戸田建設は、熊本大学の浪平隆男准教授と共同で、国土交通省が公募した「令和8年度 浮体式洋上風力発電の最適な海上施工方法の確立に向けた技術開発制度」において、「パルスパワー衝撃破砕技術を用いた浮体式洋上風車の海洋底岩盤掘削」を提案し、採択されたと発表した。
火薬類を使わずに海底の岩盤を破砕する技術で、浮体式洋上風力発電の設置可能な海域の拡大を目指すものである。
浮体式洋上風力発電は、海底が深い沖合でも風車を設置できる方式として期待されている。
今後、排他的経済水域(EEZ)を含む沖合の大水深海域での導入拡大を見据えると、海に浮かぶ風車を海底に固定する係留設備を、安全に施工する技術の確立が欠かせない。
しかし、国内の海底地盤には岩盤が広く分布しており、岩盤に対応した係留アンカーの施工方法は、いまだ確立されていない。
とりわけ現在主流の「ドラッグアンカー」は、海底を引きずって爪部を地盤に食い込ませ固定する方式のため、硬く滑りやすい岩盤では爪部が十分に食い込まず、必要な反力を確保しにくいという課題があった。
本技術開発では、パルスパワーを用いた衝撃波によって岩盤を破砕(改変)し、岩盤が分布する海域でのドラッグアンカーの強固な設置を目指す。
パルスパワーとは、蓄えた電気エネルギーを極めて短い時間に放出することで得られる、瞬間的な巨大電力のことだ。
しかも本技術は、火薬類を使用せずに岩盤を破砕する工法であるため、施工時の安全性にも優れている。
技術開発は戸田建設が代表機関、熊本大学が分担機関を務め、開発期間は令和8年度から令和10年度までを予定する。
本技術が確立されれば、これまで困難とされてきた海底岩盤の破砕が可能となり、浮体式洋上風力発電設備を設置できる海域の拡大が期待される。
これにより、浮体式洋上風力発電の導入促進に貢献し、再生可能エネルギーの拡大に寄与する。
さらに、海底に鋼管杭などを打ち込んで固定する「杭式アンカー」の施工において、杭を打ち込む海底面を整形する技術としての活用可能性についても検証していくとしている。
火薬類を使わずに海底の岩盤を破砕する技術で、浮体式洋上風力発電の設置可能な海域の拡大を目指すものである。
沖合展開の壁となる海底岩盤。硬い岩盤ではアンカーが効きにくい
浮体式洋上風力発電は、海底が深い沖合でも風車を設置できる方式として期待されている。
今後、排他的経済水域(EEZ)を含む沖合の大水深海域での導入拡大を見据えると、海に浮かぶ風車を海底に固定する係留設備を、安全に施工する技術の確立が欠かせない。
しかし、国内の海底地盤には岩盤が広く分布しており、岩盤に対応した係留アンカーの施工方法は、いまだ確立されていない。
とりわけ現在主流の「ドラッグアンカー」は、海底を引きずって爪部を地盤に食い込ませ固定する方式のため、硬く滑りやすい岩盤では爪部が十分に食い込まず、必要な反力を確保しにくいという課題があった。
パルスパワーの衝撃波で岩盤を破砕。火薬不要で施工の安全性も高い
本技術開発では、パルスパワーを用いた衝撃波によって岩盤を破砕(改変)し、岩盤が分布する海域でのドラッグアンカーの強固な設置を目指す。
パルスパワーとは、蓄えた電気エネルギーを極めて短い時間に放出することで得られる、瞬間的な巨大電力のことだ。
しかも本技術は、火薬類を使用せずに岩盤を破砕する工法であるため、施工時の安全性にも優れている。
技術開発は戸田建設が代表機関、熊本大学が分担機関を務め、開発期間は令和8年度から令和10年度までを予定する。
設置海域の拡大で導入を促進。杭式アンカーへの応用も検証
本技術が確立されれば、これまで困難とされてきた海底岩盤の破砕が可能となり、浮体式洋上風力発電設備を設置できる海域の拡大が期待される。
これにより、浮体式洋上風力発電の導入促進に貢献し、再生可能エネルギーの拡大に寄与する。
さらに、海底に鋼管杭などを打ち込んで固定する「杭式アンカー」の施工において、杭を打ち込む海底面を整形する技術としての活用可能性についても検証していくとしている。
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