徳島県は四国の東端に位置し、香川県と接する北側は讃岐山脈、愛媛県、高知県と接する西側は剣山系の急峻な山地に囲まれている。
紀伊水道へと流れ出る吉野川、県南部の那賀川流域、さらには世界有数の速度を誇る渦潮が湧き起こる鳴門海峡と、豊かな水資源に恵まれた自然環境は、古来から、洪水や土砂災害のリスクと表裏一体となっている。
そのため、治水、砂防、護岸、道路の整備を担う土木建設業に対する需要が絶えず生まれており、江戸時代から続く大規模な吉野川の護岸工事や水害復旧の歴史は、地域の建設業者が災害対応力を磨き続ける原動力ともなってきた。
また、世界で初めて高輝度の青色LEDを製品化した阿南市の日亜化学工業、鳴門市の大塚製薬など、世界的企業を擁しており、工場建設や設備工事の需要も旺盛だ。
世界農業遺産に認定された「にし阿波の傾斜地農耕システム」などへのアクセスインフラや観光施設の整備・維持への需要も高い。
徳島県の県土整備部では、令和5年度から「徳島県インフラDX推進プラン」を進めており、デジタル人材の育成、非接触・リモート型の働き方への転換、3次元データの利活用、i-Constructionの推進の4つを柱に、遠隔臨場・電子契約・BIM/CIM・ICT建機の活用を体系的に推進している。
本記事では、そんな同県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
※記事で紹介する15社は、順位付けを行ったものではなく、県内で活躍する代表的な建設会社を順不同で取り上げたものである。
1882年に創業した株式会社姫野組は、県内随一の歴史と規模を誇る総合建設会社だ。現在の本社は徳島市に置き、神戸市に関西支店も構える。
現在は売上高100億円超、徳島県建設業格付では「土木一式工事」「建築一式工事」ともに継続して1位に輝く大躍進を遂げている。

トップレベルの資格取得支援体制を持っており、1級建築士や、1級施工管理技士、技術士など有資格者が多数在籍。県下随一の技術力を誇る。
国土交通省、徳島県、NEXCO西日本を主要取引先とし、道路・橋梁・トンネル・教育施設・医療福祉施設など、公共インフラを主軸とした元請施工を数多く手がけている。
厚生労働省から建設業では全国初、徳島県内企業としては4社目の「えるぼし」認定(女性活躍推進)を受けており、時短勤務・社員持株制度・利益還元制度の充実にも力を注ぐ。また、2026年には、キャリアデザインプログラムアワードで、インターンシップが「学生推奨プログラム」に選出されるなど、次世代を担う採用活動にも精力的だ。
1906年、鳴門での塩田整備事業を起源として創業した株式会社亀井組は、100年超の歴史を持つ総合建設会社だ。
徳島県鳴門市の本社に加え、徳島市に徳島本店も構える。土木部と建築部を柱に、培ったものづくり技術を活かして持続可能な地域社会を創造する「GCC(グリーンコンストラクションカンパニー)」を目指している。

DXにも積極的で、営業部内に推進室を置き、ドローンによる測量や地形計測システムを導入している。
代表的な施工事例として、鳴門内の海総合公園工事、徳島ヴォルティスクラブハウスなどがある。
徳島県板野郡に本社を置く大徳建設株式会社は、地域に根ざした経験と実績を積み重ね、公共・民間の土木工事、下水道工事、建築工事、建築耐震改修工事に幅広く対応する体制を整えている。
徳島県の土木一式格付けで2026年度に特A等級への昇格を果たすなど技術力への評価が高い。

ICT施工に積極的に取り組んでおり、特に重機施工においてはICT施工を全面的に活用し、日当たり施工量を効率化することに成功している。
小型~大型の重機・車両を多く所有していることから、発生が予想されている南海トラフ巨大地震からの復旧も見据え、スピード施工ができる体制を整えている。
また、厚生労働省によるユースエール認定企業として若手の育成と働き方改革を両立させていることも特徴だ。
兼子建設株式会社は、陸上・海上土木、建築工事に加え、建築資材事業を展開する総合建設会社だ。本社を徳島県板野郡に置き、徳島本店、福山営業所、今切港営業所の4拠点体制で広域展開している。

