センシンロボティクスと石川県小松市消防本部は12月11日、自動運用型ドローン基地「DJI Dock 3」を活用した災害対応ソリューションの実証実験を実施したと発表した。
地震や火災などの発災時を想定し、高所カメラの死角を補う「ドローンによる広域・多角的な状況把握」の有効性を検証した。
実証実験では、センシンロボティクスの開発プラットフォーム「SENSYN CORE」と、自動ドローン基地「DJI Dock 3」を連携させた。
小松市消防本部から遠隔操作でドローンを飛行させ、撮影した映像をリアルタイムで本部に配信(SENSYN CORE Monitorを使用)。以下の成果が確認された。
小松市消防本部は、今回の結果を踏まえ、より迅速な災害対応と減災に向けた体制構築を目指すとしている。
地震や火災などの発災時を想定し、高所カメラの死角を補う「ドローンによる広域・多角的な状況把握」の有効性を検証した。
「DJI Dock 3」×「SENSYN CORE」で遠隔から状況把握
実証実験では、センシンロボティクスの開発プラットフォーム「SENSYN CORE」と、自動ドローン基地「DJI Dock 3」を連携させた。
小松市消防本部から遠隔操作でドローンを飛行させ、撮影した映像をリアルタイムで本部に配信(SENSYN CORE Monitorを使用)。以下の成果が確認された。
- 迅速な初動対応: 指令から現場確認までの時間を短縮し、災害直後の状況を素早く把握可能に。
- 広域情報の取得: 高所カメラでは見えないエリアも、上空からのズーム映像で詳細に確認(車両や人の有無、煙の発生など)。
- 安定した映像配信: 遠隔地への映像伝送において、遅延や画質に問題がないことを実証。
小松市消防本部は、今回の結果を踏まえ、より迅速な災害対応と減災に向けた体制構築を目指すとしている。
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