奈良県は、古代から日本の政治・文化の中心地として発展してきた歴史を持つ地域だ。
現在も県内には寺社仏閣や歴史的景観が数多く残されており、文化財保護と現代的な都市機能の両立が重要なテーマとなっている。
土木・建設業界についても、創業から100年前後の老舗が企業の多さが目立つ。
地形としては、四方を山地に囲まれた奈良盆地を中心に、市街地や農地が形成されてきた内陸県で、県南部には紀伊山地を中心とした広大な山間地域が広がっており、急峻な地形や多雨環境のもとで道路整備や治山・治水対策が進められてきた。
山間部では土砂災害対策やインフラ維持管理の重要性が高く、地域の暮らしを支える交通網の確保が大きな課題となっている一方で、大阪圏への通勤・通学圏として発展してきた北西部では、住宅地整備や都市インフラの更新も進められている。
本記事では、そんな奈良県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
奈良市に本社を置く平井建設株式会社は、同市内に技術研究所、3箇所の機材センター、そして東京事務所を展開し、土木・建築工事を総合的に請け負っている。
「建築は文化形成の礎」であるというモットーのもと、商業や文教施設といった幅広い建築から土木工事、都市整備、解体工事なども手がける。
(画像元:平井建設WEBサイトより引用)
奈良県、奈良市などの官公庁をはじめ、独立行政法人水資源機構、奈良を代表する企業のひとつである株式会社中川政七商店などを主要取引先としている。
象徴的な実績として、なら工藝館、県庁舎屋上広場、メディカルコートあやめ池などがあり、奈良市建築文化賞や奈良県景観調和デザイン賞など多数の受賞歴がある。
株式会社上村組は、奈良県香芝市を拠点として総合建設業を営む。従業員数は40名ほどながら、資本金は県下随一の規模感で事業を展開する企業のひとつだ。
河川、トンネル、橋梁、土地造成などの土木工事、新築から耐震補強まで広く手がける建築工事、鋼構造物工事や浚渫工事といった大規模事業、木造住宅の大工工事うあ外壁などの石工事、瓦屋根を含む屋根工事などの小規模な工事まで行っている。
創業から100年を超える吉野郡の株式会社森下組は、土木請負業から事業をはじめ、建築工事、舗装工事へと領域を拡大してきた。
現在では、売上の39%は官公庁、61%は民間と、建築工事を中心として事業を営んでいる。
(画像元:森下組WEBサイトより引用)
県内有数の総合建設企業として成長してきた実績を活かし、吉野郡の下北山村役場整備工事、奈良県立医科大学新キャンパス新築工事などを手がけている。
奈良県五條市に本社を置く株式会社田原建設は、公共建築、民間建築、土木の各種工事を通じて、まちづくりの基盤を築いてきた。
地域に根差した迅速な対応力を強みとする建築工事では、長年にわたって積み重ねてきた公共工事の実績をもとに、上北山やまゆり学園長寿命化改修工事、上野公園防災力強化棟建設工事などを行ってきた。

土木工事では、確実な安全管理やドローンといった最新機器も導入した施工ノウハウなどを強みとして、奈良県国道事務所から請け負った大和御所道路小槻高架橋の下部工事、近畿地方整備局から請け負った受集北股場内整備工事などを担当している。
三和建設株式会社は、奈良市に本社、大阪市に大阪支店を置く建築事業者だ。
100年企業を目指し、3つの約束を設けて事業に組んでおり、顧客志向の経営、地域に信頼される経営、環境を大切にする経営をモットーとしている。

インフラ工事や防災対策工事、オフィスやこども園といった建築、住宅のリニューアルなど、社会基盤の整備から生活環境の構築まで、各専門部門によるサポート体制のもと施工している。
さらに、特徴的な取り組みのひとつが、「建設業から熱中症をなくす!」を合言葉に2020年に自社現場向けに開発した熱中症対策ゼリー「ゼネコンがつくったしおゼリー」だ。
化粧品原料の研究・開発を手がける岩瀬コスファとの共同開発で生まれた製品で、新聞などのメディアで紹介されると同業他社からの問い合わせが相次ぎ、2021年から一般販売を開始。現在までに、累計販売本数は400万本を超える人気商品へと成長した。

