日本で最も面積の小さな県である香川県は、四国の東北部に位置し、北の瀬戸内海から南の讃岐山脈まで、多様な地形を有する。
降水量が少ない上、吉野川をはじめとする県内の河川は他県へと流れていくため、不足しがちな水資源を確保するため、古くから農業用水を確保するためのため池がつくられてきた。
その数は14,000ヶ所ともいわれ、その開設・改修・維持管理が建設業の重要な仕事のひとつとして存在している。
一方では、瀬戸内海に面した海岸線の延長は約724kmにもなり、港湾・漁港の整備、海岸保全工事の需要も大きい。
丸亀、坂出を中心とした造船業、化学コンビナートを核とする瀬戸内工業地域の一角を担っており、工場・プラント建設の需要が継続的に生まれている。
また、1988年に開通した本州と四国を結ぶ大動脈、瀬戸大橋により、維持管理や周辺インフラ整備も重要な役割となっている。
香川県土木部技術企画課では、2018年度からICT活用工事の試行を開始しており、自動追尾トータルステーションを活用した中小規模現場向けのICT講習会を定期開催するなど、担い手不足解消と生産性向上を両立する施策として業界全体への浸透を目指している。
本記事では、そんな香川県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
※記事で紹介する15社は、順位付けを行ったものではなく、県内で活躍する代表的な建設会社を順不同で取り上げたものである。
グローバルな技術力とローカルな地域密着を兼ね備えた「グローカル」をキーワードに、四国トップクラスの総合建設会社として歩んできた株式会社村上組は、本社を香川県に置き、東京、大阪にも拠点を展開している。
本四架橋・四国横断自動車道・サンポート高松といった四国の根幹インフラ整備に深く関わってきた実績を持ち、土木施工管理の全域をカバーする企業だ。株式会社村上重機をはじめ、7社のグループ企業を持つ。
多様な特殊技術を工事に活かしており、耐震補強工法であるポストヘッド工法、耐震化に備えてパイプ内にパイプをつくるパルテム工法、硬質塩ビ樹脂をベースとするEX・ダンビー工法、農業水利施設の保護などに効果を発揮するOM水路ライニング工法などを得意としている。
半世紀以上にわたり、コンサルタント業務と土木建築工事に従事してきた青葉工業株式会社は、地質調査から設計・施工・管理まで一貫して担う総合土木建設企業として、香川県高松市に本社を置いている。
道路・橋梁・河川といった社会インフラ事業から、廃棄物処理、土壌汚染調査などの環境事業、社会資本ストックの維持管理事業まで幅広く対応する。
(画像元:青葉工業WEBサイトより引用)
特筆すべきは建設コンサルタント機能を社内に持つ点で、地質・地盤の調査分析から施工計画まで、自社完結できる体制が難工事への対応力を支えている。
健康経営優良法人2026の認定を受けるなど職場環境の整備にも先進的で、四国の道路を清掃する「88クリーンウォーク四国」への参加や清掃ボランティアなど地域貢献活動にも継続的に取り組んでいる。
香川県丸亀市に本社を置く株式会社重成土建は、土工工事をはじめ、とび、鋼構造物などを幅広く手がける総合建設会社だ。
造船の街でもある丸亀を地盤として、道路改良・河川工事・護岸・橋梁などの公共土木工事を主体に、地元自治体からの受注に素早く対応できる現場力を強みとして地域のインフラ整備を支えてきた。

2025年にはICTデジタル事業部を立ち上げており、3次元測量・設計技術を軸に、持続可能でスマートなインフラ整備を支える技術者集団として、持続可能で効率的なインフラ整備の実現を目指している。
3次元現地測量、3次元設計データ作成、3次元出来形合否判定、3次元数量算出の技術支援を行っている。
鹿島建設株式会社の協力会社として設立された協拓建設株式会社は、香川県高松市を拠点とする総合建設会社だ。
設立以来、経営形態の充実と近代化に努めながら、山岳土木から都市土木、ダム建設のような大規模工事やトンネル建設のような特殊工事まで幅広く展開してきた。

