瀬戸内海と日本海に面し、淡路島を含め南北に広がる地形を有する兵庫県。
神戸市を中心とした都市圏には、港湾機能を核とした国際物流拠点や大規模な都市インフラが整備されている。
一方で北部には山陰海岸や中山間地域があり、豪雪地帯も含む厳しい自然条件のもとで、道路や河川、生活インフラの整備が進められてきた。
1995年の阪神・淡路大震災を経て、防災・減災やインフラの耐震化に対する取り組みは全国でも群を抜いている地域のひとつだ。
また、六甲山地をはじめとする山地が東西に連なっており、南北の交通を分断する地形的な制約を抱えている。
そのため、トンネルや橋梁といった構造物の整備によって都市間の連携を図るインフラ整備が重要な役割を担ってきた。
加えて、明石海峡大橋に代表される大規模橋梁や、臨海部の埋立地開発など、全国的にも象徴的な土木プロジェクトが数多く展開されてきた地域でもある。
本記事では、そんな兵庫県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
姫路市に本社を構える株式会社ノバックは、1965年に創業し、12億円超えの資本金をもとに、50年以上にわたって黒字経営を続けている。
東京本店、名古屋や大阪、京都、四国、九州に支店を置き、東北業界トップクラスの資格取得者数を誇る。

土木、建築、リニューアル工事を手がけており、東京都の北十間川護岸建設工事や国土交通省九州地方整備局から受託した福岡県の筑後川橋下部工工事、姫路市総合福祉会館改築工事などの幅広い実績がある。
2027年末には、姫路駅前エリアに新本社が完成予定。地上10階建ての新築ビルで、ビジネスラウンジやシェアオフィスを設けて地域の発展へさらなる貢献が見込まれている。
姫路市に拠点を置く吉田組は、総合建設業を営むグループの中核会社で、湾岸土木工事と作業船舶運行管理業を担う株式会社吉田組船舶、測量とICT関連事業を担う株式会社コンサルタント関西など15社以上の関連会社を持つ。

護岸・防波堤・埋め立てやケーソン製作据付、浚渫、地盤改良などの海に面したエリアでの土木工事のほか、建築、トンネルなどの施工も幅広く手がける。これまで担当した大型プロジェクトとして、大和川線シールド工事、東京国際空港滑走路外工事、東京湾横断道路工事などがある。
1944年に曽根組として設立された株式会社ソネックは、兵庫県高砂市に本社を置き、2023年にはベトナムに現地法人を設立するなど発展を続けている。
建築、土木事業をあわせ、兵庫県内での工事が全体の89%を占めており、安定した経営、従業員や取引先のワークライフラバンスの両立を図っている企業だ。

特徴的な取り組みとして農業への参入があり、「熱血アグリ事業部。」として、担い手不足に悩む地元に貢献すべく2024年にトマトの生産をスタートし、工事以外の面でも地域に根差した事業を拡大している。
1962年に創業し、姫路市に本店を置く美樹工業株式会社は、神戸、大阪、東京にも拠点を構え、建築、ガス、リニューアル、設備、土木の各種工事を手がけている。

再生可能エネルギーに関して、用地探しから設置、保守管理、売電まで、太陽光発電のプロデュースも行なっている。
2012年には、開設した太陽光発電所が「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(FIT法)」の認定第1号を受けたことで、全国的にも名が知られる存在となった。
姫路市に本社を置く株式会社神崎組は、創業から100年以上の歴史を持つ老舗企業のひとつ。
創業翌年の1919年に姫路城西の丸修復工事を請け負って以来、昭和の大改修、平成の大改修と工事に参画を続けてきた。
設計、施工、アフターメンテナスまで一貫して行うコンストラクションサービスを強みとして、きめ細やかなサービスを低価格で提供している。

