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デジコン編集部 2022.6.27

オリエンタルコンサルタンツ、AI石礫検出システム「グラッチェ」。国交省「NETIS」に登録

オリエンタルコンサルタンツとスカイマティクスが共同開発したAI石礫検出システム「グラッチェ」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS(New Technology Information System)」に登録された。

砂防堰堤巨礫調査、巨礫賦存量の把握、粒径調査など、国や地方公共団体が実施する砂防現場におけるさまざまな調査で「グラッチェ」を活用してもらうことで、現地調査の安全性と生産性を向上をしていく。

「NETIS」は、民間企業等を対象に、公共事業が抱えるさまざまな課題を解決する新技術を募集して、その情報をインターネット上に公開する検索データベースシステム。

国や地方自治体が発注元となる公共事業全般にかかわる新技術を分類別に検索できるのが特長で、登録された技術を使用した施工者には工事成績評定が加算される。

礫径の判読作業にAIの自動判読技術を適用


「グラッチェ」は、UAV等で取得した高解像度の撮影画像を用いた礫径の判読作業に、AIによる自動判読技術を適用したDXシステム。


現在は、砂防事業の高度化・効率化を目標に、国土交通省の複数の砂防事務所が業務で活用している段階で、急流河川の礫河原の景観の変動状況を継続的に把握するなど、河川管理への活用についても検討が進められている。


グラッチェ公式サイト
https://smx-gravelcheck.com/
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デジコン編集部

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