鹿島建設との長年の協力関係で培われた施工管理ノウハウが大きな強みとなっており、加えて、公共インフラの整備から民間大型工事まで幅広く対応できる技術陣が所属している。
倉敷基地プロパン貯槽掘削工事、高知県の分水第一発電所土木改良工事などの実績を持ち、中四国の土木建設業をリードする中堅ゼネコンとして存在感を高め続けている。
香川県東かがわ市に本社を置く株式会社赤澤組は、河川工事・道路工事・護岸工事を主軸とする土木専業の建設会社だ。
東讃エリアを中心に、国土交通省や県内市町村からの受注業務をメインに請け負っている。

港湾の整備、ため池の改修、橋梁の耐震補強、道路舗装などを手がけており、特に治水・防災インフラの最前線を担ってきた。
365日稼働できる体制を整えており、発注元のニーズを汲み取りながら、地元自治体との信頼関係をベースに、確実で丁寧な施工を積み重ねている企業だ。
香川県綾歌郡の勝和建設株式会社は、創業以来、舗装工事業・土木工事業を専門として、公共工事を主体として施工を手がける。
「業績の安定と利益率の向上」を目標に、営業力の強化・施工体制の充実・管理部門の効率化を三本柱に据えて取り組んでいる。

ブロック積みやコンクリートによる擁壁工事、水路工事、水路の床版工事、農地形質変更工事、畦畔コンクリート工事などを得意としているほか、個人からの依頼を受け、駐車場舗装、浸水性自然色舗装、生活道・農道舗装、切り上げ工事なども行なっている。
香川県高松市に本社、東かがわ市に工場を置く大洋舗装株式会社は、舗装工事を専門とする建設会社だ。専門技術を武器に、官公庁・民間双方の発注に応える体制を整えている。
舗装工事の設計施工、ガス管埋設工事、外構工事をはじめとする一般土木建築工事のほか、プラスチック製造、タール製品の加工販売や産業廃棄物の収集運搬なども展開する。

公式サイトでは工事に携わる職種と仕事内容の紹介を行なっており、舗装工事では、現地調査や施工計画の作成、竣工書類の作成などを担当する現場監督、バックホウやモーターグレーダなどを使用する重機オペレーター、工事の積算や契約を担当する事務作業員を取り上げている。若手の採用を含め、人材育成にも力を注いでいる企業だ。
株式会社真部組は香川県さぬき市を拠点として、土木・解体工事を中心に地域とともに歩んできた。
最新鋭機材の導入による技術向上、ICT化にも積極的に取り組んでおり、社外研修や資格取得費用の全額補助など人材育成制度も充実させながら、地域社会への貢献と持続的な事業の発展を同時に追求している企業だ。

道路・河川・湾岸などのインフラ整備に広く取り組んでおり、多くの土木施工管理技士を擁し、誰もが活躍できる場の提供に力を入れているのも特徴で、多様な人材が従事できる職場環境づくりを実践している。
50年以上にわたり、土木工事業として公共・民間工事を手がけてきた大西建設株式会社は、香川県中讃地方の仲多度郡を拠点としている。
香川県知事許可の特定建設業者として、道路・河川・農業土木・林道工事など、中山間地域ならではの多様な工種に精通している。

拠点とするまんのう町は、高知県のダムを水源として県内にめぐらされた香川用水の取水口やまんのう池など、県内有数の水利施設を抱える地域であり、農業インフラの維持管理に高い専門性を培ってきた企業だ。
また、舗装工事業、菅工事業、解体工事業のほか、ドローン測量事業、造園事業も展開している。
香川県丸亀市に本社を置く横田建設株式会社は、土木構造物の施工を通じて地域社会に貢献することを使命とする土木専業の建設会社だ。
特定建設業として許可を受けており、とび、石工、しゅんせつ、解体などの各種工事に幅広く対応する。

