ニュース
デジコン編集部 2024.5.28

アンドパッド、野帳 / 施工記録に活用できる新プロダクト「ANDPAD 3Dスキャン」をリリース

クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッド社が、インフラ業界での現地調査時の野帳や施工記録として活用可能な「ANDPAD 3Dスキャン」をリリースした。

従来の竣工図作成作業と比較し、5割以上の工数削減が可能となるとともに、精緻な埋設情報を残すことで他工事による損傷防止をはじめ、保安面でも効果が期待できる。


また、本プロダクトのプロジェクトパートナーである、東邦ガスネットワークでは、供給管工事での全面活用を2024年夏より開始する。

従来、工事でガス管を埋設した際、現場で工事作業者がガス管の埋設位置・延長などの計測・記録を行い、事務所に戻ってガス管竣工図を作成していた。

今後は、「ANDPAD 3Dスキャン」を活用することで、埋設したガス管を迅速に3Dデータ化することで、クラウド上で施工したガス管の延長や深さ計測、埋設箇所や周辺環境の確認、3D上の任意のポイントへのメモ登録が可能となる。

これにより、従来の竣工図作成作業に対して、図面作成の簡易化、測量・施工結果等の報告書類の作成省略、寸法確認のためのヒアリングや差戻しの削減などを可能とし、工事業務の効率化を実現。

3Dデータは施工時の証拠や根拠としてのデータ価値も高く、維持管理においても正確な位置補足による周辺工事からの損傷リスク低減に役立つ。





参考・画像元:アンドパッドプレスリリース
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。