最大の特徴は、小型・中型では西日本最大級の規模を誇る「若栄丸」船団を自社保有していることで、港湾・河川の浚渫工事において他社にない機動力を発揮している。
陸上土木工事の半数以上が国土交通省発注の元請工事で、吉野川の治水や南海トラフ対策に伴う液状化対策など減災・防災事業を中心に担っている。
徳島県鳴門市に本社を置く吉成建設株式会社は、建築、土木、設計・開発、不動産の各部門を持つ企業だ。
学校・病院・養護老人ホーム・賃貸住宅・保育園など官公庁と民間双方の建築工事、インフラ整備工事を主軸として、耐震補強工事やリフォームにも対応する。

関連会社である株式会社ヨシナリとともに事業を展開しており、大阪支店も構えて広域的な受注体制を整えている。
技術革新による社会発展への寄与と自然との共生の両立を目標に施工に臨む姿勢を経営の軸としている企業だ。
徳島県阿南市を拠点とする岩浅建設株式会社は、徳島県の土木一式格付けで特A等級に選定される県内有数の技術力を誇る総合建設会社だ。
効率追求から環境重視へと変化する土木工事業界の中で「EVERGREEN」の精神を掲げ、持続可能な未来を創造することに挑戦している。
(画像元:岩浅建設WEBサイトより引用)
国土交通省約9割、電源開発(J-POWERジェネレーションサービス)約1割で、ほぼ100%の元請け率で工事を受注している。阿南市周辺の工業地帯や海岸線に近い地の利を活かし、日亜化学工業をはじめとした大手企業の関連工事にも携わってきた実績を持つ。
ICT工法の導入をはじめ、テレワーク会議の推進、完全週休2日制の採用など、働きやすさの向上にも取り組んでいる。
創業から100年以上の歴史を持ち、徳島の玄関口である鳴門市に本社を置く井上建設株式会社は、木造船で石や砂を運ぶ海洋土木を起源とし、戦後の高度経済成長期に総合建設業へと発展してきた。
1985年の大鳴門橋開通工事に参加した実績は、鳴門の地で生まれた建設会社としての誇りを象徴している。

現在は土木・建築事業を柱とし、BCP(事業継続計画)の策定や防災・減災対策にも積極的に取り組んでいる。
さらに、ICT活用や若手育成に力を入れながら、次の100年を見据えた変革を進めているところだ。
徳島県三好市に本社を置く株式会社山全は、「山の全てに携わる」という社名の由来が示す通り、山間部の土木工事に特化した技術と設備を集積してきた総合建設会社だ。
一般土木工事、建築工事に加え、地すべり対策工事、アンカー工事、集排水ボーリング工事など、山地特有の難工事への対応力が際立つ。

愛媛県のほか兵庫県にも営業所を構えているほか、中国・近畿・東北地方まで全国出張施工を行っている。
また、現場のアイデアを製品化するグループ会社株式会社らく~だを設立しており、打設時に手作業のみで、コンクリート表面の気泡痕を大幅に減少させることができる「ピカコン」をはじめ、NETIS登録や特許取得済みの独自技術を全国に発信している点もユニークだ。
自然保護・保全を重視した自然工法への姿勢を貫き、今ある自然を次世代へつなぐエコロジカルな事業展開を続けている。
1927年に創業し、100年近い歴史を持つ株式会社北島組は、吉野川の護岸工事への参画を原点として徳島県内のまちづくりに貢献を続ける総合建設会社だ。
本社を徳島市に置き、土木・舗装・建築・住宅の4事業を展開している。地域社会への貢献を一貫した企業理念としており、県内でいち早く戦後復興に携わったほか、高度経済成長期、現在に至るまで、地元と歩みをともにしてきたことが特徴だ。
ライフワークと位置付ける舗装事業、道路、湾岸、下水道、河川などの土木事業、教育施設や公園施設をはじめとする建築事業のほか、近年では定置式水素ステーションの建設にも参画し、時代のニーズを的確にとらえた事業展開を行なっている。
徳島県阿南市を拠点とする八木建設株式会社は、土木・舗装工事を中心に、公共、法人、個人の幅広い工事に対応する建設会社だ。
最大の特徴は、生産から施工までを自社で一貫して担う体制にあり、中間業者を省くことでスピード・コスト・クオリティーの3点を高い次元で実現している。