国土交通省、農政局、県、市、町などの官公庁から請け負う公共土木工事の元請けを主体としており、香川県格付評価では最高位のAランクに位置付けられている。
特徴的な取り組みとして、BCP(災害時などに事業への損害を最小限に抑え、業務を継続・早期復旧させるための事前計画のこと)の一環として、公式サイト上に南海トラフ大地震などを想定した災害時用連絡掲示板を設け、事業者間での緊急時の災害復旧依頼や、従業員の家族や近隣住民の安否確認に使用できるよう開放している。
香川県木田郡を拠点として、地域とともに歩んできた筒井工業株式会社は、建築資材販売業として創業し、その後、土木建設業に転じた歴史を持つ企業だ。
舗装部と土木部を柱として事業を展開しており、地元を中心とした高松市近郊の官公庁工事を主軸に、地域に根ざした建設会社として確かな実績を築いている。

舗装部では、道路舗装の専門知識と特殊技能をもった社員が工事にあたっており、主要道路、農道、駐車場の舗装から補修・施工まで幅広く手がける。
土木部では、道路、河川、橋梁といったインフラ整備を行なっており、高度成長期につくられ老朽化が進む設備の維持・修繕も県内各地で行なっている。
光工業株式会社は、香川県観音寺市に本社を置き、三豊エリアを中心として県内全域を活動エリアとする総合建設会社だ。
港湾・河川・橋梁・道路などの公共工事を幅広く手がけており、官公庁からの発注工事に豊富な実績を持つ。

三豊エリアは瀬戸内海沿岸の港湾・漁港施設と、讃岐山脈の山間部における砂防・治山工事の双方が求められる地域であり、その双方に対応できる技術力を備えていることが強みだ。
香川県高松市を拠点とする三栄工業株式会社は、創業以来、下水道工事を中心とした一般土木工事全般で多くの実績を重ねてきており、現在も公共工事を幅広く手がける企業だ。
特に、推進工事・薬液注入工事・管更生工事など、専門性の高い部門での施工を強みとしている。
(画像元:三栄工業WEBサイトより引用)
住宅地盤改良事業も展開しており、地盤調査から補強工法の選定・施工まで一貫対応している。不同沈下対策として適切な工事を行なうなど、住宅の地盤改良という民間分野でも専門性を発揮し、香川県内の生活インフラの根底を支える存在として信頼を築いている。
香川県観音寺市に本社を置く株式会社三興組は、建設DXを積極的に推進しながら土木事業に取り組む地域密着型の建設会社だ。
長年にわたり官公庁工事を中心に香川県内の社会インフラ整備に携わっており、道路・河川・護岸などの土木工事から建築工事まで、幅広く対応している。

ICT施工の導入により、現場での長時間労働を軽減し、測量や施工、書類作成のプロセスを短時間化・省力化・高精度化することに成功している。
ドローンやレーザースキャナーによる測量、3次元データを連動させたICT建機の自動操縦など、最新の施工方法の追求を続けている。
香川県坂出市に本社を置く株式会社石井は、「住みたくなる町、輝く町、働きたくなる町」をつくることを目指して事業を営む地域総合デベロッパーを自称する企業だ。
土木工事・建築工事・舗装・とび土工・水道施設・解体・塗装・管工事・造園工事に加えて、宅建業・損保業・コンビニ事業まで手がける多彩な事業構成が特徴となっている。

