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デジコン編集部 2025.9.30

マップフォーとアイサンテクノロジーが資本業務提携を締結。空間知能技術と測量技術を融合し自動運転・インフラDXを加速

マップフォーがアイサンテクノロジーから出資を受け、2025年9月30日に資本業務提携契約を締結した。

名古屋大学発スタートアップ測量自動運転技術開発大手が強みとノウハウを結集し、自動運転の社会実装や高精度3次元データ技術を基盤としたDXの推進を加速させる。

AIを活用した空間知能技術と50年超の測量ノウハウで次世代社会インフラを実現


マップフォーは「社会の変革と創造へ、技術で導く。」ビジョンのもと、自動運転や測量、インフラ、ロボティクスなど幅広い分野向けにAIを活用した3次元空間認識技術「空間知能」を開発・提供している。

人手不足が深刻化する現代社会において、同社が持つ高精度かつ高速な3次元地図データの作成・後処理技術は業務の自動化や効率化を可能にする。

より安全で持続可能な社会インフラの実現に不可欠なコア技術として、その役割を拡大している状況だ。

アイサンテクノロジーは1970年の創業以来、測量システム技術の発展とともに成長してきた企業である。

長年培ってきた測量技術を基盤に、測量・不動産市場向けの公共セグメントと自動車・MaaS関連市場向けのモビリティ・DXセグメントの2つの主要事業を展開している。

自社でソフトウェア開発を行いながら、それらで培った技術・ノウハウを自動運転に向けた高精度3次元地図の生産に活用してきた実績を持つ。

安心・安全な自動運転の社会実装の実現に向けて積極的に取り組んでいる企業だ。

本提携により、両社の強みを最大限に活かした研究開発・販売促進の検討を加速させる。

インフラの老朽化対策、人口減少社会における次世代モビリティの推進やスマートシティの実現など、日本社会が直面する喫緊の課題への対応を強力に推進する方針だ。

マップフォーが有する最先端の空間知能技術と、アイサンテクノロジーが長年培ってきた測量技術や自動運転技術の豊富な導入支援実績を掛け合わせる。

自動運転技術の導入の効率化や運用の高度化、プロダクトの技術連携や販売促進を共同検討していく計画となっている。





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