建築工事では、事務所や研究所、官公庁庁舎、学校、医療・福祉施設、商業施設、住宅など手広く手がけており、土木工事も道路や鉄道から法面、河川工事など幅広い。
姫路文化コンベンションセンターアクリエひめじ、姫路市埋蔵文化財センター、兵庫県立大学書写記念会館では、姫路市都市景観章などの賞を受賞しており、地元姫路市をはじめ兵庫県内での景観や文化面での貢献も大きい。
住宅、公共施設、インフラ整備などに取り組む株式会社新井組は、西宮市に本社を置く1944年創業の総合建設業者だ。
ゼネコンから“ソリューションプロバイダー”への発展を目指して「新井組2030ビジョン」を設定しており、求められ続ける企業として社会の抱える課題解決に力を注いでいる。

阪神淡路大震災の発生時には、被災地の企業として、1ヶ月で約4500件にのぼる緊急出動要請、震災復旧への依頼に応えた経験を持つ。
その経験は、現在でも施工時の耐震技術として活かされており、狭小空間調査事業、安震ブロック(RM耐震補強工法)、ピタコラム工法といったソリューションを提供している。
神戸市に本社を構える株式会社明和工務店は、従業員数5000名を超える新明和グループの一員として、建設部門、設計部門などを置いて事業に取り組んできた。

代表的な施工実績として、屋上に海を眺望できる空間を設けた神戸市垂水図書館、免震構造を採用した神戸市役所本庁舎連絡棟、官民の協働や区民同士の豊かな交流を育む狙いを持って施工した神戸市西区役所、神戸医療産業都市に位置する神戸アイセンター、次世代バイオ医薬品製造技術基盤開発センターなどがある。
尼崎市に本社を置く株式会社柄谷工務店は、戦後1946年の創業から建築・土木工事に取り組み、現在では、鉄工エンジニアリング、デンマークハウス、倉庫物流、不動産事業など、多業種を展開するKARATANI グループへと成長している。
「柄谷リペアリング」と名付けた改修工事の技術力も強みとしており、神戸市の人と防災未来センター、兵庫県公館、尼崎市モーターボート競走場などの実績がある。

ウェブサイトでは学生をはじめとする就職希望者に向け、専門工事29業種や原価管理といった具体的な仕事内容の解説、受注から入金に至るまでの仕事の流れを細かく紹介するなど、若手人材の確保と育成を目的とした積極的な取り組みも目立つ企業だ。
1949年創業の寄神建設株式会社は、神戸市に本社を置き、港湾土木、・陸上土木を中心とした総合建設業者として活躍している。
湾岸・海洋工事に強く、これまで200隻を超える作業船を建造し、全国の工事に使用されている。起重機船、SEP型多目的起重機船、コンクリートミキサー船、グラブ式浚渫船など、現在自社で持つ作業船の保有数の多さも特徴ののひとつとなっている。
テーパー杭、薄層グラブ工法、鋼管・コンクリート複合構造橋脚など、得意とする技術も数多い。

施工実績は全国にあり、風力発電建設工事、橋梁整備工事、湾岸での埋立造成工事や海岸整備工事などの海上土木のほか、道路やダム、上下水道といった陸上土木、神戸市のポートタワー耐震補強他改修工事や神戸空港駅舎新築工事などの実績もある。
1932年の創業から100周年を迎える時期を前に、2021年に明石土建株式会社と社名変更した経緯を持つ。明石市に本社、神戸市には神戸本社を置き、両地域の発展に長く貢献してきた。

公共施設から民間の建築物まで、新築、大規模改修、土木事業、そして不動産事業とシステム建築を手がけている。システム建築では、設計・生産を行うメーカーと顧客の間に入り、総合設計、施工、メンテナンスまでワンストップで対応している。
これまでの施工実績としては、尼崎東警察署庁舎棟建築工事、明石市内の江井ヶ島駅バリアフリー化にともなう駅改造などがある。
神戸市を拠点とする安西工業株式会社は、建設工事を行うにあたって必要となる埋蔵文化財発掘調査を柱とする総合建設会社だ。
土木工事、建築工事、解体工事、運送運搬業務、発掘調査用機材レンタルを行っており、発掘調査で得たノウハウや技術力を各種工事へと活かしている。

