
- スマホ測量時代に欠かせないモバイルバッテリー
- スマホ測量で重視すべきモバイルバッテリーの選び方
-
【用途別】建設現場におすすめのモバイルバッテリー製品
- MagGo On Ultra Slim 5,000mAh / MATEECH【持ち運び重視】
- PowerBank (10,000mAh 22.5W) / Anker【持ち運び重視】
- SMARTCOBY EX03 プラグ&ケーブル / CIO 【持ち運び重視】
- SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20,000mAh / CIO 【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】
- Nexode 巻き取り式ケーブル内蔵 (20,000mAh 165W) / UGREEN 【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】
- PowerBank (20,000mAh 87W ビルトインUSB-Cケーブル) / Anker【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】
- BoostCharge Pro 3ポート (65W 20,000mAh) / Belkin 【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】
- PowerBank (30W Fusion Built-in USB-Cケーブル) / Anker 【出張・遠方現場向け:プラグ内蔵型】
- 飛行機でのモバイルバッテリー持ち込みに関する注意事項
- スマホ測量の本命アプリ「OPTiM Geo Scan」でバッテリー活用を最大化
- モバイルバッテリー選びの最終チェックポイント
- まとめ:測量業務に最適なモバイルバッテリーを選ぼう
スマホ測量時代に欠かせないモバイルバッテリー
建設現場におけるDX化が進む中、スマートフォンやタブレットを活用した測量業務が急速に普及している。
従来の測量機器と比較して手軽に使用できるスマホ測量だが、長時間の現場作業では「バッテリー切れ」という深刻な問題に直面する。

特にGPSやカメラを常時稼働させるスマホ測量アプリは、想像以上にバッテリーを消費する。
測量作業中にバッテリーが切れてしまえば、せっかく現場まで足を運んでも作業を中断せざるを得ない。
こうした事態を避けるため、現場で活躍するモバイルバッテリーの選び方と、用途別のおすすめ製品をデジコン編集部が徹底解説する。

本記事では、最新のモバイルバッテリー市場を調査し、建設現場での使用シーンに応じた最適な製品を紹介する。
日常的な測量業務から、遠方の現場への出張まで、あらゆるシーンに対応できる製品選びの参考にしていただきたい。
スマホ測量で重視すべきモバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーを選ぶ際には、建設現場特有の使用環境を考慮する必要がある。以下、押さえておくべき7つのポイントを解説する。

1. バッテリー容量(mAh)
モバイルバッテリーの容量は「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位で表示される。この数値が大きいほど多くの充電が可能だ。
《 測量業務における容量の目安 》
- 5,000mAh:iPhone 1回分程度の充電。短時間の現場作業向け
- 10,000mAh:iPhone 1.5〜2回分の充電。日常的な測量業務に最適
- 20,000mAh:iPhone 2.5〜3回分の充電。長時間作業や複数デバイスの充電に対応
ただし注意すべきは、モバイルバッテリーには充電時のロスが発生するため、表示容量をそのまま使えるわけではないという点だ。
実際に使用できる「定格容量」は表示の55〜65%程度と考えておくべきである。
例えば20,000mAhのバッテリーの場合、実際の定格容量は11,000〜13,000mAh程度となる。
このため、充電したいデバイスの容量よりも大きめの容量を選ぶことが推奨される。
2. 出力(W)
出力の数値が高いほど充電速度が速くなる。現場での作業効率を考えると、できるだけ高出力のモデルを選ぶべきだ。

スマホ測量での測量作業中は、バッテリー残量を気にしながらの作業となる。
モバイルバッテリーを接続して充電しながら測量アプリを使用する場合、低出力のバッテリーでは充電が追いつかず、バッテリー残量が減り続けることもある。
- 20W以上:最近のスマートフォンの急速充電に対応
- 30W以上:タブレットやノートPCの充電も可能
- 65W以上:複数デバイスの同時充電や、ノートPCの本格的な充電に対応
- 100W以上:MacBook ProやWindows ノートPCなどの高出力デバイスにも対応
iPhone 16の最大充電速度は26Wであるため、20W以上の出力があれば測量業務においては十分といえる。
3. サイズと重量
建設現場では、測量機器や図面、安全装備など、多くの荷物を持ち運ぶ必要がある。
モバイルバッテリーはできるだけコンパクトで軽量なものを選びたい。
特に薄型のモデルは作業着のポケットに入れても違和感が少なく、現場での機動性を損なわない。