▷ゼネコンがつくったしおゼリー購入はこちら
2025年6月から始まった企業の熱中症対策義務化を追い風に、建設現場のみならずオフィスや一般家庭にも広がっており、ゼネコンが現場目線で培ったノウハウを業界の枠を越えて社会に届ける、象徴的な取り組みとなっている。
奈良県橿原市に本社を置く株式会社崎山組は、創業100年を超える老舗企業のひとつ。
学校や市役所といった公共施設、橋や道路などの公共インフラ、商業施設や工場などの民間施設まで、幅広く手がけている。
(画像元:崎山組WEBサイトより引用)
建設事業部、土地活用事業部、住宅事業部、倉庫の建設から運営までワンストップで行う工場・倉庫本舗の4事業を柱としている。
また、近年では、高齢者福祉施設やデイサービスの運営も開始するなど、地域に根差して異業種への拡大も進めている。
株式会社平成建設は、奈良県橿原市を拠点とする総合建設業者で、2030年に創業100年を控えている。
建築工事では、保育園やこども園をはじめ、官公庁、住宅、工場、店舗などの施工と管理を行う。土木工事では、宅地造成工事や河川工事、道路整備、上下水道の地下埋設管などを全般的に行っている。

ユニークな取り組みとして、プロジェクト「BUILD COMMUNE」を立ち上げ、奈良産木材などを仕様した社内の会議室を子どもたちが学習に使える自習室として開放している。
地域団体やコミュニティーの活動拠点としても利用できるようにすることで、郷土愛を育みながら地域貢献を行っている。
奈良県大和郡山市を拠点とする藤本建設株式会社は、総合建設会社として、公共施設、住宅、寺社仏閣、福祉施設などの建築から、道路、河川、橋梁などの土木工事まで幅広く手がけている。
コンサルティング、ビジョン構築、施工、アフターサービスまで一貫対応する独自のトータルサポートシステムを強みとしている。

近年の主な施工実績として、大和郡山市新庁舎、やまと郡山城ホール、奈良おもちゃ美術館建設工事、山添村認定こども園建設工事、文珠川の砂防堰堤工事、郡山城跡公園の整備工事などがある。
松塚建設株式会社は、奈良県宇陀市に本社を構え、地元に根付いた事業を展開している。
公共施設、福祉施設、寺社仏閣の木造建築構造物件、トンネルなどの土木構造物まで、あらゆる施工を手がける。事業は建築、住宅建築、リフォーム、土木、耐震補強、土捨場の6分野に分かれる。

土木分野のデジタル技術を伝えるイベントに参加し、子どもたち向けの「割り箸でトラス橋づくり体験」 「構造を 3Dで確認できる体験」を開催するなど、DXの導入と土木業界の魅力発信にも力を注いでいる。
奈良県天理市を拠点とする株式会社三国建設は、土木、舗装、建築、しゅんせつ、塗装、水道施設、大工、鉄筋の各種工事、さらに産業廃棄物収集運搬事業を展開する総合建設会社だ。

取引先には国土交通省、近畿農政局、奈良県、天理市、天理市上下水道局などの官公庁から、大手ゼネコンを含む民間企業が名を連ねる。
施工実績として、奈良県内の国道における歩道設置工事、天理市内の九条池改修工事などがある。
総合建設業者である吉村建設株式会社は、奈良県磯城郡に本社を置き、先進のテクノロジーと最新鋭の機械を駆使した“環境創造企業”として活躍している。
提供している工法として、サイレントパイラーによる橋の杭打工事、パワージャッキ工法、水上施工ステージ工法などがある。

また、三点式杭打機、クラッシュバイラーなどの油圧圧入機、クローラクレーンなどの各種クレーンを保有している。
令和7年度の工事実績として、元請として田原本町味間自治会農道築造工事、大安寺倉庫解体工事などがある。
宮大工として天保元年に創業してから200年以上の歴史を誇る株式会社尾田組は、奈良市を拠点として、土木工事設計施工、建築工事設計施工、文化財建造物模型製作、祭事・伝統行事運営管理を行っている。
宮内庁をはじめとする官公庁、奈良を代表する寺院である東大寺や春日大社、古都飛鳥保存財団、国立文化財機構などからの仕事を担っている。