県道の道路改築・トンネル工事を複数工区にわたり連続受注したほか、屋島北嶺展望台再整備工事、津波等対策河川工事など防災・環境分野の実績も豊富だ。
ICTの活用では、3Dスキャナや自動追尾トータルステーションを積極活用し、地元高校のインターンシップでも最新測量機器を体験させるなど、次世代育成にも力を注いでいるところだ。
降水量が少ない上、吉野川をはじめとする県内の河川は他県へと流れていくため、不足しがちな水資源を確保するため、古くから農業用水を確保するためのため池がつくられてきた。
その数は14,000ヶ所ともいわれ、その開設・改修・維持管理が建設業の重要な仕事のひとつとして存在している。
一方では、瀬戸内海に面した海岸線の延長は約724kmにもなり、港湾・漁港の整備、海岸保全工事の需要も大きい。
丸亀、坂出を中心とした造船業、化学コンビナートを核とする瀬戸内工業地域の一角を担っており、工場・プラント建設の需要が継続的に生まれている。
また、1988年に開通した本州と四国を結ぶ大動脈、瀬戸大橋により、維持管理や周辺インフラ整備も重要な役割となっている。
香川県土木部技術企画課では、2018年度からICT活用工事の試行を開始しており、自動追尾トータルステーションを活用した中小規模現場向けのICT講習会を定期開催するなど、担い手不足解消と生産性向上を両立する施策として業界全体への浸透を目指している。
本記事では、そんな香川県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
※記事で紹介する15社は、順位付けを行ったものではなく、県内で活躍する代表的な建設会社を順不同で取り上げたものである。
1. 村上組
グローバルな技術力とローカルな地域密着を兼ね備えた「グローカル」をキーワードに、四国トップクラスの総合建設会社として歩んできた株式会社村上組は、本社を香川県に置き、東京、大阪にも拠点を展開している。
本四架橋・四国横断自動車道・サンポート高松といった四国の根幹インフラ整備に深く関わってきた実績を持ち、土木施工管理の全域をカバーする企業だ。株式会社村上重機をはじめ、7社のグループ企業を持つ。
多様な特殊技術を工事に活かしており、耐震補強工法であるポストヘッド工法、耐震化に備えてパイプ内にパイプをつくるパルテム工法、硬質塩ビ樹脂をベースとするEX・ダンビー工法、農業水利施設の保護などに効果を発揮するOM水路ライニング工法などを得意としている。2. 青葉工業
半世紀以上にわたり、コンサルタント業務と土木建築工事に従事してきた青葉工業株式会社は、地質調査から設計・施工・管理まで一貫して担う総合土木建設企業として、香川県高松市に本社を置いている。
道路・橋梁・河川といった社会インフラ事業から、廃棄物処理、土壌汚染調査などの環境事業、社会資本ストックの維持管理事業まで幅広く対応する。
(画像元:青葉工業WEBサイトより引用)特筆すべきは建設コンサルタント機能を社内に持つ点で、地質・地盤の調査分析から施工計画まで、自社完結できる体制が難工事への対応力を支えている。
健康経営優良法人2026の認定を受けるなど職場環境の整備にも先進的で、四国の道路を清掃する「88クリーンウォーク四国」への参加や清掃ボランティアなど地域貢献活動にも継続的に取り組んでいる。
3. 重成土建
香川県丸亀市に本社を置く株式会社重成土建は、土工工事をはじめ、とび、鋼構造物などを幅広く手がける総合建設会社だ。
造船の街でもある丸亀を地盤として、道路改良・河川工事・護岸・橋梁などの公共土木工事を主体に、地元自治体からの受注に素早く対応できる現場力を強みとして地域のインフラ整備を支えてきた。

(画像元:重成土建WEBサイトより引用)
2025年にはICTデジタル事業部を立ち上げており、3次元測量・設計技術を軸に、持続可能でスマートなインフラ整備を支える技術者集団として、持続可能で効率的なインフラ整備の実現を目指している。
3次元現地測量、3次元設計データ作成、3次元出来形合否判定、3次元数量算出の技術支援を行っている。
4. 協拓建設
鹿島建設株式会社の協力会社として設立された協拓建設株式会社は、香川県高松市を拠点とする総合建設会社だ。
設立以来、経営形態の充実と近代化に努めながら、山岳土木から都市土木、ダム建設のような大規模工事やトンネル建設のような特殊工事まで幅広く展開してきた。

(画像元:協拓建設WEBサイトより引用)
鹿島建設との長年の協力関係で培われた施工管理ノウハウが大きな強みとなっており、加えて、公共インフラの整備から民間大型工事まで幅広く対応できる技術陣が所属している。
倉敷基地プロパン貯槽掘削工事、高知県の分水第一発電所土木改良工事などの実績を持ち、中四国の土木建設業をリードする中堅ゼネコンとして存在感を高め続けている。
5. 赤澤組
香川県東かがわ市に本社を置く株式会社赤澤組は、河川工事・道路工事・護岸工事を主軸とする土木専業の建設会社だ。
東讃エリアを中心に、国土交通省や県内市町村からの受注業務をメインに請け負っている。