日常的な現場巡回や短時間の測量作業であれば、5,000〜10,000mAhの小型モデルで十分対応可能だ。
一方、長時間の測量作業や複数デバイスを使用する場合は、多少重くても20,000mAhクラスの大容量モデルを選ぶべきである。
4. ポート数と同時充電
測量業務では、スマートフォンだけでなくタブレットや通信機器など、複数のデバイスを同時に使用することも多い。
2〜3ポートあるモデルを選べば、休憩時に複数のデバイスを同時充電できて効率的だ。
《 注意点 》
複数ポートを同時使用すると、各ポートへの出力が分散される。例えば最大出力30Wのバッテリーで2ポートを使用すると、各ポートは15Wずつの出力になる。高出力が必要なデバイスを充電する場合は、単独ポート使用時の出力値を確認しておくことが重要だ。
複数ポートを同時使用すると、各ポートへの出力が分散される。例えば最大出力30Wのバッテリーで2ポートを使用すると、各ポートは15Wずつの出力になる。高出力が必要なデバイスを充電する場合は、単独ポート使用時の出力値を確認しておくことが重要だ。
5. デバイスへの充電方法
モバイルバッテリーからデバイスへの充電方法は、主に以下の2種類がある。
ケーブル式:
従来からある方法で、USB-CやUSB-Aケーブルを使用する。最近では、ケーブルが内蔵されたモデルも増えており、ケーブルの持ち忘れを防げる。
MagSafe(ワイヤレス)式 :
iPhone 12以降に対応したマグネット式のワイヤレス充電。ケーブル不要でスマホ背面に貼り付けるだけで充電できるため、測量作業中も片手で操作しやすい。ただし、充電速度はケーブル式より遅い傾向にある。
従来からある方法で、USB-CやUSB-Aケーブルを使用する。最近では、ケーブルが内蔵されたモデルも増えており、ケーブルの持ち忘れを防げる。
MagSafe(ワイヤレス)式 :
iPhone 12以降に対応したマグネット式のワイヤレス充電。ケーブル不要でスマホ背面に貼り付けるだけで充電できるため、測量作業中も片手で操作しやすい。ただし、充電速度はケーブル式より遅い傾向にある。
6. 本体の充電方法
モバイルバッテリー自体の充電方法も重要なポイントだ。
USB-Cケーブル充電:
一般的な充電方法。ケーブルを持ち運ぶ必要がある。
プラグ内蔵型:
本体にコンセントプラグが付いており、直接壁のコンセントに挿して充電できる。充電器としても使用できるモデルもあり、出張時の荷物を減らせる。
一般的な充電方法。ケーブルを持ち運ぶ必要がある。
プラグ内蔵型:
本体にコンセントプラグが付いており、直接壁のコンセントに挿して充電できる。充電器としても使用できるモデルもあり、出張時の荷物を減らせる。
7. パススルー充電機能
モバイルバッテリーを充電しながら、接続したデバイスも同時に充電できる機能だ。

遠方の現場では、限られたコンセントで複数のデバイスを充電する必要があるため、この機能の有無は重要である。
最近のモデルにはほぼ標準搭載されているが、一部の低価格モデルには非対応のものもあるため、購入前に確認が必要だ。
【用途別】建設現場におすすめのモバイルバッテリー製品
使用シーンに応じて、最適なモバイルバッテリーは異なる。ここでは、デジコン編集部が厳選した用途別のおすすめ製品を紹介する。
MagGo On Ultra Slim 5,000mAh / MATEECH【持ち運び重視】
日常的な現場巡回や短時間の測量作業には、5,000〜10,000mAhクラスの小型軽量モデルが適している。

