コラム・特集
デジコン編集部 2025.11.14

【YouTube】TSを知らない世代が《スマホ測量》だけで現場の即戦力に!「太田建設(岩手県)」のスゴイ取り組み!

CONTENTS
  1. 5〜6人×1週間 → 1人×半日へ。河川工事での“時間のシン・革命”
  2. 丁張りが不要に。スマホで「ここ掘って」「ここまで盛って」と指示!
  3. TSを知らない20代が、いきなり“測量の戦力”になっていく
土木・建設現場で当たり前だった、

「トータルステーション(TS)」+「複数人での測量」。

その常識を、スマホひとつで塗り替えつつあるのが、

スマホ1人測量アプリGeo Scanだ。

今回、YouTubeで紹介するのは、

岩手県で公共工事などを手がける株式会社太田建設だ。

同社の現場で、Geo Scanがどのように活躍しているのか――。

太田建設の小野寺氏と、オプティム坂田氏の対談動画の内容をかんたんに紹介していく。

5〜6人×1週間 → 1人×半日へ。河川工事での“時間のシン・革命”


太田建設が取り組む河川工事では、

何十年前の古い図面しかなく、

施工前に現況とのズレを正確に把握してから、施工を進める必要があった。

現況把握には、従来であれば測量に5〜6人の人手と、1週間ほどの期間をかけて行っていた。

そんな面倒な測量業務も、

スマホ1人測量アプリ「Geo Scan」 を使うことで、

「1人×半日」ほどで完了するようになったというのだ。


丁張りが不要に。スマホで「ここ掘って」「ここまで盛って」と指示!


従来の河川工事では、河川敷に丁張り(杭)を掛けて、位置を示す作業が欠かせなかった。。

しかしGeo Scan導入後は、事前に「Geo Point」機能で座標を取得し、スマホ上で位置を指示するスタイルに移行した。

これにより、

  • 重機オペレーターにも画面を見せながらその場で指示が出せる
  • 河川利用者や周辺住民への安全面にも配慮できる

といったメリットが動画では語られている。

TSを知らない20代が、いきなり“測量の戦力”になっていく


動画の後半では、より象徴的なシーンが出てくる。

太田建設では、トータルステーション(TS)を使ったことがない、

20代前半の新入社員が、Geo Scanを入口に測量業務を覚え、

位置出しなどが1人で行えるようになったというのだ。

かつては「50代以上のベテラン技術者しかできなかった仕事」が、スマホネイティブ世代でも、短期間で戦力化できる――。

人材不足が叫ばれる地方建設業にとって、

これは非常に大きな意味を持つと坂田氏も語っている。

同時に、TS世代のベテラン技術者にとっては、

あの頃の測量の苦労を知っているからこそ、ここまで楽になるのが嬉しい」という、

“報われ感”もあるようで、

新世代とベテランをつなぐツールとしての側面も、垣間見える。


続きは動画でチェック!!
現場のリアルな声をそのまま体感しよう!


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WRITTEN by

デジコン編集部

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