発掘調査にあたっては、最新の産業用ドローンを導入して空中撮影・空中測量作業を行っており、発掘・測量、遺物洗浄、遺物復元作業、実測・図化作業、報告書作成までトータルで請け負っている。
土木施工例としてはトンネル、道路整備、河川や湾岸、上下水道工事などがあり、建築施工例としては、外壁改修やリノベーション工事、マンションや倉庫といった実績がある。
1907年に創業した前川建設は、加古川市に本社を置き、100年以上にわたって創業建設業と一級建築士事務所を営んできた。
建築・リフォーム工事が全体の8割以上を占め、1割ほど土木・舗装工事も行っている。全体の7割ほどが民間事業であることも特徴的だ。

メンテナンス工事に適した乾式吹付工法や、管更生工法であるSWライナー工法などの技術により、品質、コスト、安全性を担保した施工を行っている。
社内体制として、各種課題を全員で共有するノウハウバンクや、安全性や品質の向上を目指した独自のNHK3マネジメントシステムなどを構築しており、生産管理にもユニークさの現れる企業だ。
株式会社前田組は、揖保郡に本社を置き、広島県、岡山県にそれぞれ支店を持つ総合建設業者だ。
道路工事、ダム工事、河川工事、トンネル工事、墓苑や緑地の整備などを行う土木部門、鉄道施設のトンネル検査や高架橋点検を行う構造物部門、そして、公園をはじめとする公共施設、学校、マンション、大型倉庫などの設計施工を行う建築部門を事業の柱としている。

代表的な実績として、揖保川水系染河内川河川災害復旧工事、揖保郡内の柳池総合公園休憩施設外整備工事、兵庫県たつの市のアレナリゾートホテル建設工事(現リブマックス瀬戸内シーフロントリゾート)などがある。
尼崎市に本社を置く株式会社香山組は、創業以来、総合建設業の経営ノウハウと施工技術を積み重ねてきた。
土木工事が全体の99.9%を占め、そのうち元請工事が94%と、高い信頼のもと、道路や橋脚、トンネルなどの都市インフラや環境整備に取り組んでいる。
売上高100億円、従業員100人体制への成長を目指して発展を続けている企業だ。

次世代型の建設工事を実現するため、高品質のCIMモデル(3Dモデル)をフル活用し、干渉部のチェックやVRを活用した安全教育などを先駆けて取り入れてきた。
3次元施工データを読み込ませた重機による操作制御や、ウェアラブル端末を駆使してリアルタイムで現場確認ができる体制も整えている。
1914年の創業から、100年以上にわたって土木・建築の基幹事業に取り組む株式会社オカモト・コンストラクション・システムは、尼崎市に本社を、大阪市に大阪支店を置いている。

京阪神を中心として実績を重ねており、土木部門では、スーパーゼネコンの基幹協力会社や元請として、国土交通省などの案件に携わっている。建築部門では、近畿一円で、庁舎や集合住宅などの工事を手がけている。
国土交通省指定の建設マスター12名、建設ジュニアマスター1名、さらに厚生労働省指定のセーフティマスター2名をはじめとして、多数の有資格者が所属していることが強みのひとつとなっている。
神戸市を中心とした都市圏には、港湾機能を核とした国際物流拠点や大規模な都市インフラが整備されている。
一方で北部には山陰海岸や中山間地域があり、豪雪地帯も含む厳しい自然条件のもとで、道路や河川、生活インフラの整備が進められてきた。
1995年の阪神・淡路大震災を経て、防災・減災やインフラの耐震化に対する取り組みは全国でも群を抜いている地域のひとつだ。
また、六甲山地をはじめとする山地が東西に連なっており、南北の交通を分断する地形的な制約を抱えている。
そのため、トンネルや橋梁といった構造物の整備によって都市間の連携を図るインフラ整備が重要な役割を担ってきた。
加えて、明石海峡大橋に代表される大規模橋梁や、臨海部の埋立地開発など、全国的にも象徴的な土木プロジェクトが数多く展開されてきた地域でもある。
本記事では、そんな兵庫県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
1. ノバック
姫路市に本社を構える株式会社ノバックは、1965年に創業し、12億円超えの資本金をもとに、50年以上にわたって黒字経営を続けている。
東京本店、名古屋や大阪、京都、四国、九州に支店を置き、東北業界トップクラスの資格取得者数を誇る。