(画像元:赤澤組WEBサイトより引用)
港湾の整備、ため池の改修、橋梁の耐震補強、道路舗装などを手がけており、特に治水・防災インフラの最前線を担ってきた。
365日稼働できる体制を整えており、発注元のニーズを汲み取りながら、地元自治体との信頼関係をベースに、確実で丁寧な施工を積み重ねている企業だ。
6. 勝和建設
香川県綾歌郡の勝和建設株式会社は、創業以来、舗装工事業・土木工事業を専門として、公共工事を主体として施工を手がける。
「業績の安定と利益率の向上」を目標に、営業力の強化・施工体制の充実・管理部門の効率化を三本柱に据えて取り組んでいる。

(画像元:勝和建設WEBサイトより引用)
ブロック積みやコンクリートによる擁壁工事、水路工事、水路の床版工事、農地形質変更工事、畦畔コンクリート工事などを得意としているほか、個人からの依頼を受け、駐車場舗装、浸水性自然色舗装、生活道・農道舗装、切り上げ工事なども行なっている。
7. 大洋舗装
香川県高松市に本社、東かがわ市に工場を置く大洋舗装株式会社は、舗装工事を専門とする建設会社だ。専門技術を武器に、官公庁・民間双方の発注に応える体制を整えている。
舗装工事の設計施工、ガス管埋設工事、外構工事をはじめとする一般土木建築工事のほか、プラスチック製造、タール製品の加工販売や産業廃棄物の収集運搬なども展開する。

(画像元:大洋舗装WEBサイトより引用)
公式サイトでは工事に携わる職種と仕事内容の紹介を行なっており、舗装工事では、現地調査や施工計画の作成、竣工書類の作成などを担当する現場監督、バックホウやモーターグレーダなどを使用する重機オペレーター、工事の積算や契約を担当する事務作業員を取り上げている。若手の採用を含め、人材育成にも力を注いでいる企業だ。
8. 真部組
株式会社真部組は香川県さぬき市を拠点として、土木・解体工事を中心に地域とともに歩んできた。
最新鋭機材の導入による技術向上、ICT化にも積極的に取り組んでおり、社外研修や資格取得費用の全額補助など人材育成制度も充実させながら、地域社会への貢献と持続的な事業の発展を同時に追求している企業だ。

(画像元:真部組WEBサイトより引用)
道路・河川・湾岸などのインフラ整備に広く取り組んでおり、多くの土木施工管理技士を擁し、誰もが活躍できる場の提供に力を入れているのも特徴で、多様な人材が従事できる職場環境づくりを実践している。
9. 大西建設
50年以上にわたり、土木工事業として公共・民間工事を手がけてきた大西建設株式会社は、香川県中讃地方の仲多度郡を拠点としている。
香川県知事許可の特定建設業者として、道路・河川・農業土木・林道工事など、中山間地域ならではの多様な工種に精通している。

(画像元:大西建設WEBサイトより引用)
拠点とするまんのう町は、高知県のダムを水源として県内にめぐらされた香川用水の取水口やまんのう池など、県内有数の水利施設を抱える地域であり、農業インフラの維持管理に高い専門性を培ってきた企業だ。
また、舗装工事業、菅工事業、解体工事業のほか、ドローン測量事業、造園事業も展開している。
10. 横田建設
香川県丸亀市に本社を置く横田建設株式会社は、土木構造物の施工を通じて地域社会に貢献することを使命とする土木専業の建設会社だ。
特定建設業として許可を受けており、とび、石工、しゅんせつ、解体などの各種工事に幅広く対応する。

