ニュース
パナソニック ホームズが地震被災リスク推定システム「P-HERES」2025年版の試験運用を開始。エリア単位表示で支援迅速化

パナソニック ホームズは8月29日、地震被災リスク推定システム「P-HERES」の2025年版を新開発し、9月1日から試験運用を開始すると発表した。
大規模震災時における同社オーナー邸の支援・復旧を迅速化・効率化する目的で機能向上を図った。
新システムは、従来のピンポイント地点単位の被災リスク推定画面をエリア単位で表示できるよう機能向上を実現した。
防災科学技術研究所の強震観測網データを基に震災地域の建物被害レベルを判定し、顧客データベースと連携して画面上に表示する仕組みである。
従来版では強震計から遠く離れたオーナー邸の被災リスクを適切に推定することが困難だった。
新版では地図上250m間隔で面的に推定補間された3つの地震動指標(計測震度・地表面最大加速度・地表面最大速度)の情報を活用している。
構造計画研究所の地震動マップ推定システム「QUIET+」から指標を取得し、強震計から離れた場所のオーナー邸についても適切な被災リスク推定を可能にした。
2023年版の運用開始以降、能登半島地震など最大震度6弱以上の3回の大地震で被災オーナーへの支援・復旧に役立った実績を持つ。
大規模震災時における同社オーナー邸の支援・復旧を迅速化・効率化する目的で機能向上を図った。
ピンポイント地点からエリア単位表示で推定精度を大幅向上
新システムは、従来のピンポイント地点単位の被災リスク推定画面をエリア単位で表示できるよう機能向上を実現した。
防災科学技術研究所の強震観測網データを基に震災地域の建物被害レベルを判定し、顧客データベースと連携して画面上に表示する仕組みである。
従来版では強震計から遠く離れたオーナー邸の被災リスクを適切に推定することが困難だった。
新版では地図上250m間隔で面的に推定補間された3つの地震動指標(計測震度・地表面最大加速度・地表面最大速度)の情報を活用している。
構造計画研究所の地震動マップ推定システム「QUIET+」から指標を取得し、強震計から離れた場所のオーナー邸についても適切な被災リスク推定を可能にした。
2023年版の運用開始以降、能登半島地震など最大震度6弱以上の3回の大地震で被災オーナーへの支援・復旧に役立った実績を持つ。
WRITTEN by

建設土木の未来を
ICTで変えるメディア