(画像元:ノバックWEBサイトより引用)
土木、建築、リニューアル工事を手がけており、東京都の北十間川護岸建設工事や国土交通省九州地方整備局から受託した福岡県の筑後川橋下部工工事、姫路市総合福祉会館改築工事などの幅広い実績がある。
2027年末には、姫路駅前エリアに新本社が完成予定。地上10階建ての新築ビルで、ビジネスラウンジやシェアオフィスを設けて地域の発展へさらなる貢献が見込まれている。
2. 吉田組
姫路市に拠点を置く吉田組は、総合建設業を営むグループの中核会社で、湾岸土木工事と作業船舶運行管理業を担う株式会社吉田組船舶、測量とICT関連事業を担う株式会社コンサルタント関西など15社以上の関連会社を持つ。

(画像元:吉田組WEBサイトより引用)
護岸・防波堤・埋め立てやケーソン製作据付、浚渫、地盤改良などの海に面したエリアでの土木工事のほか、建築、トンネルなどの施工も幅広く手がける。これまで担当した大型プロジェクトとして、大和川線シールド工事、東京国際空港滑走路外工事、東京湾横断道路工事などがある。
3. ソネック
1944年に曽根組として設立された株式会社ソネックは、兵庫県高砂市に本社を置き、2023年にはベトナムに現地法人を設立するなど発展を続けている。
建築、土木事業をあわせ、兵庫県内での工事が全体の89%を占めており、安定した経営、従業員や取引先のワークライフラバンスの両立を図っている企業だ。

(画像元:ソネックWEBサイトより引用)
特徴的な取り組みとして農業への参入があり、「熱血アグリ事業部。」として、担い手不足に悩む地元に貢献すべく2024年にトマトの生産をスタートし、工事以外の面でも地域に根差した事業を拡大している。
4. 美樹工業
1962年に創業し、姫路市に本店を置く美樹工業株式会社は、神戸、大阪、東京にも拠点を構え、建築、ガス、リニューアル、設備、土木の各種工事を手がけている。

(画像元:美樹工業WEBサイトより引用)
再生可能エネルギーに関して、用地探しから設置、保守管理、売電まで、太陽光発電のプロデュースも行なっている。
2012年には、開設した太陽光発電所が「再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法(FIT法)」の認定第1号を受けたことで、全国的にも名が知られる存在となった。
5. 神崎組
姫路市に本社を置く株式会社神崎組は、創業から100年以上の歴史を持つ老舗企業のひとつ。
創業翌年の1919年に姫路城西の丸修復工事を請け負って以来、昭和の大改修、平成の大改修と工事に参画を続けてきた。
設計、施工、アフターメンテナスまで一貫して行うコンストラクションサービスを強みとして、きめ細やかなサービスを低価格で提供している。

(画像元:神崎組WEBサイトより引用)
建築工事では、事務所や研究所、官公庁庁舎、学校、医療・福祉施設、商業施設、住宅など手広く手がけており、土木工事も道路や鉄道から法面、河川工事など幅広い。
姫路文化コンベンションセンターアクリエひめじ、姫路市埋蔵文化財センター、兵庫県立大学書写記念会館では、姫路市都市景観章などの賞を受賞しており、地元姫路市をはじめ兵庫県内での景観や文化面での貢献も大きい。
6. 新井組
住宅、公共施設、インフラ整備などに取り組む株式会社新井組は、西宮市に本社を置く1944年創業の総合建設業者だ。
ゼネコンから“ソリューションプロバイダー”への発展を目指して「新井組2030ビジョン」を設定しており、求められ続ける企業として社会の抱える課題解決に力を注いでいる。