象徴的な実績として、浮見堂の新築工事、奈良国立博物館新築工事、平城宮跡宮内省西南殿復原工事、氷室神社御造営境内整備工事などがある。東大寺転外門などの木製模型造りも行ってきた。
また、奈良の文化を支える企業として、奈良大文字保存会での大文字慰霊祭などの祭事も事業の一環として行っている。
大倭殖産株式会社は、奈良市に本社を置き、印刷事業、福祉事業などを展開する大倭のグループを結成している。
1987年に大倭病院が建築作品表彰で大会会長賞を受賞して以来、奈良市写真美術館が建築業協会賞に、またエスティームライフ学園前が奈良市建築文化賞の景観賞に輝くなど、多数の受賞歴がある。

手がける施工は福祉施設、公共施設、住宅、学校や教育施設、医療施設、商業施設に加え、改修工事や土木工事と幅広く、地域の発展に貢献を続けている企業だ。
奈良県大和郡山市を拠点とする株式会社木村組は、総合建設業者として大規模な土木工事、公共施設や工場の建築工事を手がけ、東北から九州まで全国に多数の実績を持つ。

施工事例としては、奈良県立民俗博物館の耐震補強工事をはじめ、市営住宅の外壁改修工事、福祉施設や民間企業社屋の建設工事、斜面対策工事などがある。
森髙建設株式会社は、奈良市を拠点として、建設工事、残土処分、真砂土販売を行っている。
土工事では、県指定残土処分地を所有していることから、掘削から残土処分、埋戻しまで一貫して担えることを強みとしている。これまでに、奈良文化財研究所本庁舎、JR奈良駅前ホテルなどでの工事を担当してきた。

多数在籍する施工管理技術者、重機オペレーター、車両運転手が活躍する各種土木工事、創業当時は重機土工主体の企業であったノウハウを活かした造成工事などを幅広く手がける。
また、代表者が女性ということもあり、女性社員の採用にも積極的という特徴がある。
現在も県内には寺社仏閣や歴史的景観が数多く残されており、文化財保護と現代的な都市機能の両立が重要なテーマとなっている。
土木・建設業界についても、創業から100年前後の老舗が企業の多さが目立つ。
地形としては、四方を山地に囲まれた奈良盆地を中心に、市街地や農地が形成されてきた内陸県で、県南部には紀伊山地を中心とした広大な山間地域が広がっており、急峻な地形や多雨環境のもとで道路整備や治山・治水対策が進められてきた。
山間部では土砂災害対策やインフラ維持管理の重要性が高く、地域の暮らしを支える交通網の確保が大きな課題となっている一方で、大阪圏への通勤・通学圏として発展してきた北西部では、住宅地整備や都市インフラの更新も進められている。
本記事では、そんな奈良県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
1.平井建設
奈良市に本社を置く平井建設株式会社は、同市内に技術研究所、3箇所の機材センター、そして東京事務所を展開し、土木・建築工事を総合的に請け負っている。
「建築は文化形成の礎」であるというモットーのもと、商業や文教施設といった幅広い建築から土木工事、都市整備、解体工事なども手がける。
(画像元:平井建設WEBサイトより引用)奈良県、奈良市などの官公庁をはじめ、独立行政法人水資源機構、奈良を代表する企業のひとつである株式会社中川政七商店などを主要取引先としている。
象徴的な実績として、なら工藝館、県庁舎屋上広場、メディカルコートあやめ池などがあり、奈良市建築文化賞や奈良県景観調和デザイン賞など多数の受賞歴がある。
2.上村組
株式会社上村組は、奈良県香芝市を拠点として総合建設業を営む。従業員数は40名ほどながら、資本金は県下随一の規模感で事業を展開する企業のひとつだ。
河川、トンネル、橋梁、土地造成などの土木工事、新築から耐震補強まで広く手がける建築工事、鋼構造物工事や浚渫工事といった大規模事業、木造住宅の大工工事うあ外壁などの石工事、瓦屋根を含む屋根工事などの小規模な工事まで行っている。
3.森下組
創業から100年を超える吉野郡の株式会社森下組は、土木請負業から事業をはじめ、建築工事、舗装工事へと領域を拡大してきた。
現在では、売上の39%は官公庁、61%は民間と、建築工事を中心として事業を営んでいる。
(画像元:森下組WEBサイトより引用)県内有数の総合建設企業として成長してきた実績を活かし、吉野郡の下北山村役場整備工事、奈良県立医科大学新キャンパス新築工事などを手がけている。
4.田原建設
奈良県五條市に本社を置く株式会社田原建設は、公共建築、民間建築、土木の各種工事を通じて、まちづくりの基盤を築いてきた。
地域に根差した迅速な対応力を強みとする建築工事では、長年にわたって積み重ねてきた公共工事の実績をもとに、上北山やまゆり学園長寿命化改修工事、上野公園防災力強化棟建設工事などを行ってきた。

