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デジコン編集部 2026.4.13

掘削から土運船への積込みまで7工程をフル自動化。ワキタが既存グラブ浚渫船に後付けで自動施工機能を付与するシステムを提供開始

CONTENTS
  1. 旋回・巻き下げ・掘削・積込みまでの7工程を一連の反復動作として自動実行
  2. i-Construction2.0が掲げる港湾工事自動化に即応。若手育成コストの削減にも貢献
ワキタ(大阪市西区)は2026年4月10日、グラブ浚渫船に自動施工機能を付与する「グラブ浚渫船自動化システム」の提供を開始した。

自社の汎用遠隔操縦装置「XAURS」で培ったノウハウをベースに、各船に合わせた遠隔操縦装置と自動制御ソフトを組み合わせることで、既存のグラブ浚渫船に後付けで自動化機能を実装できる。

旋回・巻き下げ・掘削・積込みまでの7工程を一連の反復動作として自動実行


本システムが自動化する主要動作は計7工程だ。「計画掘削位置への旋回→バケット巻き下げ→掘削(バケット閉じ)→バケット巻き上げ→積込位置(土運船)への旋回→土運船への積込(バケット開き)→次の計画掘削位置への旋回」をシームレスに繰り返し実行する。


長時間にわたる単純な反復操作をシステムが代行することでオペレーターの疲労を大幅に軽減し、人による操作のばらつきをなくすことで一定のサイクルタイムと施工精度を維持し続ける。

移動・旋回動作の最適化による省エネ・燃料費削減効果も見込まれ、操縦データのロギング機能も備えているため将来的な自律運転に向けたデータ活用にも対応する。

i-Construction2.0が掲げる港湾工事自動化に即応。若手育成コストの削減にも貢献


本システムは国土交通省i-Construction2.0で掲げる港湾工事の自動化要求にも対応しており、熟練オペレーターへの依存解消と若手技術者の育成コスト低減にも寄与する。

後付けで既存船に適用できる点と、各船の操縦環境に合わせたカスタマイズが可能な点が現場導入のハードルを下げており、多様な現場への展開を順次進めていく方針だ。



参考・画像元:株式会社ワキタ プレスリリースより 
 


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デジコン編集部

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