(画像元:新井組WEBサイトより引用)
阪神淡路大震災の発生時には、被災地の企業として、1ヶ月で約4500件にのぼる緊急出動要請、震災復旧への依頼に応えた経験を持つ。
その経験は、現在でも施工時の耐震技術として活かされており、狭小空間調査事業、安震ブロック(RM耐震補強工法)、ピタコラム工法といったソリューションを提供している。
7. 明和工務店
神戸市に本社を構える株式会社明和工務店は、従業員数5000名を超える新明和グループの一員として、建設部門、設計部門などを置いて事業に取り組んできた。

(画像元:明和工務店WEBサイトより引用)
代表的な施工実績として、屋上に海を眺望できる空間を設けた神戸市垂水図書館、免震構造を採用した神戸市役所本庁舎連絡棟、官民の協働や区民同士の豊かな交流を育む狙いを持って施工した神戸市西区役所、神戸医療産業都市に位置する神戸アイセンター、次世代バイオ医薬品製造技術基盤開発センターなどがある。
8. 柄谷工務店
尼崎市に本社を置く株式会社柄谷工務店は、戦後1946年の創業から建築・土木工事に取り組み、現在では、鉄工エンジニアリング、デンマークハウス、倉庫物流、不動産事業など、多業種を展開するKARATANI グループへと成長している。
「柄谷リペアリング」と名付けた改修工事の技術力も強みとしており、神戸市の人と防災未来センター、兵庫県公館、尼崎市モーターボート競走場などの実績がある。

(画像元:柄谷工務店WEBサイトより引用)
ウェブサイトでは学生をはじめとする就職希望者に向け、専門工事29業種や原価管理といった具体的な仕事内容の解説、受注から入金に至るまでの仕事の流れを細かく紹介するなど、若手人材の確保と育成を目的とした積極的な取り組みも目立つ企業だ。
9. 寄神建設
1949年創業の寄神建設株式会社は、神戸市に本社を置き、港湾土木、・陸上土木を中心とした総合建設業者として活躍している。
湾岸・海洋工事に強く、これまで200隻を超える作業船を建造し、全国の工事に使用されている。起重機船、SEP型多目的起重機船、コンクリートミキサー船、グラブ式浚渫船など、現在自社で持つ作業船の保有数の多さも特徴ののひとつとなっている。
テーパー杭、薄層グラブ工法、鋼管・コンクリート複合構造橋脚など、得意とする技術も数多い。

(画像元:寄神建設WEBサイトより引用)
施工実績は全国にあり、風力発電建設工事、橋梁整備工事、湾岸での埋立造成工事や海岸整備工事などの海上土木のほか、道路やダム、上下水道といった陸上土木、神戸市のポートタワー耐震補強他改修工事や神戸空港駅舎新築工事などの実績もある。
10. 明石土建
1932年の創業から100周年を迎える時期を前に、2021年に明石土建株式会社と社名変更した経緯を持つ。明石市に本社、神戸市には神戸本社を置き、両地域の発展に長く貢献してきた。

(画像元:明石土建WEBサイトより引用)
公共施設から民間の建築物まで、新築、大規模改修、土木事業、そして不動産事業とシステム建築を手がけている。システム建築では、設計・生産を行うメーカーと顧客の間に入り、総合設計、施工、メンテナンスまでワンストップで対応している。
これまでの施工実績としては、尼崎東警察署庁舎棟建築工事、明石市内の江井ヶ島駅バリアフリー化にともなう駅改造などがある。
11. 安西工業
神戸市を拠点とする安西工業株式会社は、建設工事を行うにあたって必要となる埋蔵文化財発掘調査を柱とする総合建設会社だ。
土木工事、建築工事、解体工事、運送運搬業務、発掘調査用機材レンタルを行っており、発掘調査で得たノウハウや技術力を各種工事へと活かしている。