土木、舗装工事を軸として、とび・土工工事、浚渫工事、水道施設工事、解体工事にも対応しており、阿南市を中心とした公共インフラ整備に貢献を続けている企業だ。
徳島県阿南市に本社を置く賀上建設株式会社は、公共施設・商業施設・集合住宅・個人住宅まで、幅広い建築実績を有する総合建設会社だ。
地元でJAグリーン中央店や阿南健康作りセンターなどの施工実績を持ち、フランチャイズ「COZY」ブランドによる住宅事業も展開することで、公共から個人まで幅広いニーズに応える事業構造を確立している。

一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士など多数の有資格者を擁し、未来をつくるという誇りを経営の軸に、人との繋がりを大切にした施工を続けている。
徳島県海部郡を拠点とする株式会社大竹組は、南海部エリアを代表する土木建設会社のひとつだ。1921年に設立され、100年以上の歴史を持つ。
国土交通省、徳島県南部総合県民局、徳島河川国道事務所などを主要発注者とし、防波堤補強工事、防災工事、漁港復旧工事を中心に南部沿岸のインフラを守り続けてきた。
i-Constructionの積極的な導入を進めており、工事実績は作品一覧として公式サイトで紹介している。

エコアクション21認証取得、SDGsへの対応と環境配慮型施工を経営の柱とし、健康経営優良法人・ユースエール認定企業として担い手の確保と育成にも先進的に取り組んでいる。
小学生と保護者を対象とした工事現場見学会も恒例となっており、地域に愛される企業として存在感を放っている。
徳島市に本社、小松島市に支店を置く斎藤建設株式会社は、総合建設工事を手がける企業として、建物、道路、橋、インフラなどの幅広いプロジェクトに携わる。
土木・建築・大工・とび土工・石工・鋼構造物・舗装・浚渫・塗装・水道施設・解体の特定建設業許可を取得しており、官公庁工事を多数手がける。

ISO9001(2015年版)とエコアクション21の両認証を取得し、品質管理と環境への責任を組み合わせた施工体制を整えている。
「長い歴史と豊富な経験を持つ専門家チームが、常に新しい技術や手法を追求して革新的アプローチを取り入れる」という理念のもと、今も進化を続けている。
徳島市に本社を置く株式会社フジケン土木は、創業以来、舗装工事を中心とした土木事業を請け負い、地域の環境づくりの一端を担ってきた。
従業員は約10名と少数精鋭で、地域密着型の企業としてまちと歩みを共にしている企業だ。

公共工事では、道路舗装修繕工事、道路新設工事、側溝の施工など道路工事に付随する土木一般工事を手がける。
民間工事では、店舗駐車場の舗装工事のほか、個人宅のエクステリア、外構工事も行なっている。
1902年に創業した老舗企業である佐々木建設株式会社は、徳島県阿波市に本社、徳島市に本店を置く総合建設業者だ。
一般住宅を手掛ける株式会社コウエイハウジングや、大林道路株式会社とのジョイントベンチャーとしてアスファルトの製造販売を手掛ける「阿讃アスコン」からなる佐々木建設グループを形成しており、徳島県内の土木・建設事業者のトップランナーの一社として、地域に大きく貢献していることが特徴だ。