(画像元:横田建設WEBサイトより引用)
国土交通省、農政局、県、市、町などの官公庁から請け負う公共土木工事の元請けを主体としており、香川県格付評価では最高位のAランクに位置付けられている。
特徴的な取り組みとして、BCP(災害時などに事業への損害を最小限に抑え、業務を継続・早期復旧させるための事前計画のこと)の一環として、公式サイト上に南海トラフ大地震などを想定した災害時用連絡掲示板を設け、事業者間での緊急時の災害復旧依頼や、従業員の家族や近隣住民の安否確認に使用できるよう開放している。
11. 筒井工業
香川県木田郡を拠点として、地域とともに歩んできた筒井工業株式会社は、建築資材販売業として創業し、その後、土木建設業に転じた歴史を持つ企業だ。
舗装部と土木部を柱として事業を展開しており、地元を中心とした高松市近郊の官公庁工事を主軸に、地域に根ざした建設会社として確かな実績を築いている。

(画像元:筒井工業WEBサイトより引用)
舗装部では、道路舗装の専門知識と特殊技能をもった社員が工事にあたっており、主要道路、農道、駐車場の舗装から補修・施工まで幅広く手がける。
土木部では、道路、河川、橋梁といったインフラ整備を行なっており、高度成長期につくられ老朽化が進む設備の維持・修繕も県内各地で行なっている。
12. 光工業
光工業株式会社は、香川県観音寺市に本社を置き、三豊エリアを中心として県内全域を活動エリアとする総合建設会社だ。
港湾・河川・橋梁・道路などの公共工事を幅広く手がけており、官公庁からの発注工事に豊富な実績を持つ。

(画像元:光工業WEBサイトより引用)
三豊エリアは瀬戸内海沿岸の港湾・漁港施設と、讃岐山脈の山間部における砂防・治山工事の双方が求められる地域であり、その双方に対応できる技術力を備えていることが強みだ。
13. 三栄工業
香川県高松市を拠点とする三栄工業株式会社は、創業以来、下水道工事を中心とした一般土木工事全般で多くの実績を重ねてきており、現在も公共工事を幅広く手がける企業だ。
特に、推進工事・薬液注入工事・管更生工事など、専門性の高い部門での施工を強みとしている。
(画像元:三栄工業WEBサイトより引用)住宅地盤改良事業も展開しており、地盤調査から補強工法の選定・施工まで一貫対応している。不同沈下対策として適切な工事を行なうなど、住宅の地盤改良という民間分野でも専門性を発揮し、香川県内の生活インフラの根底を支える存在として信頼を築いている。
14. 三興組
香川県観音寺市に本社を置く株式会社三興組は、建設DXを積極的に推進しながら土木事業に取り組む地域密着型の建設会社だ。
長年にわたり官公庁工事を中心に香川県内の社会インフラ整備に携わっており、道路・河川・護岸などの土木工事から建築工事まで、幅広く対応している。

(画像元:三興組WEBサイトより引用)
ICT施工の導入により、現場での長時間労働を軽減し、測量や施工、書類作成のプロセスを短時間化・省力化・高精度化することに成功している。
ドローンやレーザースキャナーによる測量、3次元データを連動させたICT建機の自動操縦など、最新の施工方法の追求を続けている。
15. 石井
香川県坂出市に本社を置く株式会社石井は、「住みたくなる町、輝く町、働きたくなる町」をつくることを目指して事業を営む地域総合デベロッパーを自称する企業だ。
土木工事・建築工事・舗装・とび土工・水道施設・解体・塗装・管工事・造園工事に加えて、宅建業・損保業・コンビニ事業まで手がける多彩な事業構成が特徴となっている。

(画像元:石井WEBサイトより引用)
県道の道路改築・トンネル工事を複数工区にわたり連続受注したほか、屋島北嶺展望台再整備工事、津波等対策河川工事など防災・環境分野の実績も豊富だ。
ICTの活用では、3Dスキャナや自動追尾トータルステーションを積極活用し、地元高校のインターンシップでも最新測量機器を体験させるなど、次世代育成にも力を注いでいるところだ。
WRITTEN by
建設土木のICT活用など、
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