(画像元:田原建設WEBサイトより引用)
土木工事では、確実な安全管理やドローンといった最新機器も導入した施工ノウハウなどを強みとして、奈良県国道事務所から請け負った大和御所道路小槻高架橋の下部工事、近畿地方整備局から請け負った受集北股場内整備工事などを担当している。
5.三和建設
三和建設株式会社は、奈良市に本社、大阪市に大阪支店を置く建築事業者だ。
100年企業を目指し、3つの約束を設けて事業に組んでおり、顧客志向の経営、地域に信頼される経営、環境を大切にする経営をモットーとしている。

(画像元:三和建設WEBサイトより引用)
インフラ工事や防災対策工事、オフィスやこども園といった建築、住宅のリニューアルなど、社会基盤の整備から生活環境の構築まで、各専門部門によるサポート体制のもと施工している。
さらに、特徴的な取り組みのひとつが、「建設業から熱中症をなくす!」を合言葉に2020年に自社現場向けに開発した熱中症対策ゼリー「ゼネコンがつくったしおゼリー」だ。
化粧品原料の研究・開発を手がける岩瀬コスファとの共同開発で生まれた製品で、新聞などのメディアで紹介されると同業他社からの問い合わせが相次ぎ、2021年から一般販売を開始。現在までに、累計販売本数は400万本を超える人気商品へと成長した。

▷ゼネコンがつくったしおゼリー購入はこちら
2025年6月から始まった企業の熱中症対策義務化を追い風に、建設現場のみならずオフィスや一般家庭にも広がっており、ゼネコンが現場目線で培ったノウハウを業界の枠を越えて社会に届ける、象徴的な取り組みとなっている。
6.崎山組
奈良県橿原市に本社を置く株式会社崎山組は、創業100年を超える老舗企業のひとつ。
学校や市役所といった公共施設、橋や道路などの公共インフラ、商業施設や工場などの民間施設まで、幅広く手がけている。
(画像元:崎山組WEBサイトより引用)建設事業部、土地活用事業部、住宅事業部、倉庫の建設から運営までワンストップで行う工場・倉庫本舗の4事業を柱としている。
また、近年では、高齢者福祉施設やデイサービスの運営も開始するなど、地域に根差して異業種への拡大も進めている。
7.平成建設
株式会社平成建設は、奈良県橿原市を拠点とする総合建設業者で、2030年に創業100年を控えている。
建築工事では、保育園やこども園をはじめ、官公庁、住宅、工場、店舗などの施工と管理を行う。土木工事では、宅地造成工事や河川工事、道路整備、上下水道の地下埋設管などを全般的に行っている。

(画像元:平成建設WEBサイトより引用)
ユニークな取り組みとして、プロジェクト「BUILD COMMUNE」を立ち上げ、奈良産木材などを仕様した社内の会議室を子どもたちが学習に使える自習室として開放している。
地域団体やコミュニティーの活動拠点としても利用できるようにすることで、郷土愛を育みながら地域貢献を行っている。
8.藤本建設
奈良県大和郡山市を拠点とする藤本建設株式会社は、総合建設会社として、公共施設、住宅、寺社仏閣、福祉施設などの建築から、道路、河川、橋梁などの土木工事まで幅広く手がけている。
コンサルティング、ビジョン構築、施工、アフターサービスまで一貫対応する独自のトータルサポートシステムを強みとしている。

(画像元:藤本建設WEBサイトより引用)
近年の主な施工実績として、大和郡山市新庁舎、やまと郡山城ホール、奈良おもちゃ美術館建設工事、山添村認定こども園建設工事、文珠川の砂防堰堤工事、郡山城跡公園の整備工事などがある。
9.松塚建設
松塚建設株式会社は、奈良県宇陀市に本社を構え、地元に根付いた事業を展開している。
公共施設、福祉施設、寺社仏閣の木造建築構造物件、トンネルなどの土木構造物まで、あらゆる施工を手がける。事業は建築、住宅建築、リフォーム、土木、耐震補強、土捨場の6分野に分かれる。