創業時から続けている吉野川の河川工事をはじめ、道路建設、舗装、農業水利といった公共土木工事、学校や病院をはじめとする民間建築工事などを請け負う。
紀伊水道へと流れ出る吉野川、県南部の那賀川流域、さらには世界有数の速度を誇る渦潮が湧き起こる鳴門海峡と、豊かな水資源に恵まれた自然環境は、古来から、洪水や土砂災害のリスクと表裏一体となっている。
そのため、治水、砂防、護岸、道路の整備を担う土木建設業に対する需要が絶えず生まれており、江戸時代から続く大規模な吉野川の護岸工事や水害復旧の歴史は、地域の建設業者が災害対応力を磨き続ける原動力ともなってきた。
また、世界で初めて高輝度の青色LEDを製品化した阿南市の日亜化学工業、鳴門市の大塚製薬など、世界的企業を擁しており、工場建設や設備工事の需要も旺盛だ。
世界農業遺産に認定された「にし阿波の傾斜地農耕システム」などへのアクセスインフラや観光施設の整備・維持への需要も高い。
徳島県の県土整備部では、令和5年度から「徳島県インフラDX推進プラン」を進めており、デジタル人材の育成、非接触・リモート型の働き方への転換、3次元データの利活用、i-Constructionの推進の4つを柱に、遠隔臨場・電子契約・BIM/CIM・ICT建機の活用を体系的に推進している。
本記事では、そんな同県の総合土木・建設業界の最前線にいる15社を紹介する。各社の歴史、特徴的な技術、代表的なプロジェクト、そして最新の取り組みなどを詳しく見ていこう。
※記事で紹介する15社は、順位付けを行ったものではなく、県内で活躍する代表的な建設会社を順不同で取り上げたものである。
1. 姫野組
1882年に創業した株式会社姫野組は、県内随一の歴史と規模を誇る総合建設会社だ。現在の本社は徳島市に置き、神戸市に関西支店も構える。
現在は売上高100億円超、徳島県建設業格付では「土木一式工事」「建築一式工事」ともに継続して1位に輝く大躍進を遂げている。

(画像元:姫野組WEBサイトより引用)
トップレベルの資格取得支援体制を持っており、1級建築士や、1級施工管理技士、技術士など有資格者が多数在籍。県下随一の技術力を誇る。
国土交通省、徳島県、NEXCO西日本を主要取引先とし、道路・橋梁・トンネル・教育施設・医療福祉施設など、公共インフラを主軸とした元請施工を数多く手がけている。
厚生労働省から建設業では全国初、徳島県内企業としては4社目の「えるぼし」認定(女性活躍推進)を受けており、時短勤務・社員持株制度・利益還元制度の充実にも力を注ぐ。また、2026年には、キャリアデザインプログラムアワードで、インターンシップが「学生推奨プログラム」に選出されるなど、次世代を担う採用活動にも精力的だ。
2. 亀井組
1906年、鳴門での塩田整備事業を起源として創業した株式会社亀井組は、100年超の歴史を持つ総合建設会社だ。
徳島県鳴門市の本社に加え、徳島市に徳島本店も構える。土木部と建築部を柱に、培ったものづくり技術を活かして持続可能な地域社会を創造する「GCC(グリーンコンストラクションカンパニー)」を目指している。

(画像元:亀井組WEBサイトより引用)
DXにも積極的で、営業部内に推進室を置き、ドローンによる測量や地形計測システムを導入している。
代表的な施工事例として、鳴門内の海総合公園工事、徳島ヴォルティスクラブハウスなどがある。
3. 大徳建設
徳島県板野郡に本社を置く大徳建設株式会社は、地域に根ざした経験と実績を積み重ね、公共・民間の土木工事、下水道工事、建築工事、建築耐震改修工事に幅広く対応する体制を整えている。
徳島県の土木一式格付けで2026年度に特A等級への昇格を果たすなど技術力への評価が高い。

(画像元:大徳建設WEBサイトより引用)
ICT施工に積極的に取り組んでおり、特に重機施工においてはICT施工を全面的に活用し、日当たり施工量を効率化することに成功している。
小型~大型の重機・車両を多く所有していることから、発生が予想されている南海トラフ巨大地震からの復旧も見据え、スピード施工ができる体制を整えている。
また、厚生労働省によるユースエール認定企業として若手の育成と働き方改革を両立させていることも特徴だ。
4. 兼子建設
兼子建設株式会社は、陸上・海上土木、建築工事に加え、建築資材事業を展開する総合建設会社だ。本社を徳島県板野郡に置き、徳島本店、福山営業所、今切港営業所の4拠点体制で広域展開している。

(画像元:兼子建設WEBサイトより引用)
最大の特徴は、小型・中型では西日本最大級の規模を誇る「若栄丸」船団を自社保有していることで、港湾・河川の浚渫工事において他社にない機動力を発揮している。
陸上土木工事の半数以上が国土交通省発注の元請工事で、吉野川の治水や南海トラフ対策に伴う液状化対策など減災・防災事業を中心に担っている。
5. 吉成建設
徳島県鳴門市に本社を置く吉成建設株式会社は、建築、土木、設計・開発、不動産の各部門を持つ企業だ。
学校・病院・養護老人ホーム・賃貸住宅・保育園など官公庁と民間双方の建築工事、インフラ整備工事を主軸として、耐震補強工事やリフォームにも対応する。