(画像元:安西工業WEBサイトより引用)
発掘調査にあたっては、最新の産業用ドローンを導入して空中撮影・空中測量作業を行っており、発掘・測量、遺物洗浄、遺物復元作業、実測・図化作業、報告書作成までトータルで請け負っている。
土木施工例としてはトンネル、道路整備、河川や湾岸、上下水道工事などがあり、建築施工例としては、外壁改修やリノベーション工事、マンションや倉庫といった実績がある。
12. 前川建設
1907年に創業した前川建設は、加古川市に本社を置き、100年以上にわたって創業建設業と一級建築士事務所を営んできた。
建築・リフォーム工事が全体の8割以上を占め、1割ほど土木・舗装工事も行っている。全体の7割ほどが民間事業であることも特徴的だ。

(画像元:前川建設WEBサイトより引用)
メンテナンス工事に適した乾式吹付工法や、管更生工法であるSWライナー工法などの技術により、品質、コスト、安全性を担保した施工を行っている。
社内体制として、各種課題を全員で共有するノウハウバンクや、安全性や品質の向上を目指した独自のNHK3マネジメントシステムなどを構築しており、生産管理にもユニークさの現れる企業だ。
13. 前田組
株式会社前田組は、揖保郡に本社を置き、広島県、岡山県にそれぞれ支店を持つ総合建設業者だ。
道路工事、ダム工事、河川工事、トンネル工事、墓苑や緑地の整備などを行う土木部門、鉄道施設のトンネル検査や高架橋点検を行う構造物部門、そして、公園をはじめとする公共施設、学校、マンション、大型倉庫などの設計施工を行う建築部門を事業の柱としている。

(画像元:前田組WEBサイトより引用)
代表的な実績として、揖保川水系染河内川河川災害復旧工事、揖保郡内の柳池総合公園休憩施設外整備工事、兵庫県たつの市のアレナリゾートホテル建設工事(現リブマックス瀬戸内シーフロントリゾート)などがある。
14. 香山組
尼崎市に本社を置く株式会社香山組は、創業以来、総合建設業の経営ノウハウと施工技術を積み重ねてきた。
土木工事が全体の99.9%を占め、そのうち元請工事が94%と、高い信頼のもと、道路や橋脚、トンネルなどの都市インフラや環境整備に取り組んでいる。
売上高100億円、従業員100人体制への成長を目指して発展を続けている企業だ。

(画像元:香山組WEBサイトより引用)
次世代型の建設工事を実現するため、高品質のCIMモデル(3Dモデル)をフル活用し、干渉部のチェックやVRを活用した安全教育などを先駆けて取り入れてきた。
3次元施工データを読み込ませた重機による操作制御や、ウェアラブル端末を駆使してリアルタイムで現場確認ができる体制も整えている。
15. オカモト・コンストラクション・システム
1914年の創業から、100年以上にわたって土木・建築の基幹事業に取り組む株式会社オカモト・コンストラクション・システムは、尼崎市に本社を、大阪市に大阪支店を置いている。

(画像元:オカモト・コンストラクション・システムWEBサイトより引用)
京阪神を中心として実績を重ねており、土木部門では、スーパーゼネコンの基幹協力会社や元請として、国土交通省などの案件に携わっている。建築部門では、近畿一円で、庁舎や集合住宅などの工事を手がけている。
国土交通省指定の建設マスター12名、建設ジュニアマスター1名、さらに厚生労働省指定のセーフティマスター2名をはじめとして、多数の有資格者が所属していることが強みのひとつとなっている。
WRITTEN by
國廣 愛佳
創業支援や地域活性を行う都内のまちづくり会社に勤務後、2019年よりフリーランス。紙面やwebサイトの編集、インタビューやコピーライティングなどの執筆を中心に、ジャンルを問わず活動。四国にある築100年の実家をどう生かすかが長年の悩み。
建設土木のICT活用など、
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