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デジコン編集部 2026.7.23

展示会場から250km先のロボットを遠隔操作。熊谷組が「EE東北'26」で搬送ロボットの遠隔搭乗体験デモを実施

CONTENTS
  1. 360度カメラ×3軸モーションベース×ヘッドマウントディスプレイで「搭乗している感覚」を再現
  2. オンラインミーティングツールで4台のカメラ映像を同期
熊谷組は2026年7月17日、EE東北'26の展示会場(宮城県仙台市)から250km離れた茨城県つくば市の技術研究所内にある小型の搬送ロボットを遠隔操作するデモンストレーションを実施した。

展示ブースに置かれたモーションベースに来訪者が搭乗してヘッドマウントディスプレイを装着することで、搬送ロボットの周辺環境を視覚情報として把握しつつ、傾きや加速度を感じ取りながら遠隔操作する体験システムを実現した。

360度カメラ×3軸モーションベース×ヘッドマウントディスプレイで「搭乗している感覚」を再現


過去のEE東北展示ブースでは、建設機械などのロボットの遠隔操作体験としてバーチャル空間に構築した疑似的な現場を活用していたが、リアリティが不足していた。

リモコンによるロボットの遠隔操作には使用する無線通信機器による通信距離の制約があり、遠方の搬送ロボットをダイレクトに遠隔操作することは不可能だった。

今回、インターネット回線を利用可能な遠隔操作システムを導入することで、宮城県仙台市の展示会場からの制御信号を茨城県つくば市の技術研究所へ届けることができるようになった。


本システムでは展示会場側にあるヘッドマウントディスプレイで搬送ロボット周辺の360度映像を認識でき、3軸の自由度を持つモーションベースを通じて搬送ロボットの傾きや加速度を把握できる。

2つの技術の組み合わせによって、実際に搬送ロボットに搭乗しているような体験を実現。ゲームコントローラーを操作することで、搬送ロボットの進行方向を任意に制御できる。

オンラインミーティングツールで4台のカメラ映像を同期


展示会場では、オンラインミーティングツールを使って展示会場と技術研究所の状況を同期。


さらに技術研究所側に固定した3台のWebカメラ映像と、搬送ロボットに載せた1台のWebカメラ映像、合計4台の映像を同期した。

展示会ブース側で複数の映像を確認しながら、傍にいる職員が搬送ロボットの運転を支援した。

今後は展示会ブースにおけるシステムの幅広い活用を目指し、モーションベースの小型化や、建設機械の遠隔操作を推進する予定だ。




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デジコン編集部

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