(画像元:吉成建設WEBサイトより引用)
関連会社である株式会社ヨシナリとともに事業を展開しており、大阪支店も構えて広域的な受注体制を整えている。
技術革新による社会発展への寄与と自然との共生の両立を目標に施工に臨む姿勢を経営の軸としている企業だ。
6. 岩浅建設
徳島県阿南市を拠点とする岩浅建設株式会社は、徳島県の土木一式格付けで特A等級に選定される県内有数の技術力を誇る総合建設会社だ。
効率追求から環境重視へと変化する土木工事業界の中で「EVERGREEN」の精神を掲げ、持続可能な未来を創造することに挑戦している。
(画像元:岩浅建設WEBサイトより引用)国土交通省約9割、電源開発(J-POWERジェネレーションサービス)約1割で、ほぼ100%の元請け率で工事を受注している。阿南市周辺の工業地帯や海岸線に近い地の利を活かし、日亜化学工業をはじめとした大手企業の関連工事にも携わってきた実績を持つ。
ICT工法の導入をはじめ、テレワーク会議の推進、完全週休2日制の採用など、働きやすさの向上にも取り組んでいる。
7. 井上建設
創業から100年以上の歴史を持ち、徳島の玄関口である鳴門市に本社を置く井上建設株式会社は、木造船で石や砂を運ぶ海洋土木を起源とし、戦後の高度経済成長期に総合建設業へと発展してきた。
1985年の大鳴門橋開通工事に参加した実績は、鳴門の地で生まれた建設会社としての誇りを象徴している。

(画像元:井上建設WEBサイトより引用)
現在は土木・建築事業を柱とし、BCP(事業継続計画)の策定や防災・減災対策にも積極的に取り組んでいる。
さらに、ICT活用や若手育成に力を入れながら、次の100年を見据えた変革を進めているところだ。
8. 山全
徳島県三好市に本社を置く株式会社山全は、「山の全てに携わる」という社名の由来が示す通り、山間部の土木工事に特化した技術と設備を集積してきた総合建設会社だ。
一般土木工事、建築工事に加え、地すべり対策工事、アンカー工事、集排水ボーリング工事など、山地特有の難工事への対応力が際立つ。

(画像元:山全WEBサイトより引用)
愛媛県のほか兵庫県にも営業所を構えているほか、中国・近畿・東北地方まで全国出張施工を行っている。
また、現場のアイデアを製品化するグループ会社株式会社らく~だを設立しており、打設時に手作業のみで、コンクリート表面の気泡痕を大幅に減少させることができる「ピカコン」をはじめ、NETIS登録や特許取得済みの独自技術を全国に発信している点もユニークだ。
自然保護・保全を重視した自然工法への姿勢を貫き、今ある自然を次世代へつなぐエコロジカルな事業展開を続けている。
9. 北島組
1927年に創業し、100年近い歴史を持つ株式会社北島組は、吉野川の護岸工事への参画を原点として徳島県内のまちづくりに貢献を続ける総合建設会社だ。
本社を徳島市に置き、土木・舗装・建築・住宅の4事業を展開している。地域社会への貢献を一貫した企業理念としており、県内でいち早く戦後復興に携わったほか、高度経済成長期、現在に至るまで、地元と歩みをともにしてきたことが特徴だ。
ライフワークと位置付ける舗装事業、道路、湾岸、下水道、河川などの土木事業、教育施設や公園施設をはじめとする建築事業のほか、近年では定置式水素ステーションの建設にも参画し、時代のニーズを的確にとらえた事業展開を行なっている。
10. 八木建設
徳島県阿南市を拠点とする八木建設株式会社は、土木・舗装工事を中心に、公共、法人、個人の幅広い工事に対応する建設会社だ。
最大の特徴は、生産から施工までを自社で一貫して担う体制にあり、中間業者を省くことでスピード・コスト・クオリティーの3点を高い次元で実現している。

