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デジコン編集部 2021.3.15

【ARAV 日建 平賀建設】本体改造なしで後付け可能なクローラーダンプ、遠隔操作システムの実証に成功

建設現場のDX・自動化を目指す東京大学発スタートアップ企業、ARAV株式会社(東京都文京区/以下、ARAV)は、株式会社日建(山梨県南アルプス市/以下、日建)と平賀建設有限会社(山梨県韮崎市/以下、平賀建設)と共同で、汎用性の高いクローラーダンプ用の遠隔操作システムの実証実験に成功。本システムの事業化をスタートした。

ARAV YouTubeより/本体改造なしで後付けできるクローラーダンプ遠隔操作システム

世界の地雷被害国で活躍する特殊な対人地雷除去機をはじめ、独自の建機製造技術を持つ日建と、i-Constructionを活用した生産性向上の実績豊富な平賀建設、それぞれの蓄積されたノウハウを用いて共同実証を行い、様々な現場に投入できるクローラーダンプ遠隔システムの販売および実践への投入を開始していく。

建機の遠隔操作を実現する手法を大別すると、油圧系統の制御用の電磁弁を追加し機械内部から操作する方法と、キャビン内の操作レバーを電動アクチュエータで操作する方法の二つがある。

本製品は後者を採用しており、時間とコストがかかる大がかりな油圧系統の改造なしで、取り付け&取り外し、さらに載せ替えもカンタンにできる汎用性の高い製品となっている。インターネット回線を使って、ほぼ遅延のないスムーズな操作感を実現するとともに、インターネット接続が可能な環境であれば、どこからでも操作が可能。

ARAVは、建設土木業界において人手不足がますます深刻化する中、リモート建機の活用により、どのような課題が解決され、生産性がどう上がるのかなどを今後、発表していくという。




参考:PR TIMES リリーズ記事より(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000058931.html)
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デジコン編集部

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