把握でき、損傷の関連性や要因の推定が可能となった。
点検者による動画の繰り返し確認が不要となり、管理者や施工者との情報共有も容易になった。
今後は自動・自律航行の精度向上やAIによる損傷抽出など、さらなる効率化を目指す。
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