橋本組(静岡県焼津市)は12月23日、女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」において、最高位である認定段階3を取得したと発表した。
建設業界では長時間労働や現場勤務の多さからハードルが高いとされる中、同社は社員の女性比率26%、女性管理職比率15.4%を実現している。
橋本組は、形式的な制度整備にとどまらず、「実際に使われること」を前提とした改革を推進した。
具体的には、短時間勤務正社員制度や在宅・遠隔地勤務などの導入に加え、業務の属人化を防ぐための分担や引き継ぎ方法の再設計を実施。本社にはキッズルームを設置するなど、子連れ出社も可能な環境を整えている。
これらの取り組みの結果、全社員約230名のうち60名が女性社員となり、そのうち30名が工務・設計などの技術系部門で活躍している。

また、育児休業後の復帰率は100%を継続しており、人手不足が課題となる建設業界において、高い人材定着率を実現している。
同社は今後もライフステージに左右されない環境づくりを進め、業界における人材確保・定着のモデルケースを目指すとしている。
建設業界では長時間労働や現場勤務の多さからハードルが高いとされる中、同社は社員の女性比率26%、女性管理職比率15.4%を実現している。
制度を「作る」だけでなく「使う」前提で改革
橋本組は、形式的な制度整備にとどまらず、「実際に使われること」を前提とした改革を推進した。
具体的には、短時間勤務正社員制度や在宅・遠隔地勤務などの導入に加え、業務の属人化を防ぐための分担や引き継ぎ方法の再設計を実施。本社にはキッズルームを設置するなど、子連れ出社も可能な環境を整えている。
女性技術職も3割活躍、育休復帰率は100%
これらの取り組みの結果、全社員約230名のうち60名が女性社員となり、そのうち30名が工務・設計などの技術系部門で活躍している。

また、育児休業後の復帰率は100%を継続しており、人手不足が課題となる建設業界において、高い人材定着率を実現している。
同社は今後もライフステージに左右されない環境づくりを進め、業界における人材確保・定着のモデルケースを目指すとしている。
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