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デジコン編集部 2024.11.7

鹿島、成瀬ダムでタワークレーンの遠隔操作と自動運転を実現

鹿島建設は、秋田県の成瀬ダム工事において、タワークレーンの遠隔操作システム「TawaRemo」を初めてダム工事に導入し、生産性を約20%向上させることに成功した。

統合システムによる作業改革


本システムは、遠隔操作、自動運転、車両運行管理の3つの技術を組み合わせている。

約500m離れた専用コックピットからクレーンを操作できる「TawaRemo」により、オペレータの移動時間を1日あたり65分短縮し、クレーン稼働時間を16%向上させた。



自動運転システムでは、最適ルートを記憶させることで、1回あたりの作業時間を約30秒短縮し、コンクリート打設速度を5%向上させている。

安全性の大幅な向上


車両運行管理システム「スマートG-Safe」により、クレーン作業エリアの安全管理が強化された。

オペレータと技能者の双方が、吊り荷の直下エリアやクレーンとの干渉状況をリアルタイムに確認できる。

鹿島建設は、本システムを橋梁工事など他の工種への展開を検討している。

さらに、1人のオペレータが複数台のクレーンを遠隔操作できるシステムの開発も目指している。



参考・画像元:鹿島建設プレスリリースより
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デジコン編集部

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