《 ポイント 》
- 価格:約8,000円
- 厚さわずか6.9mmの世界最薄クラス
- 軽量コンパクトで作業着のポケットに入れても気にならない
- MagSafe対応でケーブル不要
- iPhone 1回分の充電が可能
こんな現場におすすめ:短時間の測量作業や、日常的な現場確認でスマホを使用する場合。薄型なので作業の邪魔にならず、測量中もスマホに装着したままで使用できる。

注意点:容量が5,000mAhと少なめなため、長時間の測量作業には不向き。また、日本メーカーのため信頼感はあるものの、在庫切れが発生しやすい点にも注意が必要だ。
PowerBank (10,000mAh 22.5W) / Anker【持ち運び重視】

《 ポイント 》
- 価格:約4,500円と圧倒的なコストパフォーマンス
- ストラップ型ケーブル内蔵でケーブル不要
- カラーバリエーション豊富
- 10,000mAhの実用的な容量
こんな現場におすすめ: 予算を抑えつつ実用的なバッテリーが欲しい場合。信頼性の高いAnker製で、初めてモバイルバッテリーを購入する方にもおすすめだ。
注意点:パススルー充電機能が非搭載。この価格帯では仕方ない部分ではあるが、宿泊を伴う出張時には不便を感じる可能性がある。
SMARTCOBY EX03 プラグ&ケーブル / CIO 【持ち運び重視】

《 ポイント 》
- 価格:約5,500円
- ケーブル内蔵でケーブルを持ち運ぶ必要がない
- プラグ内蔵で充電器としても使用可能
- 出力も高くMacBook Airの充電も可能
- 容量8,000mAh
- Ankerと比較して価格が安い

こんな現場におすすめ:出張が多く、充電器とモバイルバッテリーを兼用したい場合。これ一台で充電器としてもモバイルバッテリーとしても使える利便性が高い。
SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20,000mAh / CIO 【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】

《 ポイント 》
- 価格:約10,000円
- USB-C内蔵ケーブルとポートが最大100W出力に対応
- NovaIntelligence機能で接続デバイスに応じて自動的に出力を最適化
- 本体充電時間が1時間10分と高速
- パススルー充電対応
- 厚さ約26mmのスリムデザイン
- 重量405g
こんな現場におすすめ:サイズと性能のバランスが最も優れたモデル。ノートPCとスマホの同時充電も可能で、測量業務だけでなくCADソフトの現場確認など、幅広い用途に対応できる。

20,000mAhクラスの中で最もバランスが良く、建設現場での使用に最適なモデルといえる。100W出力により、ノートPCでの図面確認や3Dモデルのチェックにも対応できる汎用性の高さが魅力だ。
Nexode 巻き取り式ケーブル内蔵 (20,000mAh 165W) / UGREEN 【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】

《 ポイント 》
- 価格:約14,000円
- 2ポート合計165Wの圧倒的な出力
- 巻き取り式ケーブル(最長65cm)で長さ調整が可能
- リアルタイム電力曲線表示機能
- ディスプレイで各ポートの出力とバッテリー残量を詳細に確認可能
- パススルー充電対応
こんな現場におすすめ: ノートPC 2台を同時に急速充電できるパワフルさが特徴。大規模な測量プロジェクトで複数のデバイスを運用する場合や、現場事務所での使用に最適だ。

注意点: 重量533gと500mlペットボトルより重く、サイズも大きめ。日常的な持ち運びには不向きだが、車での移動が前提の現場では問題ない。
PowerBank (20,000mAh 87W ビルトインUSB-Cケーブル) / Anker【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】

《 ポイント 》
- 価格:約8,000円
- 内蔵ケーブルとUSB-Cポートが最大65W出力
- 2ポート合計87Wで複数デバイスの同時充電が可能
- 重量424gと比較的軽量
- 価格7,990円とコストパフォーマンスに優れる
こんな現場におすすめ:価格を抑えつつ実用的な大容量バッテリーが欲しい場合。MacBook Air 2台の同時充電も可能で、測量チームでの共用にも向いている。

注意点:パススルー充電非対応。また、3ポート同時使用時は内蔵ケーブル側に60W、残りの2ポートで20Wを分配する仕様のため、高出力デバイスは内蔵ケーブル側に接続する必要がある。
BoostCharge Pro 3ポート (65W 20,000mAh) / Belkin 【長時間作業・複数デバイス向け / 大容量】

