ニュース
デジコン編集部 2026.1.7

日立建機、京都御苑で電動建機を用いた試行工事に参画。環境省直轄工事で初採用

CONTENTS
  1. 環境省直轄工事で初の採用
  2. 「運べる電源」でどこでも充電可能に
  3. 静かさと安全性、実用性を確認
日立建機は、環境省が実施した国民公園「京都御苑」(京都市)の駐輪場整備工事(12月1日~22日)において、電動建機を用いた試行工事に参画したと発表した。

同社のバッテリー駆動式ショベル「ZE85」と可搬式充電設備「Go-ENE(ゴエネ)」をレンタル提供し、充電電源がない現場での運用フローや静粛性を検証した。

環境省直轄工事で初の採用


日立建機のバッテリー駆動式ショベルが環境省の直轄工事で採用されるのは今回が初めてである。

歴史的景観や静粛性が求められる京都御苑という特殊な環境下で、充電インフラが未整備な場所でも効率的に電動建機を運用できるかを検証する目的で行われた。

「運べる電源」でどこでも充電可能に


今回の試行工事では、九州電力と共同開発した可搬式充電設備「Go-ENE」を活用した。

これにより、充電用電源がない広大な公園内でも、作業場所の近くまで電源を移動させて充電することが可能となり、移動の無駄を最小限に抑える運用モデルが実証された。

静かさと安全性、実用性を確認


検証の結果、電動建機特有の「低騒音・排ガスゼロ」により、来苑者の快適性を損なわず、作業員同士の声掛けもスムーズに行えるなど、安全性や作業環境の改善効果が確認された。

また、オペレーターからは「高負荷作業でも掘削力が落ちず、都市土木で十分に実用的」との評価を得ており、基本性能の高さも実証された。

日立建機は今回の知見を活かし、公共工事におけるカーボンニュートラル施工の普及に貢献していくとしている。




参考・画像元: 日立建機株式会社 ニュースリリースより
 
印刷ページを表示
WRITTEN by

デジコン編集部

建設土木のICT化の情報を日々キャッチして、わかりやすく伝えていきます。

建設土木のICT活用など、
デジコンからの最新情報をメールでお届けします

会員登録

会員登録していただくと、最新記事を案内するメールマガジンが購読できるほか、会員限定コンテンツの閲覧が可能です。是非ご登録ください。