NTTアドバンステクノロジと安藤ハザマは、AI画像解析技術を用いて建設現場の監視カメラ映像から作業員の危険行動を検知するシステムの実証を開始すると発表した。
開発したシステムは、建設現場に設置されたクラウドカメラの映像をAIサーバーで解析し、作業員の姿勢から危険行動を自動判定する。
判定基準には安藤ハザマの安全ガイドラインに記載された作業禁止行為を採用している。
AIは建設現場の映像から機材と人物のみを分離して学習することで、少量の映像データでも検出が可能となっている。
作業員は専用のWebアプリケーションを通じて、自身の危険行動の情報を映像データ、発生時間、行動種類とともに確認できる。
実証では室内工事における立馬作業時の転倒・転落事故につながる危険行動を検知対象とし、複数の建設現場で1か月間の試験運用を行う。
作業員は当日の作業終了時または翌日の作業開始時に検知情報を確認し、自己の危険行動を振り返って是正する取り組みを実施する。
実証期間終了後は、作業員や職長、現場管理者へのアンケート評価と検出精度の確認を行い、システムの本格導入や機能拡張を検討する。
クラウドカメラとAIで作業員の危険姿勢を自動判定
開発したシステムは、建設現場に設置されたクラウドカメラの映像をAIサーバーで解析し、作業員の姿勢から危険行動を自動判定する。
判定基準には安藤ハザマの安全ガイドラインに記載された作業禁止行為を採用している。
AIは建設現場の映像から機材と人物のみを分離して学習することで、少量の映像データでも検出が可能となっている。
作業員は専用のWebアプリケーションを通じて、自身の危険行動の情報を映像データ、発生時間、行動種類とともに確認できる。
実証では室内工事における立馬作業時の転倒・転落事故につながる危険行動を検知対象とし、複数の建設現場で1か月間の試験運用を行う。
作業員は当日の作業終了時または翌日の作業開始時に検知情報を確認し、自己の危険行動を振り返って是正する取り組みを実施する。
実証期間終了後は、作業員や職長、現場管理者へのアンケート評価と検出精度の確認を行い、システムの本格導入や機能拡張を検討する。
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