《 ポイント 》
- 価格:約10,000円
- 重量385gと20,000mAhクラスで最軽量
- 体積も289.5cm³と小型
- 大型ディスプレイで視認性が高い
- フル充電までの残り時間表示機能
こんな現場におすすめ: 携帯性を重視しつつ大容量が欲しい場合。20,000mAhクラスの中で最も持ち運びやすく、徒歩での現場移動が多い場合に最適だ。

注意点: 最大出力が65Wとやや控えめ。また、パススルー充電非対応で、価格が11,099円とやや高め。
PowerBank (30W Fusion Built-in USB-Cケーブル) / Anker 【出張・遠方現場向け:プラグ内蔵型】

《 ポイント 》
- 価格:約5,000円
- トップクラスにコンパクトなプラグ内蔵型
- 出力30WでiPhone、iPad、MacBook Airに対応
- パススルー充電対応
- 充電器としてもモバイルバッテリーとしても使える
こんな現場におすすめ: 出張時の荷物を最小限にしたい場合。充電器とモバイルバッテリーを兼ねるため、これ一台で完結できる。飛行機での移動が多い測量技術者に最適だ。
飛行機内の新ルール(2025年7月8日施行)により、機内ではモバイルバッテリーを常に確認できる場所に置く必要がある。
このモデルはコンパクトなため、シートポケットにも収まりやすく、遠方現場への移動が多い方におすすめだ。
飛行機でのモバイルバッテリー持ち込みに関する注意事項
遠方へ飛行機で移動する際には、モバイルバッテリーの取り扱いルールに注意が必要だ。
2025年7月8日からの新ルール
国内外で機内に持ち込んだモバイルバッテリーが原因で発煙・発火の事例が多発したことを受け、2025年7月8日から新たな規則が施行された。
《 新ルールの内容 》
- モバイルバッテリーを機内に持ち込む際は、座席上の収納棚には入れてはならない
- 常に確認できる場所(手元またはシートポケット)に保管する必要がある
この新ルールにより、できるだけスリムで小さいモバイルバッテリーを選ぶことが、より重要になったといえる。

機内持ち込みの基本ルール
- モバイルバッテリーは手荷物として機内持ち込みのみ可能(預け入れ荷物には入れられない)
- 容量制限:160Wh(約43,000mAh)以下
- 100Wh(約27,000mAh)を超える場合は航空会社への事前申告が必要
今回紹介した20,000mAhクラスのモバイルバッテリーは全て機内持ち込み可能な範囲内だが、シートポケットに収まるサイズかどうかを事前に確認しておくことを推奨する。
スマホ測量の本命アプリ「OPTiM Geo Scan」でバッテリー活用を最大化
モバイルバッテリーを最大限に活用するためには、高精度かつ効率的な測量を実現できるアプリの選定も重要だ。
ここでは、建設業界で急速に普及しているスマホ測量アプリ「OPTiM Geo Scan」を紹介する。
OPTiM Geo Scanとは?
スマホ測量アプリ「OPTiM Geo Scan」は、LiDARセンサー搭載のiPhoneとGNSSレシーバーを組み合わせた3次元測量アプリだ。

