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デジコン編集部 2024.12.23

八千代エンジニヤリング、水上ドローンで樋管内部を3Dモデル化。点検作業の工数を半減へ

八千代エンジニヤリングは、関東地方整備局 荒川下流河川事務所管内において、水上ドローンによる樋管函体内部の3D点検実証を実施した。

60GHz無線通信で狭小空間の撮影を実現


従来は人がボートで進入して目視点検を行っていた暗く狭い樋管函内の点検を、水上ドローンで代替する。

60GHz無線通信を搭載した全方向移動式ドローンを開発し、通信環境の課題を解決した。

連続写真撮影により函体の側面・上面・正面を撮影し、SfM処理で3Dテクスチャモデル化を実現した。

点検データ取得の往復回数を半減


従来の動画撮影では4画角の撮影に2往復が必要だったが、3Dモデル化では斜め上向き2画角の撮影で済み、1往復に短縮できる。

3Dモデルにより損傷の位置や規模を定量的に把握でき、損傷の関連性や要因の推定が可能となった。

点検者による動画の繰り返し確認が不要となり、管理者や施工者との情報共有も容易になった。

今後は自動・自律航行の精度向上やAIによる損傷抽出など、さらなる効率化を目指す。


参考・画像元:八千代エンジニヤリング株式会社プレスリリースより
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デジコン編集部

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