(画像元:八木建設WEBサイトより引用)
土木、舗装工事を軸として、とび・土工工事、浚渫工事、水道施設工事、解体工事にも対応しており、阿南市を中心とした公共インフラ整備に貢献を続けている企業だ。
11. 賀上建設
徳島県阿南市に本社を置く賀上建設株式会社は、公共施設・商業施設・集合住宅・個人住宅まで、幅広い建築実績を有する総合建設会社だ。
地元でJAグリーン中央店や阿南健康作りセンターなどの施工実績を持ち、フランチャイズ「COZY」ブランドによる住宅事業も展開することで、公共から個人まで幅広いニーズに応える事業構造を確立している。

(画像元:賀上建設WEBサイトより引用)
一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士など多数の有資格者を擁し、未来をつくるという誇りを経営の軸に、人との繋がりを大切にした施工を続けている。
12. 大竹組
徳島県海部郡を拠点とする株式会社大竹組は、南海部エリアを代表する土木建設会社のひとつだ。1921年に設立され、100年以上の歴史を持つ。
国土交通省、徳島県南部総合県民局、徳島河川国道事務所などを主要発注者とし、防波堤補強工事、防災工事、漁港復旧工事を中心に南部沿岸のインフラを守り続けてきた。
i-Constructionの積極的な導入を進めており、工事実績は作品一覧として公式サイトで紹介している。

(画像元:大竹組WEBサイトより引用)
エコアクション21認証取得、SDGsへの対応と環境配慮型施工を経営の柱とし、健康経営優良法人・ユースエール認定企業として担い手の確保と育成にも先進的に取り組んでいる。
小学生と保護者を対象とした工事現場見学会も恒例となっており、地域に愛される企業として存在感を放っている。
13. 斎藤建設
徳島市に本社、小松島市に支店を置く斎藤建設株式会社は、総合建設工事を手がける企業として、建物、道路、橋、インフラなどの幅広いプロジェクトに携わる。
土木・建築・大工・とび土工・石工・鋼構造物・舗装・浚渫・塗装・水道施設・解体の特定建設業許可を取得しており、官公庁工事を多数手がける。

(画像元:斎藤建設WEBサイトより引用)
ISO9001(2015年版)とエコアクション21の両認証を取得し、品質管理と環境への責任を組み合わせた施工体制を整えている。
「長い歴史と豊富な経験を持つ専門家チームが、常に新しい技術や手法を追求して革新的アプローチを取り入れる」という理念のもと、今も進化を続けている。
14. フジケン土木
徳島市に本社を置く株式会社フジケン土木は、創業以来、舗装工事を中心とした土木事業を請け負い、地域の環境づくりの一端を担ってきた。
従業員は約10名と少数精鋭で、地域密着型の企業としてまちと歩みを共にしている企業だ。

(画像元:フジケン土木WEBサイトより引用)
公共工事では、道路舗装修繕工事、道路新設工事、側溝の施工など道路工事に付随する土木一般工事を手がける。
民間工事では、店舗駐車場の舗装工事のほか、個人宅のエクステリア、外構工事も行なっている。
15. 佐々木建設
1902年に創業した老舗企業である佐々木建設株式会社は、徳島県阿波市に本社、徳島市に本店を置く総合建設業者だ。
一般住宅を手掛ける株式会社コウエイハウジングや、大林道路株式会社とのジョイントベンチャーとしてアスファルトの製造販売を手掛ける「阿讃アスコン」からなる佐々木建設グループを形成しており、徳島県内の土木・建設事業者のトップランナーの一社として、地域に大きく貢献していることが特徴だ。

(画像元:佐々木建設WEBサイトより引用)
創業時から続けている吉野川の河川工事をはじめ、道路建設、舗装、農業水利といった公共土木工事、学校や病院をはじめとする民間建築工事などを請け負う。
WRITTEN by
國廣 愛佳
創業支援や地域活性を行う都内のまちづくり会社に勤務後、2019年よりフリーランス。紙面やwebサイトの編集、インタビューやコピーライティングなどの執筆を中心に、ジャンルを問わず活動。四国にある築100年の実家をどう生かすかが長年の悩み。
建設土木のICT活用など、
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