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デジコン編集部 2025.5.28

マルマテクニカが小型ロードスイーパー「MRS-05」を20年振りにフルモデルチェンジ。6月2日新発売でフリーフロート・フッキング・システム採用

マルマテクニカ(本社:神奈川県相模原市)は、20年以上振りに各建設機械メーカーのミニホイールローダへ装着しやすく使いやすさを向上させた小型ロードスイーパーをフルモデルチェンジし、2025年6月2日より発売開始する。

新型ロードスイーパー「MRS-05」は、ミニホイールローダに後付け装着でき、道路の清掃や粉じんの抑制、工場内清掃など屋外でも使用可能な清掃用建機アタッチメントとなっている。

新開発フッキング・システムで装着性向上。セパレート散水タンクとスイング角調整機能でオールインワン・スイーパーを実現


新型MRS-05は、新開発の「フリーフロート・フッキング・システム」を採用し、各社のミニホイールローダへの後付けをより容易にした設計となっている。

このシステムは、ホイールローダのリフトアームを最も下げたフロート状態でフィットするように設計した新型フッキングシステムで、アーム高さ調整操作が不要となる利便性がある。

また、スイーパー本体が路面の凹凸を拾って上下しても吸収でき、押し付けによるスイーパー破損リスクを低減する構造としている。

散水時間を延ばし前方視界も改善したセパレート散水タンク機能やスイング角調整を大きくしたサイドブラシ等、便利機能を盛り込んだオールインワン・スイーパーとして設計されている。

「セパレートタンク型 ほこり抑止散水装置」では、スイーパー本体に分割型水タンクを装着でき、前方視界性の向上を図りつつ、噴霧ノズルの見直しにより粉じんの舞い上がりを大きく抑制しつつ散水時間も伸ばした効果がある。

ホイールローダ側の改造は、電源等最小限で済む設計となっている点も特徴である。

市場に多いレンタルホイールローダへの装着のしやすさも高めるため、油圧3バルブ用の分岐油圧システムのほか、油圧2バルブ車両でも操作可能な分岐システムも準備している。

オプションとして既納車へ装着しやすい油圧分岐システムを用意しており、油圧3バルブをもったホイールローダへの装着を基本としつつ、アタッチメント配管の無い2バルブ車両でも、ホイールローダのチルトシリンダーラインを油圧源とし、ホッパー開閉とブラシ清掃操作を可能としている。

ミニホイールローダの稼働率向上にも役立つアタッチメントとして位置付けられており、建設現場での多様な作業に対応できる汎用性を備えている。

発売日は2025年6月2日で、公表価格はオープン価格となっている。





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デジコン編集部

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