(画像元:松塚建設WEBサイトより引用)
土木分野のデジタル技術を伝えるイベントに参加し、子どもたち向けの「割り箸でトラス橋づくり体験」 「構造を 3Dで確認できる体験」を開催するなど、DXの導入と土木業界の魅力発信にも力を注いでいる。
10.三国建設
奈良県天理市を拠点とする株式会社三国建設は、土木、舗装、建築、しゅんせつ、塗装、水道施設、大工、鉄筋の各種工事、さらに産業廃棄物収集運搬事業を展開する総合建設会社だ。

(画像元:三国建設WEBサイトより引用)
取引先には国土交通省、近畿農政局、奈良県、天理市、天理市上下水道局などの官公庁から、大手ゼネコンを含む民間企業が名を連ねる。
施工実績として、奈良県内の国道における歩道設置工事、天理市内の九条池改修工事などがある。
11.吉村建設
総合建設業者である吉村建設株式会社は、奈良県磯城郡に本社を置き、先進のテクノロジーと最新鋭の機械を駆使した“環境創造企業”として活躍している。
提供している工法として、サイレントパイラーによる橋の杭打工事、パワージャッキ工法、水上施工ステージ工法などがある。

(画像元:吉村建設WEBサイトより引用)
また、三点式杭打機、クラッシュバイラーなどの油圧圧入機、クローラクレーンなどの各種クレーンを保有している。
令和7年度の工事実績として、元請として田原本町味間自治会農道築造工事、大安寺倉庫解体工事などがある。
12.尾田組
宮大工として天保元年に創業してから200年以上の歴史を誇る株式会社尾田組は、奈良市を拠点として、土木工事設計施工、建築工事設計施工、文化財建造物模型製作、祭事・伝統行事運営管理を行っている。
宮内庁をはじめとする官公庁、奈良を代表する寺院である東大寺や春日大社、古都飛鳥保存財団、国立文化財機構などからの仕事を担っている。

(画像元:尾田組WEBサイトより引用)
象徴的な実績として、浮見堂の新築工事、奈良国立博物館新築工事、平城宮跡宮内省西南殿復原工事、氷室神社御造営境内整備工事などがある。東大寺転外門などの木製模型造りも行ってきた。
また、奈良の文化を支える企業として、奈良大文字保存会での大文字慰霊祭などの祭事も事業の一環として行っている。
13.大倭殖産
大倭殖産株式会社は、奈良市に本社を置き、印刷事業、福祉事業などを展開する大倭のグループを結成している。
1987年に大倭病院が建築作品表彰で大会会長賞を受賞して以来、奈良市写真美術館が建築業協会賞に、またエスティームライフ学園前が奈良市建築文化賞の景観賞に輝くなど、多数の受賞歴がある。

(画像元:大倭殖産WEBサイトより引用)
手がける施工は福祉施設、公共施設、住宅、学校や教育施設、医療施設、商業施設に加え、改修工事や土木工事と幅広く、地域の発展に貢献を続けている企業だ。
14.木村組
奈良県大和郡山市を拠点とする株式会社木村組は、総合建設業者として大規模な土木工事、公共施設や工場の建築工事を手がけ、東北から九州まで全国に多数の実績を持つ。

(画像元:木村組WEBサイトより引用)
施工事例としては、奈良県立民俗博物館の耐震補強工事をはじめ、市営住宅の外壁改修工事、福祉施設や民間企業社屋の建設工事、斜面対策工事などがある。
15.森髙建設
森髙建設株式会社は、奈良市を拠点として、建設工事、残土処分、真砂土販売を行っている。
土工事では、県指定残土処分地を所有していることから、掘削から残土処分、埋戻しまで一貫して担えることを強みとしている。これまでに、奈良文化財研究所本庁舎、JR奈良駅前ホテルなどでの工事を担当してきた。

(画像元:森髙建設WEBサイトより引用)
多数在籍する施工管理技術者、重機オペレーター、車両運転手が活躍する各種土木工事、創業当時は重機土工主体の企業であったノウハウを活かした造成工事などを幅広く手がける。
また、代表者が女性ということもあり、女性社員の採用にも積極的という特徴がある。
WRITTEN by
國廣 愛佳
創業支援や地域活性を行う都内のまちづくり会社に勤務後、2019年よりフリーランス。紙面やwebサイトの編集、インタビューやコピーライティングなどの執筆を中心に、ジャンルを問わず活動。四国にある築100年の実家をどう生かすかが長年の悩み。
建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします