ツール紹介
デジコン編集部 2026.3.16

LINEで写真・音声を送るだけで日報・請求書をAI自動生成。「ツクノビAIクラウド」が事前登録開始

CONTENTS
  1. DX導入率16%。「人が入力するSaaS」では解決できなかった壁
  2. 「送る」と「確認する」だけ。4つのAI機能をLINEで完結
株式会社NITACO(東京都渋谷区)は2026年3月16日、建設業の事務作業をAIが代行するサービス「ツクノビAIクラウド」の事前登録を開始した。

LINEに現場写真や音声メモを送るだけで、日報・請求書・原価管理・見積書をAIが自動生成する。

新たなアプリのインストールやアカウント登録は不要で、月額0円のFREEプランから利用できる。

DX導入率16%。「人が入力するSaaS」では解決できなかった壁


建設業のDX導入率は全産業で最低水準の約16%にとどまり、国内の建設業許可業者約48.4万社のうち47万社超がDX未導入のままだ。

その最大の障壁は「現場の職人にITツールを覚えさせることの難しさ」にある。既存の建設業向けSaaSはUIを改善しても「人がシステムに入力する」構造が変わらず、現場で働く職人が帰宅後にPCを開いて書類を作成する余裕はない。

2024年4月に建設業へも適用された時間外労働の上限規制により、「昼は現場、夜は書類」という従来のワークスタイルは限界を迎えている。

就業者数もピーク時の685万人から479万人へと約30%減少しており、限られた人員で事務負担を削減するには「AIが入力を代行する」仕組みが必要だとNITACOは判断した。

「送る」と「確認する」だけ。4つのAI機能をLINEで完結


ツクノビAIクラウドが搭載するのは、日報AI・請求AI・原価管理AI・見積AIの4機能だ。

現場で撮影した写真をLINEに送れば日報が自動完成し、請求書の写真を送れば現場別の原価に自動計上される。

音声メモを送れば内容をAIが解析して該当書類に自動反映。ユーザーが行う操作は「LINEに送る」と「出来上がった書類を確認する」の2つだけで、ITに不慣れな職人でも導入初日から使いこなせる設計となっている。

料金プランは一人親方向けのFREE(月額0円)からLITE(4,980円)・LIGHT(9,800円)・STANDARD(29,800円)・ENTERPRISE(79,800円〜)まで5段階を用意。企業規模に応じた選択が可能で、事前登録した企業には優先アクセスが案内される。





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デジコン編集部

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