従来は熟練技術者が2人以上必要だった測量作業を、新入社員でも1人で簡単に行えるよう設計されている。
建設現場での3つのメリット
- 圧倒的な作業効率化
トータルステーション(TS)を用いた従来の測量と比較して、測量作業時間を最大90%削減できる。800㎡の小規模現場では、従来数時間かかっていた測量作業が数十分で完了するケースも報告されている。
これは、モバイルバッテリーの消費という観点でも大きなメリットだ。
作業時間が短縮されることで、バッテリー消費も抑えられ、より長時間の現場作業が可能となる。 - 国交省基準に準拠した高精度測量
±50mmの測量精度を実現し、国土交通省が定める「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」に準拠している。
起工測量だけでなく、中間出来高測量、出来形測量など、あらゆる工程で活用できる信頼性を備えている。
NETIS(新技術情報提供システム)にも登録されており(登録番号:QS-210050-VE)、公共工事での使用実績も豊富だ。 - コスト削減とワンマン測量の実現
ドローンやレーザースキャナーと比較して、作業コストを最大80%以上削減できる。高価な測量機器を複数人で操作する必要がなく、スマートフォンで撮影するような感覚で誰でも測量が可能だ。
充実した関連機能
- OPTiM Geo Point(※Geo Scanを契約すると無料)
GNSS測量と杭打ちを1人で実施できる機能。CAD図面上の点をタップするだけで、現場での位置出しや丁張設置が可能になる。トータルステーションを使った従来の手法と比較して、工数を97%削減できたという事例もある。 - OPTiM Geo Design(※Geo Scanを契約すると無料)
取得した座標データから、平面線形や縦横断図を作成できる図化アプリ。DXF形式、シェープファイル形式での出力に対応しており、既存のCADソフトとの連携もスムーズだ。 - Geo Scan Supreme(NEW)
2025年7月にリリース。Geo Scan Advanceの後継モデルで、ミリ単位の精度での測量を実現。地上型レーザースキャナーのように広範囲の3次元データを一度に取得可能。
バッテリー選びとの関係
スマホ測量アプリは、GPSやLiDARセンサー、カメラを同時に稼働させるため、通常のスマホ使用よりも多くのバッテリーを消費する。
しかし、OPTiM Geo Scanのような効率的なアプリを使用することで
- 測量作業時間が短縮され、トータルのバッテリー消費が減少
- 現場での即座にデータ確認が可能で、測量のやり直しを防げる
- クラウド連携により、データ転送の待ち時間を最小化
これらの要素が組み合わさることで、モバイルバッテリーの容量をより有効に活用できる。
実際の使用シーン例
10,000mAhのモバイルバッテリーを使用した場合、OPTiM Geo Scanでの測量作業は約3〜4時間の連続使用が可能だ(使用環境による)。小規模現場であれば、1日の作業を余裕を持ってカバーできる。
大規模現場や複数の現場を回る場合は、20,000mAhクラスのバッテリーとの組み合わせで、丸一日の測量業務に対応できる。
モバイルバッテリー選びの最終チェックポイント
購入前に確認しておきたい項目をまとめる。
信頼できるメーカーを選ぶ
建設現場では、測量データという重要な情報を扱うスマートフォンやタブレットを充電する。
安価な無名メーカーの製品は、発火リスクや充電トラブルの可能性があるため避けるべきだ。
《 推奨メーカー 》
- Anker(アンカー):モバイルバッテリー市場のトップブランド
- CIO(シーアイオー):日本の新興メーカーでコスパに優れる
- MATEECH(マテック):日本企業で品質重視
- UGREEN(ユーグリーン):高出力モデルに強み
- Belkin(ベルキン):老舗の周辺機器メーカー
発売時期を確認する
モバイルバッテリーの技術は日々進化している。
各メーカーは軽量化・高出力化・小型化を競っているため、できるだけ新しいモデルを選ぶことで、より優れた性能を得られる可能性が高い。
バッテリー残量表示の有無
現場での作業効率を考えると、バッテリー残量を1%単位で確認できるデジタル表示があると便利だ。
LEDインジケーターだけのモデルは、正確な残量が分からず不安になることがある。

今回紹介した20,000mAhクラスのモデルは全てデジタル表示に対応しているが、小型モデルの中には非対応のものもあるため、購入前に確認しておきたい。
まとめ:測量業務に最適なモバイルバッテリーを選ぼう
建設現場のDX化において、スマホ測量は避けて通れない技術となっている。OPTiM Geo Scanのような高精度かつ使いやすいアプリと、本記事で紹介したモバイルバッテリーを組み合わせることで、現場の生産性は飛躍的に向上する。
特に人手不足が深刻化する中、新入社員でも即戦力として測量業務を担当できる環境を整えることは、企業の競争力強化に直結する。
モバイルバッテリーという一見小さな投資が、現場全体の効率化につながることを、ぜひ実感していただきたい。
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