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デジコン編集部 2025.9.29

セーフィー。大阪・関西万博でクラウドカメラが多様なシーンに貢献。淀川左岸線に210台を設置し通行状況を常時監視

セーフィーのクラウドカメラが2025年4月13日から10月13日まで開催中の大阪・関西万博の様々なシーンで活用されている。

会場入退場ゲートや倉庫、店舗に加え、万博アクセスルートの淀川左岸線にも210台を設置し安全管理に貢献している。

入退場者数計測から保税貨物管理まで。50m毎に210台設置し万博アクセスルートを常時監視


大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、People's Living Labというコンセプトを掲げている。

Society5.0の実現を目指し、人々のプライバシーや安全に配慮するルールを設け、来場者の体験や会場運営を通じて発生するデータ活用に取り組んでいる。

会場入退場ゲートでは取得した映像をもとに入退場者数やゲート付近の人数を計測し、会場内の滞留者数や混雑状況を把握することで会場運営の改善に利用している。

会場内倉庫では保税貨物も扱うため厳格な管理が求められており、貨物の破損事故や作業ミス、盗難等が発生した際の事実確認にセーフィーのカメラを設置している。

セブンイレブンの万博内店舗2店舗では、AI-App人数カウント機能を活用した未来型店舗として環境、商品、買い物体験の3つの視点で新たな取り組みを実施中だ。

万博アクセスルートの淀川左岸線では、大阪市建設局が建設中区間を万博会場への万博専用アクセスルートとして活用している。

アクセスルート内での事故や落下物などの異常確認のため、全線にWebカメラを設置し管理センターで常時監視する体制を確保した。

50m毎に210台のカメラを設置し、通行状況などを常時確認することで安全かつ円滑な通行を確保している。

万博期間中は毎日のパトロールを行い目視での異常確認を実施するとともに、緊急時には博覧会協会、警察、消防、阪神高速道路等を含めた連絡体制を構築している。

セーフィーは万博後もSociety5.0の実現に向け、様々なAIを使ったサービスを展開していく方針だ。




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